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1-2 悩迷の審問官

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匿名ユーザー

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1-2 「悩迷の審問官(ジューダス・プリースト)」

背景:

いつからだろう?

異端審問官の印が、君の憧憬の対象となったのは。
 村が異端に襲われた時に、幼い君を助けた男の審問官の印を見た時からか。

 いつからだろう?

君がその憧憬の対象を手に入れたのは。
 君が少年から大人へと変わり、念願の異端審問官となった時か。
 証である印とAFは、君の心を満たしてくれた。

 いつからだろう?

その異端審問官に疑問を持ち始めたのは。
 異端として、幼い子供と女を処罰した時だったか。
 苦悶と絶望に歪んだその子供の顔が、君の幼少時代の顔と重なり、君は嘔吐した。

「仕方がない」

「すぐに慣れる」

そんな、君を誤魔化す言葉はいらなかった。

ただ真実が欲しかった。

さりとて、組織を離れて生きる事は困難な時代、君は疑問を抱きつつも異端審問官を続けている。

出来るだけ異端と関わらない仕事を望みながら。・・・いつしか、あれほど誇らしかった印もAFも隠すようになった。

そして自問自答する。
いつからだろう・・・?


解説:

「異端審問官」の派生アーキタイプです。

脆弱な精神に強力な力。

何が正しくて、何が間違っているのか、彼(彼女)の答えは出ていません。

基本アーキタイプの「異端審問官」と対比すると、「悩み」と「迷い」が前面に出ています。

 周囲の人間は、そんなあなたを「臆病者」「役立たず」として蔑んでいるかもしれません。

あるいは、あなたが迷いを克服し、異端審問官として、人間として大きく成長するのを見守っているかもしれません。

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