古きユアンシェン

No.4814

古きユアンシェン
サポートカード
配置:シーン
条件:青娥 青娥
呪力4

[戦闘フェイズ]常時
相手の捨て札置き場にスペルカード以外のカードが1枚も置かれていないとき、自分のリーダーにダメージが与えられる場合、そのダメージを-1する。
[充填フェイズ]常時
このサポートが場から捨て札置き場に置かれた場合、フェイズ終了時、このサポートを持ち主の手札に戻す。

イラスト:乾ぬい

考察

ダメージを軽減する効果、破棄された場合に手札に戻る効果を持つシーンサポート。

上効果によりダメージを軽減するが、条件が非常にややこしい。
「相手の戦闘中のスペルは、相手の捨て札置き場にイベント・サポートがない場合、実質打点-1」
「自分の戦闘中のスペルは、自分の捨て札置き場にイベント・サポートがない場合、実質打点-1」
と考えると少しは分かりやすいだろうか。

相手のスペルは、道術コストを支払い、相手の捨て札置き場からイベント・サポートを枯らす事で実質弱化出来る。
戦闘中に相手がイベントを使用した場合、条件を満たさなくなるため弱化が解除される可能性もあるが、
青娥娘娘が配置されているなら微調整は容易。
ただ、道術コストが過剰に残ってしまっている状態ではそれも難しく、打点減少を諦めて終盤のために残すか、外道の儀式なども撃って強引に枯らすかどうかは状況による。
一方、こちらのスペルは、自分の捨て札置き場にイベント・サポートが落ちる事で実質的な打点が落ちずに済む。
通霊外道の儀式、シーンカウンターされたこのカード自体も条件の回避に役立つ。
ただ、シーンカウンターのために最序盤に配置していた場合、まだ捨て札置き場にイベント・サポートが落ちていないはずなので、条件達成によりこちらの打点も落ちてしまう。
早めに宗教工作を打つのが手っ取り早い回避方法になるか。

下効果により破棄されても手札に戻せるが、再配置する際の呪力までは保障されない。
また充填フェイズにしか対応しないため、シーンカウンターされた場合は手札に戻ってこない。
充填フェイズ中であっても、デッキや手札に戻った場合も誘発しない。

通霊から直接配置出来るので、シーンカウンター用としては悪くないものの、
機能しないタイミングもあり、かつ有効活用するのにこちらの行動が縛られるため、打点を軽減する手段としては不安定。
維持するつもりであれば相応の戦略を用意したいところ。
最終更新:2020年04月04日 02:56