そして戦後、新秩序は大きく揺れ動いている。
敗戦国となった
アメリカ合衆国では旧来の二大政党制が崩壊し、新たに誕生したタカ派的な大衆政党の連合である
国民進歩連盟が台頭している。
ヨーロッパの覇者となった
大ゲルマン帝国は興隆を極めたが、次第に勝利の輝きは錆び付いていった。経済は失速し、枢軸国は崩壊、更に
西ロシア戦争の勃発は新秩序の脆さを露呈させた。帝国の民はもはや政府を信頼しておらず、帝国勝利の象徴であるヒトラーの元でどうにか纏まっている。しかし彼は日に日に衰え、寿命は近い。千年王国はその千年目を迎えつつあるのだ。
大日本帝国は経済的に大きな発展を遂げたが、それは共栄圏諸国に対する新植民地主義的な経済搾取に裏付けられたものだ。アジア諸国は共栄圏が謳う大東亜の共存共栄、汎アジア主義の実現を求めており、帝国は対応に四苦八苦している。
1920年 |
2月24日 |
ミュンヘンで国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)が設立される |
1921年 |
11月9日 |
ベニート・ムッソリーニがローマでの第三次ファシスト会議後にイタリア国家ファシスト党を設立 |
1922年 |
10月28日 |
ベニート・ムッソリーニがローマ進軍を開始し、文民政府に対するクーデターを実施 |
10月29日 |
ベニート・ムッソリーニがローマ進軍の後、イタリアの首相に任命される |
11月1日 |
トルコ大国民議会が旧オスマン帝国のスルタン制を廃止 |
1923年 |
1月26日 |
中国国民党と中国共産党が、中国の軍閥時代を終わらせるために第一次国共合作を結成 |
6月 |
戦争賠償と管理の不備により、ドイツでハイパーインフレーションが起きる |
6月16日 |
赤軍がヤクートで白軍残党に勝利し、ロシア内戦が最終的に終結 |
10月29日 |
オスマン帝国の解体後、トルコが正式に共和国となる |
11月8日 |
ミュンヘンのビアホール一揆がNSDAP指導者によって実施されるが、ドイツ警察によりすぐに鎮圧される |
1924年 |
1月21日 |
脳卒中により、ウラジーミル・レーニンが死去。その後、ソビエト連邦の指導者の座を巡る権力闘争にてニコライ・ブハーリンが勝利する |
4月6日 |
イタリアのファシストが1924年の総選挙で2/3の多数を獲得し、現在までの38年間にわたるファシスト政権が誕生する |
1925年 |
4月4日 |
SS(親衛隊)がNSDAPの総統の近衛兵として設立される。 |
5月12日 |
パウル・フォン・ヒンデンブルク元帥がドイツの大統領に選出される |
1926年 |
12月25日 |
大正天皇が崩御し、皇太子裕仁が日本の天皇として即位する |
1927年 |
4月12日 |
上海大虐殺が発生。国民党による共産主義者や社会主義者の処刑により第一次国共合作が終結。これにより中国内戦が始まり、後にソ連とナチス・ドイツの代理戦争に発展する |
5月20日 |
サウジアラビアとイギリスがジェッダ条約に署名し、イギリスがサウジアラビア王国を承認 |
12月14日 |
イラクがイギリスから独立 |
1928年 |
5月3日 |
済南事件が発生し、日本と中国の間で限定的な紛争が勃発。この事件は日本と中国の関係が悪化するきっかけとなる |
6月4日 |
奉天事件が発生し、張作霖が暗殺される。この出来事は4年後の満州侵攻につながる |
10月1日 |
ソ連が第一次五カ年計画を開始。工業化を進めるも、大きな成功は収められず、失敗した |
11月6日 |
ハーバート・フーヴァーが1928年のアメリカ大統領選挙でアル・スミスに勝利 |
1929年 |
3月28日 |
日本が中国から軍を撤退させ、済南事件が終結 |
10月29日 |
ウォール街の株価大暴落により世界大恐慌が始まる |
1930年 |
6月30日 |
フランスがラインラントからすべての残存兵を撤退させ、フランスによる占領が終了 |
9月14日 |
1930年の選挙でNSDAPがライヒスタークの第2党に躍進 |
1931年 |
9月18日 |
満州事変が始まる |
1932年 |
1月28日 |
反日感情と暴力の高まりを受けて上海事変が発生。日本陸軍が上海を攻撃し、最終的に日本と中国の間で停戦が成立 |
2月27日 |
満州での中国と日本の戦闘が終結し、日本が満州の支配を確立する |
3月1日 |
日本が満州国を建国 |
5月5日 |
上海事変の結果、上海は非武装地帯となり、中国軍は上海、蘇州、崑山に駐留することが禁止され、日本の小規模な駐屯が認められる |
4月10日 |
パウル・フォン・ヒンデンブルクがドイツの大統領に再選され、アドルフ・ヒトラーを退ける |
11月8日 |
フランクリン・デラノ・ルーズベルトが1932年の米大統領選挙でハーバート・フーヴァーに勝利 |
1933年 |
1月30日 |
ライヒ大統領パウル・フォン・ヒンデンブルクがアドルフ・ヒトラーをライヒ首相に任命し、ヒトラー政権が誕生する |
2月27日 |
ライヒスターク火災事件が発生し、ヒトラーの主張によりヒンデンブルク大統領がライヒスターク火災令を発令。これによりナチ党は反対派を弾圧するための非常権限を得る |
4月26日 |
秘密警察ゲシュタポが設立され、後にSSと合併 |
3月4日 |
フランクリン・デラノ・ルーズベルトが米国大統領に就任。大恐慌の影響から脱するためニューディール政策を開始 |
3月23日 |
ライヒスタークが全権委任法を可決し、ドイツの首相が大統領やライヒスタークの関与なしに法を制定・施行する権限を与える。ドイツでアドルフ・ヒトラーによる一党独裁体制が樹立 |
1934年 |
3月20日 |
ドイツの全警察部隊がハインリヒ・ヒムラーの指揮下に入り、彼の影響力が増す |
6月30日 |
「長いナイフの夜」が発生し、反ナチ派の保守派やSAの指導者エルンスト・レームらが殺害され、ヒトラーのドイツ支配が一層強化される |
7月20日 |
SSがナチ党から独立し、アドルフ・ヒトラー直属の組織となる |
8月2日 |
ヒンデンブルク大統領が死去し、アドルフ・ヒトラーが首相と元首の両職を兼任して「総統」となる |
1936年 |
1月20日 |
イギリス国王ジョージ5世が死去し、ウェールズ公がエドワード8世として即位 |
2月26日 |
二・二六事件が発生し、1400人の皇道派の軍人と将校が政府に対してクーデターを起こすが失敗。この事件により日本の政治における軍部の影響が増す |
7月18日 |
1936年7月のスペインクーデターが発生し、スペイン内戦が勃発 |
1937年 |
7月7日 |
盧溝橋事件が発生し、日中戦争が勃発 |
5月28日 |
ネヴィル・チェンバレンがイギリスの首相に就任 |
8月 |
ヒヒニオ・モリニゴが独裁者ラファエル・フランコの打倒後、パラグアイの暫定大統領に就任 |
8月8日 |
日本軍が北京を占領 |
8月13日 |
上海戦が始まる |
11月6日 |
イタリアが防共協定に加盟 |
11月26日 |
国民党軍が上海から撤退し、日本軍が上海を制圧 |
12月1日 |
南京戦が始まり、日本軍が南京を攻撃 |
1938年 |
3月13日 |
オーストリア併合が行われ、オーストリアがドイツ国に編入 |
9月30日 |
ミュンヘン協定が締結され、ズデーテン地方がドイツ国に編入 |
11月9日 |
水晶の夜が発生し、ユダヤ人の商店やシナゴーグが破壊され、略奪、焼失。さらに30,000人のユダヤ人男性が強制収容所に送られる |
1939年 |
3月14日 |
親ドイツのスロバキア共和国が設立される |
3月15日 |
ドイツがミュンヘン協定を破りチェコスロバキアの残存領域を占領、旧チェコ領にベーメン・メーレン保護領を設立 |
4月1日 |
スペイン内戦が国粋派の勝利で終結し、スペインでフランシスコ・フランコの独裁政権が成立 |
9月1日 |
ドイツがポーランド侵攻、第二次世界大戦が勃発 |
9月3日 |
イギリスとフランスがポーランド侵攻に対する報復としてドイツに宣戦布告 |
9月27日 |
ワルシャワ陥落 |
10月6日 |
ポーランドがドイツに降伏 |
11月30日 |
冬戦争が発生し、ソ連がフィンランドに侵攻 |
1940年 |
4月9日 |
ヴェーザー演習作戦が実施され、デンマークとノルウェーが侵攻される |
4月9日 |
デンマークがドイツに降伏 |
5月10日 |
黄作戦が開始され、ドイツ装甲部隊がベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランスの低地帯を侵攻 |
6月10日 |
ノルウェー軍が降伏し、ヴェーザー演習作戦が終了 |
11月5日 |
共和党候補のトーマス・デューイが米国大統領選挙で民主党候補のハリー・ホプキンスに勝利 |
1941年 |
春 |
イギリスが支援するイラク政府が「黄金の方陣」と呼ばれる民族主義的将軍グループにより、枢軸国の支援を受けて倒される |
6月22日 |
「バルバロッサ作戦」が開始され、ドイツと枢軸国軍がソビエト連邦の西部国境全域に攻撃を開始し、第二次世界大戦の東部戦線が開かれる |
12月7日 |
日本帝国海軍が真珠湾を奇襲攻撃し、多くの米海軍艦船を破壊。アメリカは日本に宣戦布告 |
12月11日 |
三国同盟に基づき、イタリアとドイツがアメリカに宣戦布告 |
12月25日 |
モスクワがドイツ軍に占領され、政治局がさらに東へ移転 |
12月 |
ヨシフ・スターリンがソビエト連邦でクーデターを行い、政治局の再編成を強制する投票を実施。ニコライ・ブハーリンはその直後にロシア極東で姿を消す |
1942年 |
6月7日 |
ミッドウェー海戦で日本がアメリカ太平洋艦隊を壊滅させる |
不明 |
イタリアとドイツ軍がイギリス委任統治領パレスチナに侵攻 |
1943年 |
6月 |
アドルフ・ヒトラーが占領したコーカサス・ソビエト社会主義共和国領にカウカーズース国家弁務官区の設立を発表 |
6月4日 |
アルゼンチン軍が、親枢軸派の軍人の排除に反発してクーデターを起こす |
不明 |
イギリス領インド帝国が崩壊し、インド共和国が成立。混乱の中、ビルマが事実上独立 |
1944年 |
5月28日 |
ホセ・マリア・ベラスコ・イバラがエクアドル独裁政権を市民運動で打倒し、「栄光の5月革命」と呼ばれる出来事を主導 |
11月7日 |
トーマス・デューイが民主党候補の分裂により米大統領選挙で僅差で再選を果たす。 |
12月 |
「一号作戦」が成功し、日本軍が中華民国の河南省、湖南省、広西省で戦力を壊滅 |
1944年末 |
連合国がマーケット・ガーデン作戦を開始、北アメリカに侵攻する |
1945年 |
3月 |
ドイツ軍がアシカ作戦を開始、連合国軍は北アメリカ戦線に集中していたため、容易に英国全土を制圧する |
1945年初頭 |
ドイツの支援を受けたアイルランド共和国が北アイルランドに侵攻する |
4月 |
連合軍が北アイルランドから撤退し、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が正式に終結。残存するイギリス軍も間もなく降伏 |
7月4日 |
ドイツの爆撃機が真珠湾に原子爆弾を投下し、米太平洋艦隊が壊滅 |
8月下旬 |
デューイ大統領が「赤城条約」に署名し、米国の太平洋領土を日本に譲渡するとともに、ドイツとの不可侵条約を締結し、第二次世界大戦が正式に終結 |
10月 |
アルバロ・エドゥアルド・アバロス将軍が親枢軸派政府を打倒するクーデターを主導し、フアン・ペロンが逮捕される |
不明 |
ビルマが「昭南条約」に署名し、正式に独立国家となる |
不明 |
フィリピン共産党が日本占領に対するゲリラ戦を開始 |
不明 |
スウェーデンのペール・アルビン・ハンソン首相が突如死去 |
不明 |
イギリスのホームガードが北アイルランドで活動を開始 |
1946年 |
2月24日 |
UCR率いる民主連合がペロン率いる労働党に僅差で勝利し、ホセ・タンボリーニがアルゼンチン大統領に就任 |
5月9日 |
アフガニスタン首相のサダル・モハンマド・ハシム・カーンが兄弟のシャー・マフムード・カーンに禅譲し、ムハンマド・ザヒル・シャー王の命令で国の進歩的方向性が模索される |
不明 |
フェロー諸島がデンマークから正式に独立 |
不明 |
1946年のルーマニア飢饉が発生し、イオン・アントネスクが政界を引退。イオンの許可を得てミハイ・アントネスクが事実上の指導者となる |
不明 |
トルコ軍がダマスカスを占領し、シリア国民国を設立 |
1947年 |
夏 |
キューバで若いカリブ革命家のグループが集まり、トルヒーヨ打倒のためにドミニカ共和国への侵攻を計画。これらの革命家はカリブ軍団を結成 |
9月 |
カリブ軍団がキューバのカヨ・コンフィテスからドミニカ共和国への軍事遠征を開始するが失敗。これに応じてドミニカ共和国はキューバのいくつかの場所を爆撃 |
不明 |
シャー・マフムード・カーンの改革によって引き起こされたアフガニスタンの政治的覚醒により、ウェシュ・ザルミアンが進歩主義の主要勢力として台頭 |
不明 |
ジャラモギ・オギンガ・オディンガがケニアでルオ族の経済的向上を目指して「ルオ貯蓄貿易会社」を設立 |
不明 |
重慶の戦いが日本の勝利で終わり、日本の中国侵攻と第二次世界大戦のアジア戦線が終結 |
不明 |
マダガスカルで民族主義者の第一次マダガスカル蜂起が起こるも失敗する |
不明 |
亡命中のオランダ政府がスリナムで新しいオランダ憲法を批准 |
1948年 |
不明 |
トルヒーヨ政権がハイチに宣戦布告し、ヒンシュ県を侵攻・併合 |
10月27日 |
マヌエル・A・オドリアとペルー軍がクーデターを起こし、ホセ・ルイス・ブスタマンテ・イ・リベロの大統領職を終了させる。彼は左翼のAPRAを禁止することを拒否したため |
11月 |
1948年の米国大統領選挙でドワイト・D・アイゼンハワー将軍が共和党候補ロバート・タフトを破る |
不明 |
フィデル・カストロがカリブ軍団から離脱し、第2カリブ軍団を結成 |
不明 |
ウィルヘルミナ女王がオランダ女王の座を退位 |
不明 |
ジャラル・バヤルとその支持者が共和人民党から分裂し、民主党を結成 |
1949年 |
3月 |
米国がニューヨーク憲章を採択、自由国家機構が設立される |
12月27日 |
日本がインドネシアに独立を正式に認める |
不明 |
ウェシュ・ザルミアンのメンバーがアフガニスタンの国民議会議員に選出 |
不明 |
ブラジルのエスタド・ノヴォ体制が、著名な反ヴァルガス派ジャーナリストへの暗殺未遂をきっかけに軍事クーデターで終焉を迎え、その後新しいブラジル憲法が制定され批准される |
不明 |
ルオ貯蓄貿易会社がSSによって廃業される |
不明 |
ソン・ゴク・タイン首相がカンボジア共和国の独立を宣言 |
1950年 |
5月 |
最高ソビエト幹部会が中央シベリア共和国に侵攻し、シベリア戦争が勃発 |
9月 |
ヤゴーダ政権の崩壊と中央シベリア共和国の攻勢の失敗を受け、シベリア戦争が決着を見ずに終結 |
11月3日 |
エドゥアルド・ゴメスが1950年のブラジル大統領選挙に勝利 |
不明 |
1950年の広東議定書により広東地域に独立国家である広東国が形成される |
不明 |
ドイツがアフリカのポルトガル植民地に攻勢をかけ、これを成功裏に占領 |
1951年 |
11月11日 |
フアン・ペロンが大統領選挙に勝利したことを受け、アルゼンチン政府と軍の一部が彼の権力掌握を阻止するために自己クーデターを試みる |
不明 |
シュリパド・アムリト・ダンゲがインド共産党の議長に就任 |
不明 |
アバ・コヴナーがドイツ当局に殺害されたとされるが、これは偽装工作であった |
不明 |
フランス国家元首フィリップ・ペタンが老衰で死去 |
不明 |
ドイツで6年間にわたる過剰支出と財政赤字の結果、経済が崩壊し、インフレが激化し、統一条約全体で数百万人が職を失う |
1952年 |
3月10日 |
フルヘンシオ・バティスタが1952年大統領選挙での敗北を恐れ、キューバ政府にクーデターを実施 |
3月26日 |
ダッドリー・シェルトン・セナナヤケが父親の後を継いでスリランカの首相に就任 |
11月 |
1952年の米国大統領選挙で現職のドワイト・D・アイゼンハワー大統領がわずか1票差で再選を果たす |
不明 |
ビルマ軍の国民派閥がクーデターを起こし、政府を掌握 |
不明 |
トルコ軍がイラクのクルディスタンを制圧 |
不明 |
アントネスクがルーマニアで政党政治の復活を宣言 |
1953年 |
7月26日 |
フィデル・カストロが反バティスタの反乱軍を率いて軍事基地を襲撃するが、失敗しメキシコに逃亡。彼は後に「7月26日運動」を結成 |
8月 |
イラン首相モハンマド・モサデクが、DPÖの国有化を図ったためドイツの支援を受けたクーデターで失脚 |
不明 |
ブラジル当局によってブラジル共産党が禁止される |
不明 |
ゴメス政権がバルガス時代の最低賃金政策を廃止し、これに対する反発がUDNの1955年の敗北に繋がる |
不明 |
ベニート・ムッソリーニが死去し、娘婿のガレアッツォ・チャーノが後を継ぐ |
不明 |
コロンビアの国民行動党議長アルフォンソ・ウリベ・ミサスが「アリオ・クリオーリョ主義」の基礎となるマニフェストを執筆 |
不明 |
スカルノがインドネシアで権力を固め、日本が経済においてますます影響力を持つ |
1954年 |
不明 |
日本の圧力を受けたビルマ政府が共産主義を禁止する法律を可決 |
不明 |
コロンビア大統領ホルヘ・エリエセール・ガイタンが暗殺され、コロンビア内戦の引き金となる政治危機が発生 |
不明 |
盛田昭夫が李嘉誠と提携してソニー・エレクトロニクス株式会社を設立 |
1955年 |
7月5日 |
西ロシア革命戦線がモスコーヴィエン国家弁務官区への総攻撃を開始し、西ロシア戦争が勃発 |
10月3日 |
ジュセリーノ・クビチェックが1955年のブラジル大統領選挙に勝利 |
11月11日 |
ブラジル大統領当選者ジュセリーノ・クビチェックの就任を阻止しようとするUDN政治家の試みに対抗するため、軍部が逆クーデターを実施 |
不明 |
ドイツがスイスに保護領化を要求し、侵攻を示唆することでアルプス危機が発生。これに対抗してイタリアがスイス防衛のために軍を動員 |
1956年 |
夏 |
ヨーゼフ・ゲッベルスがモスコーヴィエン国家弁務官区でパルチザンに暗殺される |
4月 |
イオン・アントネスクが神経梅毒による臓器不全で死去し、ルーマニアの指導者の座が終焉 |
7月 |
マヌエル・プラド・ウガルテチェがペルー大統領に再選 |
晩年 |
デビッド・スターリングとビル・アレクサンダーがBPP支配の英国政府に対する反乱を指導し、その後鎮圧される。この反乱の発生により、A.K.チェスタートン首相が辞任し、バリー・ドンヴィルが後任に |
不明 |
フアン・ペロンがアルゼンチン軍と反対派政治勢力による陰謀で追放され、エドゥアルド・ロナルディが臨時政府を設立。この新政府はペロン派の画像や描写を禁止する法令を発布 |
不明 |
停戦によりコロンビア内戦が終結するが、国は依然として三大勢力によって分裂 |
不明 |
コムラ・アグベリ・グベデマがガーナの大統領に選出 |
不明 |
満州で国防法が制定され、帝国陸軍が関東軍に従属 |
不明 |
西ロシア戦争に気を取られているドイツが戦争の可能性を考慮し、アルプス危機が終結。リヒテンシュタインはドイツに併合される |
1957年 |
2月9日 |
ハンガリーの摂政ホルティ・ミクローシュが死去し、息子のイシュトヴァンが後を継ぎ摂政に就任 |
2月25日 |
西ロシア戦争が停戦により終結し、西ロシア革命戦線は分裂 |
3月13日 |
ホセ・アントニオ・エチェベリアがキューバ大統領宮殿への襲撃を指導するも失敗。CIAとDFSの支援で逃亡に成功 |
11月30日 |
ニュージーランド総選挙で労働党が国民党を破り、議席を奪取 |
12月10日 |
EDES創設者ナポレオン・ゼルヴァスが死去 |
不明 |
カナダの社会信用党がケベック独立運動の右翼勢力と提携し、党のフランス語圏派を形成 |
不明 |
イベリア連合がトルコとイタリアの反ドイツ同盟に加わり、三頭連合が結成 |
不明 |
統一マラヤ抗日戦線が植民地当局に対して反乱を開始し、マラヤ危機が勃発 |
不明 |
フィリピン北部のルソンで全フィリピン革命社会主義共和国(AFRSR)が設立 |
1958年 |
2月28日 |
アルゼンチン大統領選挙でリカルド・バルビンではなくアルトゥーロ・フロンディシを候補に指名したことをめぐり、UCR党内で分裂が発生 |
3月31日 |
カナダ総選挙で自由党が圧勝し、政権を掌握 |
6月9日 |
アルゼンチンとチリがビーグル水道の国境をめぐってスナイプ戦争を開始 |
7月14日 |
自由将校団の支援を受けた革命により、イラクの黄金の方陣政府が打倒される。三頭連合の支援があった |
10月9日 |
教皇ピウス12世が死去 |
10月28日 |
アンジェロ・マリア・ロンカッリが教皇に選出され、ヨハネ23世の名を授かる |
不明 |
シリアで反トルコ反乱が発生 |
不明 |
エイモン・デ・ヴァレラがアイルランド大統領に就任するよう圧力を受ける |
不明 |
ニコライ・ヴォズネセンスキーがコミ共和国大統領に選出 |
不明 |
騎士団領ブルグントの設立がアドルフ・ヒトラーとハインリヒ・ヒムラーとの間で合意され、SS反乱が終結する |
不明 |
李嘉誠がソニーから離脱し、長江実業を設立。ソニー製品を中国や珠江市場で販売 |
1959年 |
1月1日 |
キューバ革命軍が政府に対して大勝利を収め、独裁者フルヘンシオ・バティスタがドミニカ共和国に逃亡 |
11月9日 |
フィリピン第二共和国のホセ・ラウレル大統領が死去し、ホセ・ユーロが後を継ぐ |
不明 |
井深大が富士通の社長に就任 |
不明 |
ドイツアフリカのライヒスコミッサリアートとブラジル政府の間で緊張が高まり、アフリカの密漁船と海賊がブラジル領海に侵入したことから「ロブスター戦争」が勃発 |
不明 |
クロアチアのウスタシャ指導者アンテ・パヴェリッチが死去し、イタリアがクロアチアに対する影響力を強化し、ウスタシャ運動が抑圧される |
不明 |
ドミニカ共和国政府が、キューバ革命に影響されることを恐れ、国内で大規模な弾圧を開始 |
不明 |
イラクでの軍事クーデターを受けてトリウムウィラートが侵攻を開始。しかし、イラク軍がこれを撃退し、イラクとイタリアの間で条約が締結される |
不明 |
プサラート・ラッタナウォンサ王子がラオスの首相を退任 |
不明 |
全フィリピン革命社会主義共和国(AFRSR)が日本支持のフィリピン第二共和国を転覆しようとし、1959年フィリピン戦争が勃発 |
不明 |
松沢拓二が安田財閥の広東地方本部長に就任 |
1950年代 |
不明 |
カメルーン人民共和国支援の下、アフリカ大陸軍がドイツ支配下のコンゴに襲撃を開始 |
1960年 |
10月3日 |
エンリケ・ロットが1960年のブラジル大統領選挙で勝利 |
11月26日 |
ニュージーランド総選挙で国民党が過半数を取り戻す |
12月 |
エステス・キーフォーバー米大統領が赤城条約を破り、ハワイをアメリカの州と宣言 |
不明 |
キューバ革命に触発された社会主義革命派がエクアドル政府を打倒するが、ペルー軍の介入により革命は鎮圧される |
不明 |
1960年の選挙でルーマニア議会においてPNTが過去最大の多数を獲得 |
不明 |
鈴木貞一が井野首相の任命により広東国の行政長官に就任 |
1961年 |
3月5日 |
チリ民主戦線が1961年の議会選挙で大敗し、急進党を連立に迎えることで辛うじて政権を維持 |
8月21日 |
ピーター・ダグイヤーがガイアナ大統領に選出 |
11月 |
日本の偵察機がアメリカのアリューシャン列島上空にて撃墜されアリューシャン危機が勃発 |
12月 |
日本が非武装地帯と定められていたアリューシャン列島にてアメリカがミサイルを配備していたと主張し、帝国海軍をアリューシャン列島に派遣。アメリカも艦隊を派遣し、アリューシャン危機が激化 |
不明 |
ジャン=バティスト・アチェメがゲベルランド大統領に就任 |
不明 |
アンジェロ・ノラスコ・デ・アルメイダがブラジル政府によりカイエンヌの行政責任者に任命 |
不明 |
イブラヒム・ユスポフがカラカルパクスタン大統領に選出 |
不明 |
1959年フィリピン戦争が全フィリピン革命社会主義共和国(AFRSR)と第二フィリピン共和国の間での停戦により正式に終結 |