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  • 武道絵手本

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武道絵手本

最終更新:2019年10月31日 19:40

harukaze_lab

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武道絵手本
山本周五郎

-------------------------------------------------------
【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)突忽《とつこつ》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)野|将監《しょうげん》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
   (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数)
(例)[#2字下げ]
-------------------------------------------------------

[#2字下げ]食客[#「食客」は大見出し]

[#3字下げ]その一[#「その一」は中見出し]

 突忽《とつこつ》として馬蹄《ばてい》の地響《じひび》をうつのが、背後に迫るのを孫次郎《まごじろう》は聞いた。
 そう思った、ほとんど同じ刹那《せつな》である。
 風のようなものが颯《さっ》と頭上を掠《かす》めたかと見ると、眼前七尺の草上へ、凄《すさま》じい勢いでだっ[#「だっ」に傍点]と馬が飛下りた。……うしろから孫次郎を跳越えたのである。むろん此方《こちら》は草の上に坐《すわ》っていたし、跳躍する馬の蹄《ひづめ》にかかるほど不鍛錬《ふたんれん》ではないが、武士の頭上を馬で乗越えるというのは無法である。
 ――無礼なことを。
 孫次郎が咄嗟《とっさ》に起《た》とうとすると、向うは逸《はや》る馬の手綱を絞って振返り、
「誰だ、危いではないか!」
 と大きく叫びながら、馬首を回《かえ》して来た。
 孫次郎と同年二十七八になる逞《たくま》しい青年で、日に焦《や》けた顔に太い眉《まゆ》がひどく目立っている。……孫次郎が片膝《かたひざ》を立てたまま黙っている側《そば》へ、馬を寄せて来たが下りようともせず、
「そんな処《ところ》でなにをしている、早く気付いたからいいようなものの、若《も》し蹄にかかったら無事にはすまんぞ」
「……そうらしいな」
「なに!」
「そうらしいと申したのだ」
 相手はかっ[#「かっ」に傍点]と眼を剥《む》いた。おそろしく大きな眼である。孫次郎はその眼を、下から静かに見上げながら云った。
「往来なかにでも坐っていたのなら格別、見渡す限り草原《くさはら》の丘で、馬を責める場所がない訳でもあるまい。……貴公は拙者《せっしゃ》に詫《わ》びを云わせるおつもりか」
「こいつ、喧嘩《けんか》を売る気だな」
「馬を下りろ、貴公、作法を知らんぞ」
 うぬ! という怒気を見せて、相手が馬を下りようとした時、
「……壱岐《いき》さま」
 と叫びながら、向うから馬を飛ばして来る者があった。
 思わず振返る二人の前へ、みごとな手綱さばきで、駿足《しゅんそく》を乗りつけて来たのは武家の娘であった……少し小さ過ぎる唇許《くちもと》に、云い知れぬ魅力を持った顔だちで、脊《せ》に垂れた黒髪が、濡《ぬ》れたように艶《つや》やかである。岡崎藩の老職、水野|将監《しょうげん》の娘で七重《ななえ》という。
「壱岐さまのひどいこと」
 そう云いかけた娘は孫次郎を見て、大きく眼を瞠《みは》りながら急いで馬を下りた。
「まあ、信田《しのだ》さまもいらっしゃいましたの」
「その男を知っているのか」
 壱岐と呼ばれた相手が云った。
「ええ、家《うち》に御滞在あそばしている信田孫次郎さまですわ。壱岐さまはまだお会いなさいませんでしたかしら」
「そうか、これが噂《うわさ》に聞いた食客どのか」
「あの、信田さま」
 不躾《ぶしつけ》けな男の言葉を打消すように、娘は慌《あわ》てて孫次郎に云った、「……此方《こちら》はわたくしの縁者に当る杉村壱岐之助と申しますの、わたくしの馬の指南役でございますわ」
「そうでしたか、拙者は少しも……」
「七重、まいるぞ」
 壱岐之助は孫次郎の言葉を叩《たた》き潰《つぶ》すように呶鳴《どな》って、さっと馬首を立直した。
 疾駆し去る彼と、孫次郎とを見比べた娘は、いま此処《ここ》で何事かあったのだということがようやく分りかけた。
「信田さま、なにかいま間違いでもございましたの」
「いや……別になにも」
「あの人がなにか致しまして? 我儘《わがまま》な性質《たち》ですから、若しなにか不躾けなことを致しましたのなら、わたくしからお詫び申上げますわ」
「そんな事はありません、ただ……」
「七重! 早く来ないか!」
 向うで壱岐之助の喚《わめ》く声がした。
「呼んでいるようですから早くおいでなさい、拙者も、もう帰ります」
「なんですか、わたくし気懸《きがか》りで」
 七重は迷わしげだったが、
「……ではまた後《のち》にお眼にかかります、御免あそばせ」
 そう云って心残りらしく馬に乗った。
 孫次郎は娘を見送ってから丘を下りた。……久し振りに怒《いかり》を感じ、危《あやう》く爆発しそうになったところを抑えられたので、心はひどく重かった。
「……食客どの……か」
 孫次郎は苦笑しながら呟《つぶや》いた。
 彼は甲斐《かい》ノ国|巨摩郡《こまごおり》の郷士の子である。巨摩郡には穴山流という独特の槍術《そうじゅつ》があり、孫次郎は幼少の頃から学んだが、其《その》道に才能があったとみえてぐんぐん腕をあげ、十八歳の頃にはもう近郷で彼の相手に立つ者が無いようになった。

[#3字下げ]その二[#「その二」は中見出し]

 彼は笈《きゅう》を負って江戸へ出た。
 江戸では下石《しもいし》派の森勘右衛門に学び、更に中村派の門を叩いた。いずれも宝蔵院《ほうぞういん》の流《ながれ》を汲《く》む槍法である。それから相模《さがみ》の無辺流、尾張家の原田市郎兵衛、遠く筑後に渡って離想《りそう》流の青野|典膳《てんぜん》にも教《おしえ》を受けた。……その修行の旅中に、彼は岡崎藩の老職、水野将監と知己になったのである。雨に降籠《ふりこ》められた旅籠《はたご》の一室で、二人は十年の知己のように語合《かたりあ》った。
 話題の中心は武芸と戦術とであった。
 ――鉄砲大砲がこのように発達して来ては、もはや剣法、槍術の類《たぐい》は児戯に等しい。
 将監はそう主張した。これは彼が新しい火器に眩惑《げんわく》されたからばかりではなく、徳川中期以降の武士たちが、一様に考えていることである。……それに対して孫次郎はこう答えた。
 ――いかにも鉄砲大砲の発達は恐るべきもので、今後の戦術は自《おのずか》ら変化するであろう。しかし、火器は何処《どこ》までも戦闘の前哨《ぜんしょう》の中期までで、最後の勝利を決するものは、敵陣へ突込んで行って城陣を占領する刀槍隊である。……それ無くしては如何《いか》なる戦闘も決定的ではない。
 分り切った議論ではあるが、新しい兵器に眩惑され切っていた将監は、それを聞いて眼が明いたような気がした。……孫次郎は更に、しかし現在の武術というものは泰平の飾物に化している、煩瑣《はんさ》な末節的技巧に堕して、多くは実戦に役立たぬものであるから、是《これ》等を根本から改革しなくてはならぬ、自分は先《ま》ずそういう意味の新しい槍《やり》隊を作ってみたい、ということを熱心に語った。
 将監は深く孫次郎の説に感服し、その人物にも惚込《ほれこ》んだので、それなら先ず岡崎藩でその槍隊を作ってみて貰《もら》いたい、折をみて仕官の出来るように推挙するから、そう云って岡崎へ伴って来たのである。……岡崎へ来て既に三十余日、殿町《とのまち》の水野家に客となって、その時の到《いた》るのを待っているのだった。
 ――しかし若し、食客というような意味で噂をされているのなら、考えなくてはならぬぞ。
 壱岐之助の一言《いちごん》が不用意の放言であったとしても、孫次郎にとっては聞きのがすことは出来ない。もう滞在もかなり長びいているのだし、若し仕官の望みがないなら去るべきだ。
 そんなことを思いながら、殿町の屋敷の横木戸から入ると、既に先へ帰っていた七重が、待かねていたように、小走りに出迎えた。
「お帰りあそばせ」
「只今《ただいま》……もう帰っておいででしたか」
「先程は失礼を致しました」
 娘は気づかわしそうに孫次郎の眼を見上げながら、
「あれから話を聞きましたの。あの人は信田さまの上を馬で跳越したのですってね、本当になんとお詫びを申上げて宜《よろ》しいやら。……あの人の乱暴なことは、御家中の評判ですけれど、わたくし本当に呆《あき》れてしまいました」
「でもよく正直に話しましたね」
「気質はさっぱりしていますの。まるで子供のように明け放しな、悪気のない人なのですけれど、藩一番の腕達者ですし、家柄もいいものですから、誰も頭を抑える者がございません。それでつい我儘が出るのですわ」
「なるほど、頭を抑えられたことのない人らしいですね」
 孫次郎は苦笑して云った。「……もう少し貴女《あなた》のおいでが遅かったら、お互いに抜合せていたところですよ」
「あの人もそう申していました、わたくしそれを聞いてぞっ[#「ぞっ」に傍点]と致しましたわ。……でも信田さま、いま申上げたような人ですから、どうぞ赦《ゆる》してお上げ下さいましね。そうでないとわたくし、これからさき困りますから……」
「貴女がお困りになる……?」
「ええ、あの人は近い親類ですし、これから」
 と云いかけて、なにを思ったか不意に、娘は耳根《みみのね》までぽっと赤く染め、ひどく慌てて袖《そで》を唇許《くちもと》へ当てると、なんの説明もせず踵《きびす》を返して母屋《おもや》の方へ去って行った。
 ――どうしたのだ。
 孫次郎は半ば呆れたが、しかし直ぐに、
 ――そうか、そうだったのか。
 と微笑しながら頷《うなず》いた。……そして、馬を並べて草原を疾駆していたあの二人が、いつか夫婦《めおと》になるのであろうと思い、そう思うと共に、ふと心の奥の方でかすかな淋《さび》しさが動くのを感じながら、自分の部屋へと入った。
 そのあくる朝、孫次郎は、将監が登城しない日であるのを慥《たしか》めてから、少し面談したい事があるからと申入れた。将監は快く居間へ招いた。
「御用繁多で、しばらくお話をする暇もなかったが、少しは城下の模様も御覧になったかな」
「御好意に甘えて、色々と見物をさせて頂きました。……ついては、もはやお世話になりましてから三十余日、あまり長く御厄介になるのも心苦しいと存じますので、ひと先ずおいとまを頂きたいと考えますが」
「ああそのことなら、実は拙者からお話がござる」
 そう云って将監は坐り直した。

[#2字下げ]秋草の庭[#「秋草の庭」は大見出し]

[#3字下げ]その一[#「その一」は中見出し]

「貴殿の御趣意で、当藩に新しい槍隊を作って頂きたいと存じ、その旨《むね》を重役のあいだに周旋しておったのだが、当藩には槍術指南役として沖野源右衛門と申す者がおり、既に多勢の門人を教育しておるので、一応この者と試合したうえ、推挙するのが順序であろう、……こういう説が出ているのでござる」
「しかしそれでは、拙者がその沖野どのを押除《おしの》けて出るようで、いささか不本意に存じますが」
「そう云われるであろうと思ったゆえ、拙者も出来るだけ骨を折ってみたのだが。しかし、試合のうえ貴殿が勝ったとしても、別に沖野に暇《いとま》が出るという訳ではなし、彼の身分にはなんの差障りもないということだから……此処《ここ》はひとつ枉《ま》げて承知して頂きたいと思うが」
「それでは、……試合は、拙者の腕をみる[#「みる」に傍点]という意味なのですか」
「飾らずに申せばそうでござる。が、これは何処《どこ》へまいっても一応の順序ではあるまいか」
 将監はそう云ってふと声を落した。「……打明けて申せば、実はこの将監、なんとしてでも其許《そこもと》に当藩へ仕官をして頂きたいのだ。勝手な老人とお笑いかも知れぬが……貴殿こそ娘七重の婿《むこ》と、旅先でお会い申した折から考えていたのでござるよ」
「これはまた、御冗談を……」
「冗談ではない、既に娘にもその旨を含めてござる。若し娘がお厭《いや》でなく、またこの老人の心を無躾けとお思いでなかったなら、どうか沖野との試合を御承知が願いたい」
 話は全く思いがけぬ方へ展開した。
 孫次郎の胸に、昨日の裏庭のことが新しく思出された。……あのとき七重が顔を赤らめながら、なかばで切った言葉の後へは、自分の名が入るところだったのであろう。壱岐之助は近い親類だから、二人が不仲では将来自分が困る、そういう意味を云おうとしたに違いない。
 此方《こちら》の意向も糺《ただ》さず、そのようなことを娘に話すというのは軽々しいが、一方にはまた、是が非でも孫次郎を掴《つか》んで放さぬという、将監の執心のさまが察せられて嬉《うれ》しかった。
 ――士は己《おのれ》を知る者のために死す。
 孫次郎はそう思った。
 ――また岡崎藩なら、自分の思うような槍隊を作ることが出来るであろう。水野家は親藩の一だから、首尾よくゆけば幕府の軍制改革にまで発展する望《のぞみ》もある。
「承知致しました」
 考《かんがえ》が決ったので、孫次郎は快く答えた。
「御息女とのお話はまた別として、沖野どのとの試合はお受け致します」
「かたじけない、それを聞いてやっと安堵《あんど》した」
 かなり心の重荷だったらしく、将監は本当に安心した様子で笑顔を見せた。
「それでは二三日内に取運ぶと致そう」
 そう云ってから五日めであった。
 国家老中根|但馬《たじま》の屋敷には、評判の花苑《かえん》があって、いま秋草が見頃である。その秋草を観《み》に、藩主水野|和泉守忠之《いずみのかみただゆき》が但馬邸へ臨む折、御前で沖野源右衛門と孫次郎との試合を行うという事に決った。
 当日孫次郎は将監とともに早くから但馬邸へ詰めていた。……屋敷は城の内濠《うちぼり》に沿った大林寺《だいりんじ》の地続きで、敷地は千坪ほどあり、自然の丘を築山《つきやま》に、松林と杉の森とが鬱蒼《うっそう》としている。庭は殆ど人工を加えてない床しいもので、縦横《じゅうおう》に通じている小径《こみち》の左右は、乱離たる秋草の叢林《そうりん》であった。
 午後三時少し過ぎに、
「どうぞ設けの場所へ」
 と但馬家の家士《けらい》が知らせに来たので、孫次郎は将監と共に庭へ下り、築山を越したところにある広場へ出て行った。
 杉の森を前にして数寄屋《すきや》がある、その縁先に床几《しょうぎ》を据えて、和泉守忠之と数名の侍臣とが待受けていた。……孫次郎が幕を張った試合場の一隅へ入ると、それに対し、向う側へ沖野源右衛門が現われた。源右衛門は四十六七歳と見える眼の鋭い男で、総髪を紫紐《むらさきひも》で括《くく》り、渋色の革の鉢巻をしている。
 ――癇《かん》の強そうな男だな。
 孫次郎はひと眼見てそう思った。
 将監が御前へ出て試合の披露を述べると、やがて二人の前へ槍が運ばれた。九|尺《しゃく》柄《え》の稽古《けいこ》用のもので、先のたんぽ[#「たんぽ」に傍点]の上へ、更に白木綿で包んだ藁《わら》の球《たま》が着けてある。……検分は横目付|室井《むろい》六郎兵衛、二人は和泉守に向って拝礼すると、槍を取って静かに歩寄《あゆみよ》った。
 相対《あいたい》して作法通りの名乗りと会釈《えしゃく》、検分役が位置に就くと、二人は静かに位取《くらいどり》をした。
 双方中段であった。
 とたんに、……中段に位取をする、そのとたんに、源右衛門の口から絶叫が飛び、その槍が孫次郎の胸を狙《ねら》って伸びて来た。
 こういう式張った立合いには無い仕掛けである。孫次郎はさっと跳退《とびの》いたまま、中段の槍を動かさなかった。源右衛門も直ぐ手繰り込んで元の位に取直した。
 ――高田派を使うな。
 だが大した腕ではない。孫次郎は相手の腕の底を見た。

[#3字下げ]その二[#「その二」は中見出し]

 源右衛門には、今の突《つき》が勝味を決定するものだったらしい。それが軽くいなさ[#「いなさ」に傍点]れたままなので、明かに苛《いらだ》って来た。
「やっ!」
 第二声と共に繰出した槍、孫次郎はそれも僅《わずか》に左へ避けただけであった。
 ――これで此方《こっち》の腕は分ったろう。
 そう思った。勝っても負けても、向うの身分には関わりない勝負である。孫次郎の腕を見れば役目は済む、それならこれでもう充分な筈《はず》だ、……そう思ったのだが、源右衛門の方では反対にすっかり殺気立っていた。
 二本を空《むな》しく躱《かわ》された彼は、
「え、やっ」
 喚《わめ》きながら三本目を突込んで来たと思うと、いきなり石突《いしづき》を返して面を襲った。
 ――無法な!
 たんぽ[#「たんぽ」に傍点]の上へ藁の球を着けるほどの試合に、石突を使うのは無法である。孫次郎は我慢ならぬと思った、刹那《せつな》に! その石突をはね上げざま、相手の腰の番《つがい》へ、
「えい」
 とみごとに一槍入れた。
 軽く入れたつもりではあるが、はずみであろう、源右衛門はあっ[#「あっ」に傍点]と云いながら、がくりと、折《お》れるように其処《そこ》へ膝《ひざ》をついてしまった。
「……まいった!」
「失礼|仕《つかまつ》った、怪我でござる」
 槍を伏せて叮嚀《ていねい》に会釈する孫次郎を、源右衛門は憎悪《ぞうお》の眼で睨《にら》みつけていた。
 和泉守から盃《さかずき》を貰《もら》って、将監と共に殿町の屋敷へ帰ると、七重が待兼ねていたように出迎えた。……そして父親の顔色で直ぐに勝負の様子を見抜いたのであろう、心配のために曇っていた眉《まゆ》がにわかに明るくなり、
「矢張り、お勝ちあそばしましたのね」
 と云うなり輝くように微笑した。
「みごとな勝負だったぞ」
 将監は喜色満面で、「……おまえにも見せたかった、まるで段違いの腕だ、推挙したわし[#「わし」に傍点]もこれで面目が立ったというものだ」
「それはおめでとうございました」
「心祝いをしたいから支度をさせてくれ、それから壱岐之助も呼ぶのだ」
「え……壱岐さまを……」
「引合せるにはいい折だ、弥助をやれ」
 七重は気遣わしそうにちら[#「ちら」に傍点]と孫次郎を見た。
 離屋《はなれ》の方へ小酒宴の支度をして、将監と孫次郎が座に就いたとき、迎えにやった杉村壱岐之助が入って来た。彼は目礼する孫次郎を無視して、縁先に片膝を突くと、
「唯今《ただいま》お迎えでございましたが」とひどく切口上に云った、「……拙者いま退引《のっぴき》ならぬ急用が出来《しゅったい》致しましたので、お招きを辞退しにまいりました」
「急用と云って、お上《かみ》の御用か」
「そうではございません、槍術《そうじゅつ》指南番沖野どのが、今日御前で試合をなさいましたそうで」
「その相手は此処《ここ》におられる、信田孫次郎どのといって、この将監が御推挙申した仁だ。其方《そち》も今後は別懇に願わねばならぬゆえ、心祝いの酒|一盞《いっさん》まいろうと思って呼んだのだ」
「……此方《こちら》はお祝いでございますか」
 壱岐之助は唇を曲げて、
「沖野どのは切腹なさいましたぞ」
「なに、壱岐之助……」
「御前を退《さが》ると、自宅へ戻って、そのままみごとに腹を切って果てられたそうです」
 意外な知らせである。
 ――なんとして?
 孫次郎はぎょっとしながらも、あの時の源右衛門の、癇の強そうな相貌《そうぼう》を思出した。
「門人の一人に、無念だとひと言、遺言をしたそうです。それでいま門人たちが道場に集り、師の無念を晴らそうと騒いでいるということですから、拙者はこれから駈《か》けつけて、兎《と》も角《かく》も鎮《しず》めて来ようと思います」
「それは、なんとも意外な知らせだが」
 将監は眉をひそめながら、「……しかしどうして源右衛門は切腹などしたのか、勝敗に関わらず彼にはお構いなしということを承知の筈だが」
「それと是《これ》とは別でしょう、御前で容赦もなく突伏せられたら、沖野どのでなくとも切腹ぐらいしなくては面目が立ちますまい。……段違いの者には柔かく当ってやるくらいの床しさが、武士にはありたいものです」
 明かに孫次郎を諷《ふう》する言葉だった。……そして壱岐之助は足早に去って行った。
「……馬鹿なことをしおる」
 将監は腹立たしそうに呟《つぶや》いた。孫次郎は目を瞑《つぶ》っていた、……明るく輝いていた空が、にわかに険悪な嵐《あらし》の雲に蔽《おお》われるような、重苦しいものが心にひろがるのを感じながら……。

[#2字下げ]朝霧の峠[#「朝霧の峠」は大見出し]

[#3字下げ]その一[#「その一」は中見出し]

 今や事情はまるで変ってきた。孫次郎を推輓《すいばん》していた多くの人々が、源右衛門の自刃《じじん》という事実に接すると、急に其《その》方へ同情を寄せるようになった。
 ――御前試合にあれほど烈《はげ》しく勝つ事はない。
 ――武芸はただ勝てばいいのではないぞ。
 ――あの勝は無慙《むざん》すぎる。
 非難は主《おも》にそこに集った。人々は事実を知らなかった。孫次郎は初めからそんな勝ち方をする気はなかったのだ、無勝負にしようとして、あれほどはっきり[#「はっきり」に傍点]腕の相違を見せてやったのに、源右衛門はそれを無視し、しかも石突を返すような無法な真似《まね》をして来た。それで、やむなくああいう結果にならざるを得なかったのだ。
 しかし孫次郎は黙っていた。事情を話せば分って貰えるかも知れない、しかし相手が死んでしまった以上、その死の上へ更に耻辱《ちじょく》を加えるようなことは云えぬ。
 ――仕方がなければ退国するだけだ。
 そう思っていた。するとそれから五日めのことだった。庭の方で壱岐之助の高声《こうせい》が聞えたから、何事かと思って出てみると、此方《こっち》へ来ようとする彼を七重が懸命に押止《おしと》めているところだった。
「放せ、会わなければならんのだ」
「いけません、父上がお帰りになってからになすって下さい」
「その暇はない。信田は何処《どこ》だ」
 大声で呼ばれて、孫次郎は大股《おおまた》に縁先へ進み出た。
「孫次郎は此処にいる」
「おお其処《そこ》か」
「七重どの、お止めなさるな」
 そう云って庭へ下りる孫次郎の前へ、壱岐之助はつかつかと歩寄《あゆみよ》って云った。
「事情は改めて云うまでもない、話の要点だけを述べるから、そのつもりで聞いてくれ」
「聞く必要があるのか」
「それは貴公の判断に任せる。先日からのいきさつ[#「いきさつ」に傍点]は知っている通りだ。亡《な》き沖野源右衛門の門人たちは、どう宥《なだ》めても師の復讐《ふくしゅう》を断念しない。若《も》し貴公がこれ以上当家を騒がしたくないなら、直《ただち》に岡崎を立退《たちの》いてくれ」
「ずいぶん理窟《りくつ》の通らぬ話ではないか」
 孫次郎は静かに答えた、「……拙者が沖野どのと勝負をしたのは、重役諸公お望みのうえだ。武術の試合には勝敗があるもの、勝てばこそ新規お召抱えとも成ろうのに、立退けというのは筋が通らぬではないか」
「貴公は源右衛門の自刃を忘れているぞ」
「それがどうした、沖野どのが腹を切ったのは沖野どのの勝手だ」
「だが切らねばならぬようにしたのは誰だ。源右衛門をあれほど無慙に突伏せなくとも、貴公は仕官することが出来たろう、貴公の仕方は試合の程度を越えているぞ」
「その点では」
 と孫次郎は冷やかに答えた、「……むしろもっと厳しく立合わなかった事を恥じている。武道は厳しいものだ、いささかの私心もあってはならぬものだ。貴公は先日、もっと手柔《てやわら》かに当ってやる床しさがあれと云ったが、ああいう生ぬるい気持が今日《こんにち》のように武道を弛廃《しはい》させたのだ。沖野どのは槍一筋で何百石取っていたか知らぬが、とても人の師たる資格はない、あれは白痴者《たわけもの》だ!」
「信田、言葉が過ぎるぞ」
「白痴《たわけ》ではないか!」
 孫次郎は烈しく云った、「……武道には頂上はない、奥底のないものだ、誰にしても生涯《しょうがい》が修行なのだ。試合に負けたのは腕が未熟なからで、もっと修行をし直さねばならぬ証拠だ。それを切腹するなどとは白痴《たわけ》の骨頂、禄《ろく》を賜わる主君に対して不忠、なんの取柄《とりえ》もない大馬鹿者だ」
「…………」
「このくらいの理窟も分らず、愚《おろか》な師の復讐をするなどと申す馬鹿者がいたら、孫次郎いつでも相手になるとそう伝えてくれ」
「よし、立派な挨拶《あいさつ》だ」
 壱岐之助はにやっと笑いながら云った。
「そうはっきりすれば面倒はない。明朝、明け六つ、信濃口《しなのぐち》の河合坂へ出向いてくれ」
「信濃口の河合坂だな、心得た」
「門人の数は凡《およ》そ二十人、殊《こと》に依《よ》ると拙者もひと太刀まいるかも知れぬ」
「馬で頭上を乗越した手か」
 孫次郎は微笑して云った、「……あの時といい今度といい、岡崎は珍しいお国ぶりの土地だな。お蔭《かげ》で此方《こっち》は存分に真槍《しんそう》が試せる、何十人でも来い!」
「約束したぞ」
 ひたと孫次郎を見上げながら云うと、壱岐之助は大股に去って行った。……庭の向うで七重が蒼白《あおざ》めた顔をひきつらせたまま、身動きも出来ぬように立竦《たちすく》んでいた。
「……七重どの」
 孫次郎は静かに歩寄った。
「いまの話をお聞きですね」
「……はい」
「お父上には固く内密にして置いて下さい。いずれにしても、一度は避けられぬ運命《めぐりあわせ》です、お分り下さるでしょうね」
「……はい」
「必ず他言無用ですよ」
 七重は喰入るように孫次郎の眼を見つめながら頷《うなず》いた。

[#3字下げ]その二[#「その二」は中見出し]

 しかし日が暮れてから間もなく、孫次郎は身支度をして水野家を忍出《しのびで》た。
 将監には内密にと云ったが、七重の気持では恐らく話さずにはいないだろう。若し話せば将監は止めるに違いない、それでは武士の約束が反古《ほご》になる。そう思ったので、先手を打って家を出たのだ。……多勢を相手にみごと打勝つことが出来るか、武運|拙《つたな》く斬死《きりじに》をするか、たとえ勝ったとしても、今度こそ岡崎にはおられなくなる。
 ――七重どのとも生涯もう会えまい。
 いちどは妻になる筈の人であった。
 二十八年の今日《こんにち》まで、白紙のままでいた孫次郎の心に、初めて鮮かな美しい姿を刻みつけた人だ。……いつかは自分の妻として、共に故郷へ帰る日もあろう、そう考えていたことも、今は返らぬ夢となった。
 ――果敢《はか》ない、束《つか》の間《ま》の夢だった。
 宵《よい》のうちに城下を出た彼は、道を訊《たず》ねながら北へ向って、夜の十時には鹿島村という処《ところ》へ着いた。そこから河合坂までは十丁足らずだという、そこで一軒の農家に頼んで眠り、翌朝、まだ暗いうちに支度をして出た。
 霧の深い朝であった。
 坂にかかって、爪尖《つまさき》登りの岩道を登って行くこと四五丁あまりにして左手へ、台地のように開けている広い草原《くさはら》が見えた。……そして其所《そこ》には、濃い霧を通して、明かに人の立っている姿が見える。
 ――来ている。
 孫次郎は足を止めた。そして背負って来た旅嚢《りょのう》を其所へ解き捨て、手早く身支度をすると、槍の鞘《さや》を払って静かに草原の中へと進んで行った。……気は澄んでいる、脈も平静だ、充分に闘えるぞ。全身に満ちて来る闘志を快く感じながら、十歩二十歩と進むうち、霧に隔てられた相手の姿がはっきりとして来た。
 杉村壱岐之助であった。
 そして他には何人《なんぴと》の姿もない、……孫次郎はしかし油断なく四方に眼を配りながら、「杉村、待たせたようだな」と声を掛けた。壱岐之助はにやっ[#「にやっ」に傍点]と、例の不敵な笑い方をしながら、
「なに、まだ六つにはならぬ、宵《よい》の内にいなくなったから若しやと思ったがよく来た、支度はそれでいいか」
「門人共はどうした」
「拙者独りだ」
「それは約束が違うぞ、貴公だけでは沖野どのの復讐という名目が立つまい」
「己《おれ》にだって意趣はある」
 壱岐之助は大剣を抜いて云った。
「貴公は七重を己から奪《と》った」
「なに……七重どの」
「あれは拙者が生涯に唯《ただ》一人の妻と思っていた人だ。それを貴公が来て横から奪った、その恨《うらみ》だ……来い!」
「そうか、そうだったのか」
 孫次郎は頷いた。
「それでこんな騒ぎを持起したのだな。……よし、相手になってやる。思う存分斬って来い」
「いざ!」
 壱岐之助はさっ[#「さっ」に傍点]と二三間|跳退《とびしさ》った。
 孫次郎は真槍を中段につけた。霧が渦を巻いて流れる、朝は次第にその光を展《ひろ》げ、草に宿った霧粒はまるで水晶を砕いて撒《ま》いたようだ。……壱岐之助は正眼の剣をつ[#「つ」に傍点]と上段へすりあげた。
 ――出来る、すばらしい。
 孫次郎は舌を巻いた。同時に、全身を揺られるような戦気を感じて、思わず一歩出る、……その刹那に、意外にも壱岐之助は、
「待て、まいった、まいった」
 と叫びながら大剣を下ろした。……そして急に右手の杉木立の中へ走入《はせい》ったと思うと、更に意外なことには七重の手を曳《ひ》いて戻って来た。……七重、旅支度をしている七重である。
「残念ながら拙者の敵ではない」
「しかし杉村」
「なにも云うな、七重を伴《つ》れて此《この》場から立退いてくれ。昨日貴公は源右衛門を大馬鹿者だと云ったろう、負けたら勝つ修行をすればよい、武術は生涯が修行だと、……あの言葉で己は貴公に惚《ほ》れたのだ、下らぬ連中と争わせたくなくなったんだ。いまの勝負は、僭越《せんえつ》な話だが七重の良人《おっと》たるに足るかどうか試すつもりだったのだ、しかし逆に此方《こっち》が底を晒《さら》した。……さあ、これだけ話せば納得がいったろう、七重を伴れて立退いてくれ」
「けれど将監どのは」
「ちゃんと承知だ、二三年|経《た》ったら改めて藩へ迎えるからと伝言もある」
「……七重どの」
 孫次郎は振返って云った、「甲斐《かい》は山国です、なにもない寂しい土地です。拙者と一緒においでになりますか」
 七重は縋《すが》りつくように、大きく瞠《みひら》いた眼で孫次郎を見上げながら頷いた。……孫次郎は彼女の円い小さな肩が、激しい感動のために顫《ふる》えるのを見た、それは彼の心へ直《ただち》に伝わる波動のように思えた。
「……貴公は」
 と孫次郎は笑いながら壱岐之助に云った、「……いつも人のうしろから馬で跳越すような事をするぞ」
「その代り貧乏|籤《くじ》も引く」
 明るい笑声《わらいごえ》が杉木立に反響した。……坂道の峠にかかる方から、霧は次第に晴れて行った。
[#地から2字上げ](「譚海」昭和十五年十月号)



底本:「怒らぬ慶之助」新潮社
   1999(平成11)年9月1日発行
   2006(平成18)年4月10日八刷
底本の親本:「譚海」
   1940(昭和15)年10月号
初出:「譚海」
   1940(昭和15)年10月号
入力:特定非営利活動法人はるかぜ

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