日熱「アイスディゾルバー」

No.4207

日熱「アイスディゾルバー」
スペルカード
攻撃4 迎撃1 命中4 通常
条件:三妖精2
呪力4

[戦闘フェイズ]常時
使用条件のレベル合計が0の自分のイベントを使用した場合、フェイズ終了時まで、このスペルは「高速移動(1)」「低速移動(1)」を得る。
[戦闘フェイズ]常時
このスペルでの戦闘中、このスペルの使用条件のレベル合計が0の場合、自分のリーダーは「回避+1」を得る。

イラスト:キレロ

考察

無色化されているなら回避が上がる効果、レベル0イベントを使うと低高速が付くスペル。

上の効果で回避補正イベントを使うと効果が実質+1出来る。
リーダー能力も合わさってパターン避けを1軽く使い、更に回避上昇値も増えるので回避しやすい。

下効果はレベル0なら回避が上がる効果。
上の効果も適用出来れば回避5+回避補正となり、よほどの事がない限り回避出来るだろう。

問題は、このスペルを無色化出来るデッキにおいて上効果を適用出来るカードを採用するのが難しい点。
そして、準備が整った頃には相手の迎撃スペルの命中も上がっており、折角回避を上げても撃ち落とされやすい点にある。
引きが悪いと最悪の場合無色化する手段すらない事もある三妖精において、
無色化する手段に加えて回避補正まで入れようとなると採用スペースはカツカツになる事必至である。
加えて、回避+1程度だと命中5の迎撃スペルを楽々用意されてしまう。
命中4のスペルで受けられて決死止まりとはいえ、
無色化するためにこのスペルの起動も合わせて呪力6以上は最低でもかかっている事を考えると割に合わない。
結果、確実に迎撃点を落とせる協力技「フェアリーオーバードライブ」の方が使いやすい、といった事態になりやすい。
協力技「フェアリーオーバードライブ」を引いていない場合の代わりの攻撃スペルとして使うのが現実的か。

上の効果は毎ターン適用出来るようなものでもなく、迎撃点も1しかないため、
月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」のように、避けつつ迎撃点を返して体力を調整するといった運用も望めないのも困りどころ。

妖精大戦争デッキなら上効果を適用させやすいが、攻撃アップにも使える一石二鳥はレベル0イベントではない。
また、回避4のアタッカーなら月符「ルナサイクロン」もあり、構築次第ではそちらの方が回避を上げやすい。
最終更新:2019年12月21日 23:35