最善なる天則

フヴァエトヴァダタ


マシュヤーナの真実(理想)を叶える代わりに、マシュヤーナへの特攻能力を持つ。

インセストのズルワーンと共に生きたいという自身の願い。
転墜の原因となった彼女の本音を体現する事により、魔王としてのマシュヤーナを否定する。
マシュヤーナの戒律『最愛なる天則(フヴァエトヴァダタ)』が転墜に伴い変質したもの。

最弱の義者の銃から放たれた光弾が、星をも覆う魔王マシュヤーナの星体から舞い散る花びらを穿った。
その様は相性が良いという枠すら超えて、何か絶対的な公式を利用したかのようなもの。曰く、マシュヤーナの心臓(ほんしつ)を突く。
インセストの存在そのものが望まれた理想の姿であるため、第五位魔王の死と腐敗を確定させている。ゆえに彼女との間に数値上いかに実力が離れていようともマシュヤーナを圧倒できる。

当然この異能は対マシュヤーナ以外の戦闘には何の役にもたたないので、彼女の眷属にすら効果がない。だがインセストは一切それを気にしていない。
彼女が求めたのはズルワーンとの逢瀬のみ。強さや勝利などはどうでもよい。
ただ、最善の終わりを追い求めたインセストの天則である。

しかし、真我の干渉によって…。


備考

フヴァエトヴァダタ(Xwedodah)とはずばり「近親婚」の意。
アヴェスターによれば、スパンダルマドはその父アフラ・マズダーと交わってガヨーマルトを生み、更にガヨーマルトと交わってマシュヤグ・マシュヤーナグ兄妹を生み、兄妹も互いと交わって人類を生んだという。
神々を行いを模倣することによって彼らへの敬意を示すため、そして種の純度を保ち、家族の愛を高めるため、人類は皆すべからく近親相姦を行うべきだとゾロアスター教は教える。

現代的な価値観を持つ我々からすればインモラルすら通り越して狂気的に思える内容だが、当時のゾロアスター教徒にとって近親相姦は最も崇高な行為であり、しないと罰則が下るとまで言われている。


関連項目




  • インセストがズルワーンが消えたからマシュヤーナの理想を叶えられないと絶望する→ズルワーンはいなくても何か出来ることがあったかもしれないので、「自分の意思での破戒」認定→転墜 ってかんじかな -- 名無しさん (2020-06-24 11:12:09)
  • そもそも破戒も転墜も綾模様おばさんの匙加減だぞ、だから皆クソクソ言うわけで -- 名無しさん (2020-07-21 20:11:31)
  • じゃあ戒律設けずに頑張って胸張って生きてくれよな、解脱者みたいにとか言ってきそうでムカつく -- 名無しさん (2020-07-21 20:26:28)
  • 全ての神々に波旬の座ですら解脱できた兄様と妹っていう最大の免罪符与えられてんの笑える -- 名無しさん (2020-07-21 20:30:38)
  • 新しく結んだ戒律ではなく、最愛なる天則が変質したものと判明 -- 名無しさん (2020-12-18 19:58:14)
  • つまり敵の戒律の簒奪が第3戒律か -- 名無しさん (2020-12-31 23:51:50)
  • そういえば真実を知った相手への特攻を得ると考えるとマグサリオンの理解斬滅剣とほぼ同じなのね。使い始めたのもマシュヤーナ殺してからだし -- 名無しさん (2021-02-09 19:43:09)
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最終更新:2024年11月14日 15:04
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