案2:「神器編:遭遇」
・キールベイン、タイムベント後(直後?)白き腕と遭遇
ロベール「そうか…お前が来たか、キールベイン」
キールベイン「’白き腕’!!(身構える)」
ロベール「良い顔つきになった。時を超えるのは難儀だったろう」
キールベイン「!なぜそれを…」
ロベール「時を超えた者は、時の流れが彼の目を覆っていたものを剥がす権利がある。ただしその覆の自覚すらないのなら、今私が剥がしてやろう」
ロベール「長くなるが聞け。我が名はロバート・エリックJr.。
第9502回地球外移民船団護衛艦隊所属、航宙巡洋艦『ユグドラシル』乗組員、同艦海兵隊第三および第四大隊長。
我が父クラーク=ロバート・エリックは同船団惑星環境適正型移民船『方舟』船長であり、我が名はその偉大な人物に由来する」
キールベイン「な…何を言ってるんだ」
以下まとめるのがめんどいのでべらべら喋る
ロベール「ユグドラシル海兵隊員は平時において船団の航行中の安全確保を、戦時においては敵陣地への突入と最前線の構築を任務とし、これを遂行するため、他種乗組員に優先し代々の遺伝子改造と手術によって不老・不死の肉体特性を得ている。…私が『このような存在である理由』はすべて『このため』である」
「『方舟』の上級船員はこの不老・不死に加えて不滅の肉体特性を得ている。上級船員とは、方舟を統治する幹部船員の構成とほぼ等しい」
「この槍の真の名は‘時空を貫くもの’。移民船団を支える技術の根幹。錬金術の起源樹(セフィロト)。その正体は隣接する別宇宙からの訪問者にして、敵対者、協力者、観察者。融合と創造の力をもち、我々の祖先が‘外なる混沌の神(アナザーカオス)’と呼んだものの一体」
「上級船員の肉体にはアナザーカオスが融合している。おまえたちが‘悪魔の目’と呼ぶものの原理と同一であり、その目的を完全に達成したものだ」
「上級船員を滅ぼすことができるのは同じアナザーカオスのみであり、船員に何らかの問題が起きた際、これに対処するのが海兵隊の真の任務であった」
「しかし隊員のほとんどは旧王国期の戦争で互いに滅んだ。上級船員の生き残りであるマクシミリアンらも歴史の舞台から降りた。目障りな存在が消え、その後にベルザインが目覚めた」
「方舟の上級船員であるベルザインを葬れるのは、この星においては私とこの‘神器’ダーマシュ、そして同様の武器を操る者」
「だが方舟の戦力…を打ち破る力は私にもこの時代の法王庁にもない。槍が届かねば、ベルザインを殺すことはできない」
「武器と使い手を探し出し、集め、これを護れ。
我ら海兵隊の血を継ぐ白き腕は生まれながらにしてユグドラシルの生んだ超武器を使いこなす。グングニル。スレイプニル。ミーミルの腕輪。巨神。竜。魔法。奇跡」
「我が同胞、アッシュ…アシュター・ヴェニデの遺体を探せ。狂戦士アシュターはヘルデ山脈の戦闘で獲物の竜とともに氷塊の中に沈んだが、遺体の近くに彼の槍があるはずだ。巨龍をも屠る狂戦士の神槍が。覚えているか?私とお前とその仲間が邂逅した雪山だ」
「お前も知らぬ名ではない。この世界では‘竜殺しのアスタール’、またの名を‘聖アストラエル’」