ライジングフリーダムガンダム

ライジングフリーダムガンダム
RISING FREEDOM GUNDAM
登場作品 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
型式番号 STTS-909
全高 17.80m
重量 67.90t
所属 世界平和監視機構コンパス


【設定】

ストライクフリーダムガンダムの運用データと、ムラサメ等で培われた可変機技術を活かしてオーブ連合首長国(モルゲンレーテ社)が設計・開発した世界平和監視機構コンパス専用のMS。
兄弟機のイモータルジャスティスガンダムとは共通の内部フレームを持つ。
大気圏内と宇宙を往還するコンパスの活動範囲に対応するために飛行型MA形態への変形機構を有している。
機体のOS表記はストライクガンダムなどのGAT-Xシリーズと殆ど同じものとなっている。
パイロットからの視認性の強化のためにC.E.では初の全天周囲モニターが採用されている。

フリーダム系列機としては初めて設計・開発にザフトが関与していない機体ではあるが、フリーダムの系統らしく遠距離攻撃+単対多数というコンセプトは踏襲されており、ストライクフリーダムの運用データを基にしておきながらフリーダムガンダムに回帰した様な武装構成となっている。
武装の型式や名称からプラントの兵器メーカーであるMMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー)社とMA(マティウス・アーセナリー)社及びザフト統合設計局が武装の開発をしている事が見受けられる。


【武装】

MMI-GAU30 31mm 近接防御機関砲 シュラークファングBlock7

MMI社製の頭部バルカン砲。
従来のフリーダム系と同様に左右のこめかみに計2門固定装備されており、ストライクフリーダムのMMI-GAU27Dの系列モデルと思われる。
「シュラーク」はドイツ語で「打撃」、「ファング」は英語で「牙」を意味する。
Blockは軍事兵器において細かいバージョンの更新や仕様の種類がある際に違いを表現するために数字と共に用いられる表現である*1

MA-FZ51 ヴェルシーナ ビームサーベル

MA社製のビームサーベル。
ストライクフリーダムのMA-M02G シュペールラケルタと同様に腰部レール砲側面のマウントラックに計2本装備しており、基本的な形状・機能も変わらずラケルタ系列の「アンビデクストラス・ハルバード」に相当する両剣形態をとることもできる。
「ヴェルシーナ」はロシア語で「頂点」を意味する。

MA-M727A3 高エネルギービームライフル

MA社製のビームライフル。
従来のフリーダム系のものよりも形状や口径などが大型化しており、イモータルジャスティスとの共通装備で差し色のみが異なる。
形状は既出の機体だとレジェンドガンダムのMA-BAR78Fに近い。
未使用時はフリーダムと同様に後腰部にマウントされ、MA形態時は腹部を覆うフラッシュエッジG-3の表面という今までにない場所にマウントされる。

MA-BBF75 400㎜超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー

MA社製の大型ビーム砲。
ランチャーストライカーの320mm超高インパルス砲 アグニを参考にしたと思われる。
本機の装備では最も高い威力と射程距離を持つと思われ、フリーダムのM100 バラエーナの様にウイングバインダー内に挟み込まれて保持され、広範囲に可動する。
バラエーナより造型が簡略化されており、クスィフィアス系列に近いカラーリングとなっている。
正式名称が判明されるまでのHGガンプラにおける本武装の仮称は「アグニ砲」。
「シュトゥルム」はドイツ語で「嵐」「暴風」を意味し、「スヴァーハー」はインド神話の火神アグニの妻である女神の名前となる。

MMI-M2020 ヴァイパー3 レールガン

MMI社製のレールガン。
ゲイツRのMMI-M20S ポルクスIVから発展した系列モデルと思われる。
デザインやサーベルラックの位置をストライクフリーダムのMMI-M15E クスィフィアス3から受け継いでいる。
射撃時に砲身の伸縮機能が新たに追加されている。
「ヴァイパー」は英語で「毒蛇」を意味する。

MMI-X525 インフェクタス ビームシールド

MMI社製のビームシールド発生装置。
装備箇所、色、形状、大きさとかなりの要素がストライクフリーダムのMX2200に酷似している。
一方でそちらと異なりフェイズシフトダウン状態でも赤色のままなのでVPS装甲が施されていない模様。
「インフェクタス」はラテン語で「染色」を意味する。

RQM73 フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン

ザフト統合設計局製と思われる実体シールド。デスティニーガンダムのRQM60F フラッシュエッジ2の発展形と思われる。
カラーリングはフリーダムのラミネートアンチビームシールドに類似しており、サイズも匹敵している。
そこに自力飛行機能と展開機構を有しており、両側面から展開するウイングの縁と上部先端に計3基のビーム発生器を搭載する事で、もはやブーメランとは名ばかりなインフィニットジャスティスガンダムのファトゥム-01の様な大型遠隔操作突撃武装として使用される。
フリーダムでシールドを捨ててでもビームサーベルを握った事が多かったキラの戦闘スタイルに合っていたのか、かなりの頻度で使用されていた。
劇中の描写から色が変わらないもののVPS装甲起動時にエフェクトが発生しており、MX2002 ビームキャリーシールドと同様に対ビームコーティングとVPS装甲を併用したシールドの可能性がある。ただPS前後で色が変わらないという事は今までに無い例なので、単なる作画ミスという可能性もある。
本装備の外付けにより、本機はデスティニーに次いでビームシールドと実体シールドを併せ持った機体となった。


【原作の活躍】

プラント経済特別区であるアフリカ共和国オルドリン自治区へのブルーコスモス侵攻を受け、母艦のスーパーミネルバ級MS惑星強襲揚陸艦ミレニアムから発進して大気圏内に突入後、ウィンダムと105ダガーを主力とするMS部隊と交戦し、多数を無力化しつつデストロイガンダムを撃墜する。その直後に反撃でカナジ市を制圧しようとしたジン部隊と、それに応戦しようとした105ダガー部隊を鎮圧し、戦闘を終結させた。

ファウンデーション王国と非ブルーコスモス派のユーラシア連邦との共同作戦ではアークエンジェルと共に出撃。
エルドア地区に潜むブルーコスモス頭目のミケール大佐を捕らえるべく、シン達と共に105ダガーを主力とする防衛部隊、そして再び現れたデストロイを殲滅していくが、
エルドア地区の救助活動の名目で出撃してきたブラックナイツのアコードの精神干渉を受けたキラの手により暴走。

不可侵としていた事前協定を破ってユーラシア連邦の国境侵犯をした上に領土内に攻撃まで加えた事によりコンパス総裁ラクスの『キラを止めてください』という攻撃許可が出たことで、ブラックナイトスコードの襲撃を受ける。
大量の無人機の援護を受けるブラックナイトスコード複数機からの奇襲でライフルと片翼を失いシールドブーメランも切り裂かれ、シヴァとの格闘戦により徐々に追い詰められて遂に右腕も切り裂かれる。
トドメにPS装甲をも貫通する近接短針の連撃を受けて全身の装甲ごとコクピットを破壊され、PSダウンと共に行動不能となる。

さらにアグネス・ギーベンラートのギャンシュトロームが乱入し、キラへの怨み&シュラ・サーペンタインに惹かれた彼女により残った腕と脚部を斬り裂かれる。
大怪我だけは避けられたキラが脱出しようとした所に更にギャンシュトロームのアックスが振り下ろされそうになるが、そこに現れたのは…

その後、エルドア地区に撃ち込まれた核ミサイルにより、機体は残骸さえ残さず消滅した。


【搭乗者】

キラ・ヤマト

CV:保志 総一朗

ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構コンパスの一員となり、新たにライジングフリーダムを専用機とする。
ヤマト隊として部下となったシンやルナマリア達と共に、未だに暴虐を繰り返すブルーコスモスと戦い続けていた。

戦争が終わらないことで精神的に疲弊しておりそこをアコードによる精神干渉を受けることとなり、自身に敵意を向けるブラックナイトスコードを相手に戦う事になる。

DESTENY付属ドラマCDでは、アスランが「(キラは)怠け者で戦闘以外できないから部下になったら苦労する」といつも通り要らないことをシンに語っていたが、実際にはその逆で
  1. シン達を民間人などの保護や防衛隊の援護を指示しておき、自身は単独で敵軍に突入・軒並み撃破し、
  2. 非戦闘時には(開発が捗らなかったからとはいえ)家に帰らず新型装備のOS調整を行い、
  3. 夜遅く帰ってきてもラクスが用意していた食事に手を付けず*2PCを眺めながら椅子で寝落ちする
…という、常人なら過労でどうかなりそうな日々を送っていた。
飯を食ってベッドで寝ろ、キラ・ヤマト
これでも監督によれば「生と死のスレスレで戦闘を繰り返していたSEED時代、その反動で精神的に半分壊れていたDESTINY時代よりはマシ」ということらしい…

ちなみに自宅のパソコン付近に様々な写真を貼っており、その中にトールたちと映っている写真の背後に通りすがりのフレイが友人と後ろ姿で写っている写真もあるが、「ラクスにバレないようにフレイの写真を置くため」選んだらしい。
ちなみにラクスにはバレているそうだ。

【原作名台詞】

  • 「この戦いに終わりが見えない。僕に出来る事は…」
  • 「誰かがやらなきゃいけないんだ。誰かがやらないと…」
    • PV4のラストでも口にしたセリフ。例え終わらない戦いであっても、自分に出来る事をしようとするキラだが、平和を成し遂げんとするあまり完全に自分を追い込みすぎていた。

  • 「無駄だよ…どうせ同じだ、僕らが何をやっても」
  • 「結局また繰り返しだ。あんなに苦しんで、迷って、戦って、戦って…戦って、戦って!」
  • 「僕じゃ駄目なんだ!ラクスの望むものを何一つあげられない。平和どころか、彼女を笑わせることも出来ない!僕には幸せにできない!だから彼女は僕を裏切ったんだ!」
    • レクイエムでユーラシアを焼くという暴挙に出たファウンデーションの野望を阻止するべく話し合う面々だが、ここまでずっと1人で抱え込んできた上にラクスの心情を考えずに裏切られたと思い込み、完全な失意のどん底にいたキラ。その顔面にアスランの怒りの鉄拳が飛んだ。

  • 「仕方ないだろ!君らが弱いから!」
  • 「僕が――僕がやらなきゃ駄目なんだ!嫌だけど…必死でっ!」
    • アスランに完全に一方的に修正されながら、1人で抱え込まざるを得なかった"と思い込んでいた"ことを吐露する。
    • DESTINY時代は半ば達観し過ぎて視聴者から『人間味がない』と嫌われていた側面もあったが、この時はSEED時代前半の孤独で悩ましい人間らしい姿を彷彿させた。
    • なお、アスランにも殴り返そうとしたが、非戦闘時における殴り合いでは士官学校史上最高成績のアスランに敵う訳がなかった。とはいえ倒れてもすぐに受け身を取ったり起き上がったりとタフさは見せた。
    • 途中でシンがアスランを制止しようとするもアスランからは「邪魔をするな」と言わんばかりにあしらうように頬に一発殴ったがキラからは無我夢中で顎に一発決められてしまった。
    • ちなみに映画が某コメントが動画の上に流れる動画サイトで配信された際に『言えたじゃねぇか』というコメントが大量に流れた。DESTENY当時の動画のコメントと比べるとだいぶキラに対する理解が深まって印象が変わっていたことをうかがわせる。

  • 「ラクスに…会いたい……」
    「ラクス…ただ隣で笑ってほしいだけなのに…」
    「僕にはもう、どうしたらいいかわからない…!!」
    • 修正完了後、自分の本当の気持ちを打ち明ける。デュランダル議長を討ったことで世界から奪った平穏をなんとかして取り戻そうと必死だったが、その間ラクスや仲間達がどんな思いでいたか考えることも出来なかった。
    • アスランやマリューにも諭され、ラクスの本当の気持ちを悟り、彼女に会いに行く決心をした。
      • 『言葉にして語らなければ伝わらない』というSEEDシリーズの根幹にあるテーマを見事に描き切っている。よりにもよって、それを口にしたのがあの不器用口下手男であったという皮肉である


【VS.シリーズの活躍】

EXVS2OB

『SEED FREEDOM』の劇場公開に合わせて参戦が報じられ、2024年2月6日に第4弾追加リリース機体として登場。
キラの台詞も劇場そのままの演技と豊富な台詞で、映画視聴者にはCPU戦だけでも触る価値がある仕上がり。

原型機と同じコスト2500で、そちらと同様の武装を持ちつつも、近接格闘寄り可変機と紹介されている。
射撃CSがシュトゥルムスヴァーハーでレバーNでフリーダムのNサブのような構え撃ち、レバー入れでフリーダムの特格Nサブのようにバレルロールして発射する。
サブがシールドブーメラン射出で単発ヒットの代わりにCSや特射、格闘の伸び途中にも発射可能。
特射はフリーダム系列お馴染みフルバーストだが、いつもの照射範囲に加えてその外側に本シリーズ初のレールガンがHDリマスターの実弾連射で再現されている。
特格でシンのイモータルジャスティスガンダムを呼び出しライフル連射、格闘、ブーメランを使用する。Uターンするような特筆する攻撃性能こそないものの、メアメキャン対応かつ6秒リロードと回転率の高さで使い勝手がよい。

変形時はオードソックスなメイン、足を止めてシュトゥルムスヴァーハーを照射するCS、変形解除してブーメラン、変形解除して誘導を切りつつ上昇しレールガンの他、変形したイモータルジャスティスを足を止めずに呼び出せる。

格闘も出始めにすり抜けのある4段格闘の後格、NEXTまでの横格、お馴染みメインキャンセル可能なキラキックなどを持ち、デスティニーやダブルオークアンタ フルセイバーのような感じの格闘の特格派生で各種格闘にキャンセル可能なバレルロールを行いさらに特格派生で切り抜けから急降下斬りの専用派生を持つ。

覚醒技はイモータルジャスティスとの連携攻撃「ライジング・コンビネーション・アサルト」。
劇中のエルドア地域戦で、デストロイを撃破したシーンの再現となっており、特に最終段はSEEDの監督がかつて関わった『機甲戦記ドラグナー』のワンシーンのセルフオマージュとなっている。

遠距離で日和り過ぎると大した圧を掛けられないので、メアメキャンを活かしてしっかりロックを取る地力が出る戦い方が求められる機体。
参戦当初は同時に強化されたHi-νが分かりやすく凶悪な性能をしていたため話題を持っていかれたが、
研究が進んだ結果、飛び道具も十分に強い・6秒メアメキャン込みの機動力・爆速リロードかつ引っ掛け性能が高いブメによる迎撃…とハイバランスな後衛機であることが発覚。
低耐久なので積極性は要らないが前衛能力も高く、今作では不作の2500後衛機として対抗馬足り得たX2の下方が続いたこともあり、特に上位帯では高いシェアを手にすることとなった。

アップデートでサブとアシストの回転率、MS時の機動力が低下したが基礎性能の高さは依然折り紙つき。
しかし、同時に強化されメインとレバー入れ格闘CSを回していれば下手な相手は封殺できかねないストライクノワール、武装とムーブが強力なGセルフなどド派手な武装持ちの台頭で全国勝率などは低下した。
とはいえ自衛面にいくらか隙のあるそれらとは異なり使いこなした場合の隙の無さが最終的な決め手となり、GPPP2024では胚乳と共に全国優勝した。

そのためご祝儀として2度目の下方を受けた。
サブの回転率が戻ったものの性能を落とされ、格闘アシストの誘導やフルバーストのレールガン部分の補正を悪化させられた。
ただ、本機の目玉武装ということもあるのか、珍しく1回目に下方されたサブの回転率が解禁時に戻った。

次回作の発表もあった大型アップデートにて調整機体に選ばれた。
機体性能そのものではなく、サブのシールドブーメラン射出中のガードモーションを原作に近づけた……というもの。


近年の作品としてはかなり珍しい公開開始前に参戦発表、作品上映翌日にPV公開、半月経たずで参戦となり、鉄血以来の超スピード参戦*3
映画と連携をしっかりとっているようで変形時には劇中のようにガイドビーコンが出るなど細かい原作再現モーションも存在している。
キラの特殊台詞もかつてのレイやイザークのようなキャラ崩壊などがない違和感のないものに仕上がっているなど気合いが入ったものとなっている。



【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:変形状態で画面内に入って来て変形解除しながら上昇しハイマットフルバーストの構えを取る
アシスト呼び出し中:画面外からやってきたイモータルジャスティスと並んで決めポーズ。
覚醒中:右手にサーベルを持ち構えをとる。PVでジンの腕を切り落としたシーンっぽくもある。

敗北ポーズ

左翼と四肢を失いフェイズシフトダウン状態で倒れている。
全身には針が刺さっている。
原作で撃墜されたシーンの再現。


【その他活躍】

アーセナルベース

本シリーズと同時期に参戦が決まった。
イモータルジャスティスとの合体攻撃で覚醒技の1シーンも再現されている。
劇場版1週目の入場特典では書き下ろし小説2種のどちらかと本機かイモータルジャスティスのカードが貰えたため本シリーズより先にゲーム参戦を果たしたとも言える。
裏面の解説ではクルーゼが劇場版公開を喜んでいた。

モンスターストライク

映画公開の翌月にコラボで登場。
強化すると映画の新機体となる実質的な前座ポジション。


【余談】

  • 当初はストライクフリーダムから新フリーダムに乗り換えて勝つという構想だったそうだが、両澤氏の『新型で勝つのではなく最後は旧式で勝った方が格好いいでしょう?』という発案により本機が誕生するきっかけとなった。
    すなわち劇場版00の中盤にてELSに破壊されたダブルオーに近い立ち位置である。
  • 劇場版公開に合わせてアーケードにも参戦する、というのはかなり異例。
    開発チームの話によれば、『新規機体を参戦させる場合、通常なら半年~1年以上かかるところ、ライフリは絵コンテから作り上げた』とのことで、本機の実装に相当の力を注いでいたことが窺える。
    同じく高速参戦ながらキャラ付けが甘かった三日月と異なりキラの台詞も作品に合わせている点からも見て取れるだろう。


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最終更新:2025年02月13日 00:03
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*1 ガンダムシリーズでこの表現を用いた設定を持つ例としてターンXが存在する。

*2 帰りを待っていたラクスがソファーで寝ていたのもあるだろうが

*3 水星の魔女の主役機エアリアルは分割2クールで最終回直前にOBが稼働開始し参戦した