波長反転

No.1418

波長反転
イベントカード
使用:戦闘
条件:鈴仙 鈴仙 鈴仙
呪力3

フェイズ終了まで、スペル1枚は「命中-X」「命中-X」を得る。
(Xは、目標のスペルの命中値から、目標のスペルの元の命中値を引いた数値に等しい
ただし、Xは0を最小値とする)

イラスト:ひらふみ

考察

特定条件下で命中を下げるイベント。
カード名から誤解されるかも知れないがパワーアップ・パワーダウンを反転させる効果ではない。

要約するとスペル1枚の命中が初期値より大きい場合、現在値と初期値の差分の下方修正を2回与えるというもの。
例えばピンポイント人符「現世斬」を強化した後にこのカードを使うと、命中値は3+3-3-3で0となる。

特に命中値を大きく上げるイベントに対するカウンターとして有効。
特にEXTRAVAGANZA妖精大戦争などに合わせて打てばほぼ命中しなくなるだろう。
また、初期値こそ低いが特殊能力で大きくステータスを上げる鬼神「ミッシングパープルパワー」などに対しても使いやすい。

一方で細かく強化を刻んでいく相手には機能しにくい。
鈴仙のリーダー能力や狂気の瞳で命中を下げた分を補完されてしまう事で、
このカードが機能する条件である「初期命中値<現在命中値」を満たせなくなる恐れがあるためである。
例えば魔砲「ファイナルスパーク」攻撃、月眼「月兎遠隔催眠術(テレメスメリズム)」迎撃、
鈴仙のリーダー能力を使用した返しにミニ八卦炉下効果で命中を上げた場合、
魔砲「ファイナルスパーク」の命中は初期値5に戻ってしまっているため、このカードでは命中を下げられない。
とりわけリーダー能力でオール+1出来る藍や橙、美鈴相手で同様の事態が発生しやすく、対峙する際には注意が必要。

上記の不安定性もあり、現状はパターン避けなど、他の回避補正と併用されている事が殆ど。
こちらの回避を上げたうえで相手の命中補正を誘い、それを見てからこのカードで命中を下げる事が出来る。

公式FAQ

Q:「ジャミング」が配置されているスペルに「波長反転」を使用した場合、どちらの能力を先に解決しますか?
A:「ジャミング」を先に解決します。それでXの値が変更された後、「波長反転」を解決します。
最終更新:2022年01月07日 23:01