"陽を喰らう巨影" フルーレティ




挿絵作成:カークンさん

「…まだ名乗ってなかったな。我が名はフルーレティ。魔王ベルフェゴルの妹。魔王代行フルーレティ。そして、聖域(サンクチュアリ)を統べる新たなる魔王、フルーレティ!!」

概要

分類 魔王
所属 妖月帝国
異名 陽を喰らう巨影
知能 人間並
属性
危険度 D~SS
備考 大陸滅亡の危機レベル
太陽光を浴びると極度に弱体化
妖月帝国の元首
魔王ベルフェゴルの実妹
大種族は魔神

普段は黒い長髪の人間少女の姿(犬歯が大きい、角がある、黒白目、耳が尖っているなど差異はある)をしている。
変身すると身長80mにも達する、真っ黒な影だけの巨人になる。
魔王ベルフェゴルの実妹で、姉が封印された後は「魔王代行」として臣下を率いていた。
配下である72の魔神により、アースガルド大陸が太陽の光を無力化する結界で覆われたのを機に、自ら「魔王」を名乗った。

野心が強く、支配と破壊を好む暴君。
実姉ベルフェゴルが健在だった頃から実姉に取って代わろうと目論んでいた。
後述の能力故に幼少の頃から周囲に疎んじられ、長年の間軟禁される生活が続いていた。
尊厳も希望も全て奪われ、自身の中に残った拠り所は破壊能力だけだった。
そのため自分自身の価値を「破壊」しか知らず、「破壊」でしか自分の価値をアピールする方法を知らない。
他人から認めて貰うことや愛情に酷く飢えている。


魔神の中でも圧倒的な魔力と戦闘能力を持ち、単体で大きな都市を壊滅させられるレベル。
だが太陽光を浴びると極度に弱体化し、下級悪魔クラスまで能力が低下してしまうという大きな弱点を持つ。
また、魔界などの空気でも同様の弱体化を起こしてしまう。
真の能力を出せるのは太陽光のない聖域(サンクチュアリ)のみ。

その反面、弱体化している状態ではラスタルの壁に引っ掛からないため、魔界聖域(サンクチュアリ)の出入りに影響を受けない。

先日、アースガルド大陸に出現。
ウェルダンディ王国王都ミザールを壊滅させ、配下の悪魔たちと共にアースガルド大陸侵攻を開始。
だが、後のミザール跡の戦いにおいてアースガルド連合軍に敗れ、死亡した。

技・魔法


黒の流星
源魔術の一種。
黒いエネルギー弾を無数に放つ。

黒の裁き
源魔術の一種。
黒い落雷を落とす。

黒の怒り
源魔術の一種。
真っ黒な破壊光線を放つ。

他にも多彩な技を使う。

経歴


2009年9月12日VS「モイライの月」その4なりチャ
デカラビアに加勢すべく登場。
デカラビアに代わってマルシェカルネアらと交戦。
数の上での不利もあり、圧されるがデカラビアが『黒天六芒陣』を発動させ、アースガルド大陸の太陽光を無力化したことで真の能力を発揮。
ウェルダンディ王国王都ミザールを壊滅させ、アルファらを撤退させた。

2010年11月13日VSフルーレティ
妖月帝国軍に加勢すべく登場。
圧倒的攻撃力でアースガルド連合軍を壊滅寸前まで追い込むがゼータの攻撃で怯んだところをヴァーリらに黒星を破壊され、太陽光を浴びて弱体化。
逃げ出すもムヴァに足止めをされ、最後はディプスの攻撃で倒された。


由来


「フルーレティ(Fleuretty)」…ルシフェル、ベルゼビュートらに仕える上級悪魔。仕事を命じられると、夜の間に片付けてしまう。

最終更新:2019年04月28日 05:58