アットウィキロゴ
マグノリア@Wiki
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

マグノリア@Wiki

6 「猟犬」(ヘルハウンド)

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
6 「猟犬」(ヘルハウンド)
 

■背景:
水の詰まった袋が割れるような音がして、教会の床、壁、そして天井、あらゆる場所が赤く染められていった。
人数的には圧倒的な差があった。
例えそれが元異端審問官であったとしても、相手は一人のはずだった。
しかし奴は、その状況を認識すると、赤黒い闇の中でにたりと笑った。

「くそっ!・・・憑かれてやがる! 化け物め!」
「だ、駄目です。退きましょう!」

その僅か数分の間で、味方の数は当初の5分の1にまで減らされていた。
みな浮き足立っていた。

 突然、扉が開け放たれ、無慈悲に輝く月光と共に、二つの人影が現れた。
一つは女の、一つは男のもの。
 胸に異端審問官の聖印を持つ女が、教会の内部の惨状に視線を走らせた後、口を開いた。
「なるほど。確かに憑かれているな。これより目標を『異端』と認識する。・・・そうだな、拘束封印の解除を40%まで承認する。・・・出番だ。」
「かかかかっ・・・人使いが荒いなぁ。」
女の言葉を受けて、長身の男は炎を挟んで対面する「異端」と同じ笑いを浮かべた。
「人では無いだろう、お前は。」
「かかっ!・・・確かに。」
苦笑交じりに言葉を返された女の言葉に、男はもう一度笑った。
「'法王庁特別区'でこれだけの事をやらかしてくれたんだ。・・・連中にはもう一度思い出させる必要があるだろう。'法王庁'がいかなる存在であるかを・・・な。」
女は気怠げに髪を掻き上げ、続けて言った。
「片付けろ。」
「了解した。」
鋼鉄を思わせる女の命令に、男が満面の笑みと共に頷くと、闇の中で銀の瞳が光った。
そして、無造作に間合いを詰め、歩く。
「かかかっ・・・悪く思うなよ。私にも色々と事情がある。」

「や、やつらは・・・?」
「き、聞いた事がある。法王庁は異端審問官とは別に'悪魔を噛み殺す猟犬'を飼っていると・・・」

そして、'化け物'同士の殺し合いが始まった。



■解説:
 法王庁が、より強力な「異端」と対峙する為に「異端」の技術を用いて創造された'堕天の槍'、それが「猟犬」です。
 「法王庁の手駒」という点では「罪人」と同様ですが、あなたは「異端」の特殊能力を有しています。
そのため、猟犬にはその能力を制御するための'拘束封印'が法王庁の「遺失技術管理室」によって施されています。

あなたはその力を、どのようにして手に入れたのでしょうか?
法王庁によって'適正あり'と判断され、強制的に「悪魔」の体組織を移植されたのかもしれませんし、ある目的のため、あなたが自ら志願したのかもしれません。
 また、偶然によって(あるいは、第三者の意図によって)悪魔と接触し同化したあなたを、法王庁が捕獲したのかもしれません。

 あなたは自分の身体を、力を呪っているでしょうか?
 誇っているでしょうか?
 いずれにせよ、戦いを続けていく上で「考える事」を放棄する事は、「悪魔」と同じ事であることを覚えておいて下さい。

また'背景'に登場する「猟犬」は、「悪魔(第4章 4-6参照)」の能力を所有していますが、マスターの承認があれば、他の「異端」の能力を所有していても構いません(AF能力が内蔵されたオートマター等)。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー