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舞台裏:法王庁時代

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4・法王様、目覚める

北天時代の末期、機能停止中の方舟で一人の「管理者」が目覚める。

男の名はマクシミリアン。
マクシミリアンは、以下の状況を確認する。
・自身の覚醒が
数百年遅れた事
・テラフォーミングの失敗、
・方舟の技術と知識の喪失と不完全な形で流出
・「母性」及び「
星間航海時代」の記憶を持つ者たちの消滅
・生き残った移民たちは数世紀にわたり争いを続けている事

マクシミリアンの思考プロトコルには「武力による統率」「強力な個による力による支配」という解決手段はない。
人類がこの環境で生存していくために、マクシミリアンは最善の選択をする。
「武力」「英雄」よりもでもない、強力かつ平和的な力、すなわち
『宗教』による統治であった。

残された方舟でスリープ中の人びとを覚醒させると同時に、ミーミルによる記憶転写機能により『聖典の教義』を刷り込み、「信仰」に基づく聖騎士団を結成。
方舟に残されていた個人兵装を総て聖騎士団に与え、竜、巨神に対し弱点を突いた戦術を指導。
自ら聖騎士団の戦闘にたち、ミッドガルド、ヨルツヘルムの二大国家を陥落せさる。
アスガルド半島の戦乱を終結させた後、半島中部に『法王庁』を設立、自ら法王となる。

 

5.法王朝時代(前期)

法皇様について
・移民船団の政治・法務のトップであり、閉鎖空間での世代交代を伴う外宇宙航海で種族存続を優先出来るように、脳皮質の30%に論理思考ソフトを上書きしている。私利私欲ではなく、人類(移民船団)全体の平和的発展を優先する。
・論理的思考制限により「自身が武器を持つ事」を禁じている。ただし、「武力を編成・指揮する事」と「第一種封印弾を噛み砕き、体内のナノマシンを活性化され、超人モードになる事」は武器を持つに該当しないのでセーフ。

・北天末期にアスガルド半島箱舟内でコールドスリープより覚醒。
 星間航海時代の記憶を無くし、アスガルド半島にて長きに渡る戦乱を続ける人々を見て、『法による統治』を決断。
 稼働率が著しく低下した方舟の記録倉庫を検索し、「宗教」を用いる事を選択する。
・方舟でコールドスリープを継続していた移民達に対し、「調和のため大陸法王朝より派遣された聖騎士団」という記憶と使命を上書きし覚醒させる。
 方舟に残された個人兵装(聖剣など)の物量から、最も効率のよい騎士団を編成し、アスガルド半島の統一にのりだす(「統一戦争」)
・開戦前にミッドガルド・ヨルツヘルムの戦力分布を把握した上で、竜・巨神対策をしていた事もあり、両国の首都を陥落させた一年後に統一戦争終了。

・法皇就任後は、アスガルドの安定のため全力を注ぐ。
 
神聖歴元年に法王庁設立。信仰による調和を図り、「教典(最も受けいれやすい内容を方舟の記憶倉庫よりコピペ」「教会の設立」「布教」を半島全域で実施。自身が直接赴くことも。
・北天時代の終焉を受け、現状の文明レベルを基準とした上で発展していくため「中世封建的」な統制を選択。アスガルドを12教区に地域分けし、独自の領主が収める連邦国家に近い政治体制を敷く。
・聖騎士団は一部を除いて解体。辺境の守護、領主として統治、剣を鍬に、など個人のパーソナリティに基づき土着化していく。

・法皇様も「人間同士、争いは発生する」と理解しているが、星間航海時代の技術(ユグドラシルから持ち出された竜・巨神、上位AF、上位錬金術、自動人形、魔女=先天的ESP能力者、戦意向上薬=‘悪魔’化)は、人類存続危機を招くため、「ダメ、絶対!」。異端として取り締まるため、法王様直轄である異端審問局を設立(設立時は一課~十課まで)。

・北天時代の小国の解体、教会による信仰の普及、「異端」の討伐によりアスガルド半島が初期安定期に入った事を確認した法王様は、自身の肉体の劣化が始まった事もあり、「長き祈りに入る」として神聖歴10年に法王庁最深部でコールドスリープに。知識期間は無期限。『星間航海時代』の知識は誰にも継承せず、アスガルドの人々が自分達の手で文明を発展させていく事を『祈りながら』眠りにつく。神聖歴101年現在もその棺は、法王庁大聖堂最深部に安置されている。



 

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