ゼラリリス
1: 名前
ゼラリリス
(普段は「ゼラ」と名乗る)
2: 年齢
作られてから1年未満
3: 性別
女性型コア
4: 種族
ジェルゴーレム
知能や能力はコアや身体の素材で決まるため個体差が激しい。
ゼラは
人間に酷似した知能を備えた最上級コアを使用している。
5: 外見、身長、体重
萌黄色で半透明な粘液の塊。
身体の形は変幻自在で決まったカタチは持たない。
表面はプルプルにもドロドロにもできる。
普段は緩やかにウェーブしたロングヘア、血のように赤い瞳を持つ垂れ目、まつ毛が長く童顔、前髪のような部分で右半面だけ隠し、全体的に細身で女性的な膨らみ、特に胸が豊かな全裸の少女のカタチをしている。
なお、顔の形状は
ヤイバを模したもの。
コアは血のように真っ赤な宝珠。
身長:不定(コアは約3cm)
体重:不定
6: 性格
物静かで温和で優しく、忠実で献身的。
基本的に博愛的で誰に対しても優しく接する。
静かで平和な時間を過ごすことを好む。
反面、陰気で自罰的、臆病で卑屈。
失態が起こると自分に全責任があると思い込み、ひたすら自分を責める。
他人との諍いを避けるために八方美人な態度をとりがち。
主義主張、不平不満、フラストレーションなどはひたすら自分の中に溜め込む。
主である
ヤイバには絶対服従で、ゼラ自身の胸中、命令の内容如何によらず逆らわないし逆らえない。
どんな残酷なことでも
ヤイバに命令されればやってのける。
他人を叱責すること自体も苦手で
ヤイバを諌めることもできない。
ヤイバからは辛く当たられているが、どれだけ理不尽な扱いをされても
ヤイバの身を案じる。
ただし不平不満がないわけではなく、胸中の奥底ではそれらを募らせている。
趣味は読書と宝箱集め。「睡眠」が無いため、朝までの時間潰しに、と始めて続けている。
小説が特に好きで後述の理由によりファッション誌も好き。
宝箱は中身が好きなのではなく、箱自体が好き。
大きな宝箱も好きだが場所を取らない比較的小さなものはもっと好き。
余裕が出来たらコレクションを始めたいと思っている。
ファッションや恋愛ごとなどに密かな憧れを抱いている。
だが自分の粘液の身体ではそれが不可能とも思っている。
小説やファッション誌を好むのはそれらの代替行為。
ヤイバに対しては思うところがあるものの大事に思っている。
ツルギに関しては女たらしな面を快く思ってはいないが
ショテルの世話をよくしてくれるので複雑。
自分が孵化させた
ショテルに対してはとても可愛がっているがやや腕白なのが心配。
将来的には戦闘に駆り出されることに対しては内心で反対しており、ペットとして穏やかに過ごしてほしいと思っている。
ティマフとは
主人共々良好な仲。
誕生の経緯から、
ヴィダスタには無意識のレベルで苦手意識を抱いていたが彼女と接する内に解消された。
また、後に
ヤイバによってつくられた
妹分ティアについては家族のように大事に思っている。
エコーに対しては同じ時代の遺物ということで親近感を持っているものの、人間味のない冷厳な判断力に恐怖してもいる。
7: 過去
傭兵団ドレイク所属の傭兵
ヤイバが任務中に入手した超古代文明時代のジェルゴーレムセット(女性型最上級コア、特殊粘液)に加え、
ヤイバ自身の血液、夢魔
ナイトメアの死肉を用いて作り出し、ゼラリリスが誕生した。
以後、戦闘の援護、日常の雑事など主人
ヤイバの為にあくせく働く日々を送っている。
最近は
ペットや
妹分ができた。
8: 職業
無職
9: 口調
穏やかで丁寧。
必要な場合を除けば静かに喋る。
「私は、ゼラと申します…」
「
マスター…ご用命をどうぞ…」
「ごめんなさい…これも私の責任です…私が悪いんです…ごめんなさい…ごめんなさい…」
「あの…触れても宜しいですか…?」
「お茶とお菓子をお持ちしました…どうぞお召し上がりください…」
「私は
マスターの『道具』です…万事、マスターのご用命通りに行動します…」
「でも……私は、
マスターや皆さんと一緒で幸せ、です。ごめんなさい…貴方達の下には行けません」
「こういうものは…可愛らしいから好きです…」
「皆さん、戦闘において危険が迫ったら、遠慮なく私を盾にお使いください…」
「ごめんなさい…私は
マスターには逆らえないんです…ごめんなさい…ごめんなさい…」
「
マスター…私…この子に酷いことをしたくありません…許してあげてください…」
「
ユキさん…私の身体で…遊んでも大丈夫なので…」
「はい…
ティマフさん…その…お怪我に気を付けてください…」
「ふふ…
ティア…そのツボ…可愛らしいですね……」
「
ショテル…知らない人からエサを貰ってはいけません…」
「あの…その…中身は要りませんので…その小さな宝箱…頂けないでしょうか…?」
10: 一人称、二人称
<<一人称>>
私
<<二人称>>
貴方
貴女
アナタ
マスター(
ヤイバに対してのみ)
<<名前で呼ぶ場合>>
○○さん
11: 好きなもの
可愛いもの
小動物
静かな時間
小説
ファッション誌
宝箱(特に小さなもの)
12: 嫌いなもの
無意味な争い
残酷な事
13: 好きな人
いない
14: パートナー
15: 属性
水
16: 苦手な属性
炎
17: 戦闘スタイル
自身を構成する粘液を用いた接近戦が主体。
形状は自由自在で壁や天井に貼り付けるため、トリッキーな動きも得意。
多くの攻撃は無効化でき、近接攻撃であれば逆に身体に取り込んでしまえる。
弱点は高熱や冷気、または魔力を直接削る攻撃。
18: 精神力
19: 戦闘熟練度
未熟★★☆☆☆完成
20: 技や魔法
<<粘身>>
スライム型の魔物の力。
変幻自在な粘液状の身体で様々な攻撃を繰り出す。
粘液の鞭
身体の一部を触手状に伸ばし、叩きつけて攻撃。
絡み付かせて捕縛することもできる。
強度のコントロールと組み合わせて切断、刺突、殴打などの攻撃を行う「粘液の刃」もある。
粘液の大鞭
体全体を触手状に変形させて振るう「粘液の鞭」の強化版。
質量、遠心力も合わさってより威力が高い。
粘液の檻
覆い被さるなどして相手を粘液状の身体の中に取り込み、捕獲する。
また、口や鼻を覆ったり、体内に侵入して窒息死させることもできる。
粘液の枷
身体の粘性をコントロール、接触したものと接着する。
粘性はある程度であれば自由自在。
相手の行動の阻害や、壁や天井に張り付く際に使用する。
貪る粘液
身体の溶解作用をコントロール、接触したものを溶解する。
有機物や金属など様々なものを溶かすことが出来る。
溶かしたものは有機物に限り、ゼラの身体である魔法粘液に自動で変換される。
魔法防御力が高いものほど溶解が難しい。
蝕む粘液
身体の毒性をコントロール、接触した相手を「毒」状態にする。
「毒」状態になると身体が衰弱を続け、やがて死に至る。
毒性の強さはある程度であれば自由自在(無毒状態にもできる)。
粘液の盾
身体の剛性、靱性、硬度をコントロール、強度を大幅に高める。
逆に強度を大幅に下げることもできる。
弾む粘液
弾力のある状態で身体を弾ませ、飛び跳ねるように移動する。
小回りは利かなくなるが素早く移動できる。
粘液の鎧
ティアに教えて貰った技。
変形して味方に張り付き、一時的な防具となる。
防御力と水属性耐性を大幅に高める。
負傷部分に張り付けば止血、固定、感染防止の効果もある。
<<吸精>>
妖美な夢魔の力。
獲物を魅惑し、力を啜る。
アブソーブタッチ
直接触れた相手から生命力、魔力、記憶などを吸収する。
吸収中は脱力感と幸福感が相手を襲い、抵抗は難しい。
記憶を吸収することで技・魔法、特殊技能をコピーすることも可能。
ナイトメアドレイン
自分を中心に対象に夢を見せながら生命力、魔力、記憶などを吸収する結界を展開。
見せる夢はゼラ自身が自由に操作でき、淫夢では特に効果が高くなる。
効果範囲内にいる意識がない相手全員が対象になる(ゼラ自身の意志で特定の相手を対象から外すこともできる)。
効果中は自力や外部からの刺激でも絶対に起きられず、起きるには術そのものの解除や睡眠状態を解除する魔法などが必要。
記憶を吸収することで技や魔法、特殊技能をコピーすることも可能。
ヒーリングタッチ
直接触れた相手に自身の魔力を流し込み、生命力や魔力を回復させ精神系状態異常を治癒する。
キスの形で触れる「ヒーリングキス」はより回復効果が増大する。
インビテーション
源魔術の一種。
青色のハートマーク型のエネルギー弾を放つ。
チャージすることで一度に大量に放つこともできる。
触れると「睡眠」状態及び「悪夢憑かれ」状態になり、ゼラが操る「悪夢」を見ながら生命力、魔力がオートで吸収される。
内容はゼラが自由に操作でき、淫夢だと効能が強化されるのは「ナイトメアドレイン」と同じ。
外部からの刺激でも簡単には起きられず、起きても意識を失う度に「悪夢」と吸収が発動する。
チャーム
源魔術の一種。
ピンク色のハートマーク型のエネルギー弾を放つ。
チャージすることで一度に大量に放つこともできる。
触れると「魅了」状態になり、ゼラの言いなりになる。
殺傷能力そのものは皆無。
プレザントスリープ
源魔術の一種。
柔らかなオーラで包み込み、「快眠」状態にする。
「快眠」状態では深い睡眠状態になるが体力、魔力、精神力の回復量が増加し、夢を操作する魔法などに耐性を得る。
睡眠中の相手にも効果がある。
<<自然魔術>>
万物に宿る魔法エネルギー「マナ」を魔力で自在に操作・変質させる魔術系統。
アースガルド大陸では最も一般的。
詠唱の内容は完全に個人の好みになる。
アクアブロー
水のマナを凝縮し、水の弾を放つ。
一度に複数の水弾を放つこともできる。
詠唱「揺らめく水 災禍穿つ青い拳」
ウォーターウォール
水のマナを凝縮し、水の壁を作り出す。
炎による攻撃に対しては特に高い防御効果がある。
詠唱「強き水 災い防ぐ青い壁」
ヒールレイン
水のマナによって生命エネルギーを多量に含んだ雨を一定範囲に振らせる。
効力は弱いが広範囲の傷を治療し、体力も復活させる。
詠唱「慈悲の水 邪悪なる傷を癒す青い涙」
ディープミスト
水のマナを凝縮し、高濃度の霧を発生させる。
霧の中では水属性の技や魔法やアイテムが強化され、炎属性の技や魔法やアイテムを弱体化される。
純粋に煙幕としても使用可能。
詠唱「不可思議の水 災い鎮める静寂の霧」
ミストアーマー
水のマナを凝縮し、薄い霧を対象に纏わせる。
魔法防御力と炎属性への防御力を強化する。
詠唱「強き水 災い防ぐ白煙の鎧」
プロテクト
対象に地のマナが作用し、防御力を強化。
物理防御力、魔法防御力が上昇する。
ピンポイントで作用するので障害物の影響を受け難い。
時間経過で効果は弱まっていく。
スピカからラーニングしたもの。
詠唱「堅き大地 守り阻む巌の守護」
クイック
対象に地のマナが作用し、素早さを強化。
ピンポイントで作用するので障害物の影響を受け難い。
時間経過で効果は弱まっていく。
スピカからラーニングしたもの。
詠唱「広き大地 踏みしめ駆ける敏捷(はしこ)き脚」
<<その他>>
主に記憶の吸収によってラーニングした他地域の技や魔法。
ダークフレア
闇の波動を放つ魔法。
強烈な衝撃で吹き飛ばす効果もある。
詠唱無し
マジックバックラー
魔力の盾や障壁を作り出す魔法。
ゼラの防御性と併せて高い防御効果を持つ。
詠唱無し
ダメージスリップ
対象に自分が受けるダメージを転写する魔法。
凶悪だが効果時間が短い。
詠唱無し
竜のあぎと
竜族系の技。
粘液状の竜の口を生成して強烈な噛み付き攻撃。
剛性のコントロールや硬質化を駆使して行っている。
鳥類系や翼竜系の技。
粘液を翼状に展開させて滑空突進。
剛性のコントロールや硬質化を駆使して行っている。
零
「
陌鬼零式流」の技。
粘液を硬質化させた刃で繰り出す居合切り。
この他にも技や魔法を色々持っている。
21: 特殊能力・特殊技能
<<特殊能力>>
ゴーレムに対して特別な効果のある攻撃に弱い。
魔法生命(1)
魔力を原動力とする。
内在している魔力が尽きると活動を一時停止する。
魔力の供給があれば活動を再開する。
魔法生命(2)
コアを破壊されない限り完全消滅しない。
遠隔操作
小さく切り離された身体も自在に動かすことが出来る。
命無き者
生命力を持たない。
生命力に干渉する行動を無効化する。
魂無き者
霊魂を持たない。
霊魂に干渉する行動を無効化する。
状態異常無効化
石化、能力値変化を除く、全ての状態異常を無効化する。
リリスの加護
「リリス」の名前による能力強化。
「魅了」の成功率が上昇する。
惑わせるもの
常に放出される魅了の波動。
浴びた者はゼラに無意識かつ強制的に微かな好感や恋愛感情を抱く。
霊魂を持たない相手には無効。
ゼラ本人にも制御できない。
夢覗き
他人の見ている夢を自由に覗き見ることができる。
<<特殊技能>>
応急処置
包帯、人工呼吸などケガに対する応急処置が出来る。
医者の資格などを持っているわけでは無いので劇的な効果は見込めない。
魔物知識
モンスターに関する知識。
魔法薬
魔法薬に関する知識と技術。
家事
家事全般に関する知識と技術。
最近は料理も覚えた。
神代語
超古代文明時代の言語である神代語の知識。
会話と読み書きを行える。
22: 必殺技
<<吸精>>
ファッシネイト
「アブソーブタッチ」の強化版。
直接触れた相手から霊魂、生命力、魔力、記憶(それに付随する技・魔法・特殊技能も含む)を吸収し、魅了効果も持つ。
ある種の行為が発動のキーになっており、その行為自体が効力を強化する術的要素も備えている。
ゼラの場合は主にキスの形で使用し、特に唇を奪うキスでは元々強烈な効力が更に強化される。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:?(体力という概念がない)
魔力:A+
腕力:C+
知力:D++
素早さ:C
命中:C
24: 武器やアイテム
コアスフィア
直径3cmの血のように真っ赤な宝珠。
ゼラの魂、脳の役割を持ち、これを破壊されない限り半永久的に活動可能。
超古代文明時代に作られたもので材質は不明だがダイヤモンド以上の硬度を持つ。
知能レベルも人間とほぼ同等で人間同様、豊かな感情を持つ。
また、
夢魔ナイトメアの情報が焼き付いているため夢魔の能力の行使も可能。 普段は
ヤイバが肌身離さず隠し持っている。
<特殊能力>
超遠隔操作
どれだけ身体から離れた状態でも身体を操作できる。
夢魔の情報
夢魔の一種
ナイトメアの情報。
ボディが夢魔の能力を使用可能。
ジェルボディ
ゼラの身体の役割を持つ特殊な魔法粘液。
コアスフィアからの思念波で遠隔操作されている。
毒性、粘性、靱性、剛性など身体の性質はある程度であれば自由自在。
<特殊能力>
擬似視聴覚
眼のような部分から視覚情報、聴覚情報を得る。
得た情報は瞬時にコアに転送される。
宝箱
両手に乗るくらいの小さな宝箱。
何処かの遺跡に行った時に見つけたもので、お気に入りのようだ。
25: その他
ヤイバに理不尽な扱いを受けることが多いが
アースガルド大陸の人々の大多数は「ゴーレムの人権」という考えを持たない。
ゼラに対する
ヤイバの扱いが特別酷い、というわけではない。
正式名称は「ゼラリリス」だが
アースガルド大陸のゴーレムは主人以外には正式名称を名乗らないのが主人に対する礼儀であるため基本的に愛称である「ゼラ」を名乗る。
また「リリス」は強大な夢魔の名であり、この名を付けることで夢魔の能力を強化している。
ゼラの身体は適度な温かさとプルプルした感触で心地よい眠気をもたらす。
抱き枕などに使うと快眠できること間違いなし。
最終更新:2015年01月03日 11:43