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3 「選ばれし使徒」「汚れなき聖女」

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匿名ユーザー

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3 「選ばれし使徒」「汚れなき聖女」



■背景:
君には幼い頃から不思議な力があった。
最初にそれを使ったのは、怪我をして死にかけていた子犬だった。
君が手をかざすと、子犬の傷は治り、子犬は尾を振りながら君の顔を舐めた。
誰も持っていない君だけの能力を、君は親に見せてあげた。
しかし君の予想に反して、両親は厳しい顔でその力を使うのを禁じた。

ある日、村の近くが戦場になった。
大怪我を負い、苦しげにうめく村人を放って置く事は出来なかった。
君は禁じられていた力を使った。
まるで、そうすることが使命であるかのように・・・
その村人と家族は君に感謝した。
君は嬉しかった。
認められたと思った。

そしてある日、その男たちがやって来たのだ。
「君のその『奇跡』を、ぜひとも多くの民の為に使って欲しい」と。
両親はなぜか泣いていた。

「うちの子を連れていかないで!」

そう言っていたように聞こえたが、よく覚えていない。


・・・君は今、忙しい日々を送っている。
「君の起こす『奇跡』は、多くの人を助けているのだ」
その言葉を盲目的に信じて・・・。



■解説:
 一言でいうと「超能力者」です。
回復魔法が存在しない「マグノリア」の世界において、傷を癒したり、逆に相手を傷つけたりできる「奇跡」を起こせる能力を先天的に所有しています。

「法王庁」側に属する者は「使徒」「聖者」となりますが、それ以外は「異端」とみなされます。
基本的に「法王庁」に属し、味方の傷を癒します。
それは間違いではありません。
しかし、「奇跡」により傷が癒えた聖騎士・異端審問官によって、逆に傷つく人間が存在する事を「能力者」は気がついていません。(あるいは意図的に隠されています)

 戦争が持つ矛盾に気がついた時、「能力者」はどういう行動を取るでしょうか?

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