テクニック



はじめに

ここでは公式のプレイングマニュアルで紹介されていない、応用操作を紹介します。
表記がない限り、全て「テクニカルモード」を前提とした記述となっています。
編集者は、スタンダードモードを前提とする場合、説明内に記述してください。
移動系テクニック以外(マクロなど)はモード問わず有効です。
各用語はプレイヤー界隈で使われているものとなり、本ページは公式にない用語を多く含むため注意してください。
編集者は、1行目の入力に関する記述において、使用するレバー・ボタン・ペダル・ホイールを記述し、可能な限り公式用語を使用してください。



うさぎ跳び

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら、Lペダル(ブーストジャンプ)Rペダル(ブーストダッシュ)を同時に踏み込んで、上昇高度が頂点に達するタイミングでLペダル(ブーストジャンプ)Rペダル(ブーストダッシュ)を同時に離す。
その名の通り、うさぎのように跳びながら横移動ができるため、敵の攻撃を回避アクションせずに避ける事ができる。
早くペダルを離しすぎたり、長く踏みすぎたり、同時に踏めていないと失敗しやすい。
回避アクションと比べて動作中にも攻撃ができたり、好きなタイミングで動作を中断することができる。
弾速の速い連射武器、格闘やミサイルのような誘導の強い武器を避けきれない事もあるため、通常の回避アクションとの使い分けが必要。


うさぎ跳び(カーディナル/W)

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら、Rペダル(ブーストダッシュ)を踏み、ダッシュ開始から一瞬だけ遅らせた後にLペダル(ブーストジャンプ)を一瞬だけ踏んでから離し、最後にRペダル(ブーストダッシュ)を離す。
カーディナル・Wでは他の翼と違い、前述したうさぎ跳びを入力しても移動慣性が消えてしまうため、ダッシュ動作の合間にジャンプ慣性を挟み込むような入力を行う。
ダッシュを入力した後にジャンプを早く入力しすぎる、ジャンプを入力した後にダッシュを離すのが早すぎる、ダッシュを離すのが遅すぎると失敗しやすい。
イメージとしては、通常ダッシュ1回分の中間に「チョン」とジャンプを挟み込んで山なりの軌道に変える。難易度は高め。


うさぎ跳び(ゴールテン・ダー/W)

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら、Lペダル(ブーストジャンプ)Rペダル(ブーストダッシュ)を同時に踏み、溜め動作からダッシュ動作に移った段階でLペダル(ブーストジャンプ)Rペダル(ブーストダッシュ)を同時に離す。
通常のうさぎ跳びでは入力と同時に動作が開始されるが、ゴールテン・ダー/Wでは入力後に溜め動作が入るため、すぐに離してしまうと失敗してしまう。
イメージとしては、やや長めに踏み込み、飛び上がってからダッシュが減速しきる前に離す。
同じ方向にしか行わなかったとき、敵機に動きを予測されてバースト・ボムのような範囲武器を軌道に合わせられてしまう。単調な動きにならないように注意。


フワステ(サブライガ/W)

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら、Rペダル(ブーストダッシュ)を踏んで{ダッシュ}アクションを行う。直後にRペダル(ブーストダッシュ)を離す、離した直後にLレバー(移動)を最初ダッシュした方向に倒したまま、一瞬だけLペダル(ブーストジャンプ)を踏む。
通常のダッシュ動作の移動慣性を、ダッシュ終わり際にジャンプを行うことでジャンプアクションに引き継がせる事ができる。
ダッシュ初速が終わる前にジャンプを踏んだり、ダッシュの移動慣性が終わってしまってからジャンプを踏むと失敗しやすい。
最適な入力ができた場合、ダッシュとジャンプによって消費されるブーストゲージが断続的ではなくスムーズに減る。ジャンプのタイミングを合わせる目安として使おう。
また、フワステ直後にそのままLペダルを押し込んで上昇アクションに移行する事も可能。


ハフステ(サブライガ/W)

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら、Rペダル(ブーストダッシュ)を踏んで{ダッシュ}アクションを行う。直後にRペダル(ブーストダッシュ)を離す、離した直後にLレバー(移動)を最初ダッシュした方向と逆側に切り返し、一瞬だけLペダル(ブーストジャンプ)を踏む。
上記フワステでは初回にダッシュした方向に向けて移動慣性を乗せるが、ハフステは切り返すように逆方向に移動慣性を乗せる事ができる。
Lレバーの切り返し速度、タイミングが合っていないと失敗しやすい。
イメージとしては、ジャンプするタイミングに合わせてLレバーを切り返す。
通常のフワステにこの動作を織り交ぜると、敵機に軌道を読ませにくい動きができる。難易度は高め。


前ロール

敵機ロックオンエリア(もしくはクリティカルエリア)に捉えながらLレバー(移動)を前方向に倒しながら回避アクションを繰り返し、距離を縮める一連の動作を指す。
敵機をエイミングし続けながら攻撃を回避しつつ、相対距離を縮めるため攻撃の命中率を上げる事ができる。
一連の動作終了までが短いカーディナル/Wや、移動距離・回避性能がともに優秀なファルマコン/Wなどに向いている。
前に回避アクションを繰り返すという操作そのものは単純。敵機の攻撃を回避する成功率やエイミング、高速旋回の精度が高いほど有効。状況に合わせて上昇、接地ムーブなど他のテクニックと合わせて使い分けよう。
単純かつアグレッシブに敵機との相対距離を縮める方法だが、当然相手からの攻撃も当たりやすくなる。
「ロール」は役割を表す英語の「role」ではなく、回転を指す「roll」を意味する。


カデホバー

回避アクションを行った直後にLボタン(ホバリング)を離し、そのまま回避した方向にLレバー(移動)を倒しながら、再度Lボタン(ホバリング)を押してホバリングに移る。
回避によって生じた移動慣性をホバリングに上乗せし、通常より移動速度の速いホバリング移動ができる。
回避アクションの後にホバリングボタンを離すのが遅かったり、再度ホバリングボタンを押すのが遅いと失敗しやすい。
回避アクションを入力した後はホバリングボタンを押し続けなくても回避アクションは中断されないため、普段から回避入力した後すぐに離す癖を付けておこう。
カーディナル/W以外でも使用可能だが回避アクションの移動慣性が大きい翼で行うほど効果が高い。
後述する「接地ムーブ」と併用して使われる事が多い。


ダッシュ上昇(オキサイド/W)

作成中


接地ムーブ

地上に近い高度でLレバー(移動)を倒しながら回避アクションを行い、地上に着地(接地)する事でブーストゲージの回復速度を高める。また、これを繰り返す一連の動作を指す。
地上に接地した状態では通常よりもブーストゲージの回復速度が上昇するため、地上で回避アクションを繰り返したいときや、一時的にブーストゲージの回復速度を高めたいときに利用される。
回避アクションの強い翼(カーディナル/W、パ・フェクト/W、オキサイド/Wなど)に向いている。地上にいる際にブーストゲージ回復速度が上昇するスキルを持つ脚パーツ(ゴールテン・ダー/L、スクラッパー/L)と相性が良い。
回避慣性の性能が高い翼は、前述した「カデホバー」を織り交ぜて使う事も可能。
2次元的な移動になるため単調な動きをしてしまうと、軌道を読まれやすくバースト・ボムなどの範囲武器を合わされてしまうので注意。


ゴキブリムーブ

ポート範囲内(もしくはポート外周辺)かつ地上付近から、可能な限り上方向にRレバー(エイミング)を向けてフルドライブし、ポート範囲内から出る前に高速旋回かつドリフトを同時に行ってポート中心に自機を向き直す。
フルドライブを使ってポート内を下から上に向けて斜めに移動する一連の動作を指す。フルドライブ中にブーストゲージを回復させたり、オーバーヒート時に敵からの攻撃を避けながらポート内に留まる事、もしくは高度を上げる事を目的とする。
フルドライブ発動の早いカーディナル/Wや、フルドライブ初速の速いファルマコン/W、他にもオーバーヒート時をしてしまったときの緊急措置として使われる。
ポート内で行うため、敵機にフルドライブ発動直前を狙われないようにロックマーカーに注意して回避アクションに切り替えるか、遮蔽物に隠れる事ができるなら上手く利用しよう。


エレベータームーブ

敵機ロックオンエリアに捉え続けながら、Lペダル(ブーストジャンプ)を長く踏みこんで任意の高度まで上昇し続け、回避アクション(もしくはブーストダッシュ)を行い、直後に自然落下の状態に移る。自然落下中にブーストゲージを回復させる。ブーストゲージが回復された後、最初に戻り一連のムーブを繰り返す。
敵機からの攻撃を横移動ではなく、上昇アクションと自然落下によって回避しつつ攻撃する事ができる。
上昇動作でブーストゲージが回復しない翼(CU・レイター/W、スクラッパー/W、ラピス・ヘッジ/W)では、ブーストゲージをゼロにしてしまわないように自然落下で回復するのを忘れないように。
敵機に対して横方向ではなく縦方向で優位性を取り、少ないブースト量で攻撃を回避し続けることができる。高速旋回と合わせると敵を3次元的に補足し続けやすい。
しかし、敵機に先に高度を取られていた場合は上昇による敵機との相対距離を広げにくい(既に上のいる敵に対して上昇するため自分から近づく形になる)ため攻撃を回避できなかったり、上昇開始時に誘導武器や近距離からの攻撃を避けきれないなど弱点も多い。
自然落下はブーストダッシュや回避アクションのような慣性を持つアクションを行った直後に、Lレバーをニュートラルの状態にしておくとより早く落下する事ができる。状況によって使い分けよう。


回避N落下

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながら回避アクションを行った直後、Lレバー(移動)をニュートラルの状態に戻して落下する。
回避アクション後にLレバーを倒していると回避アクションの移動慣性が横移動に乗ってしまうため、それを防ぎ早く落下する事ができる。
敵機のロックから逃げるときや、早く地面に着地する際に使われる。
当然、Lレバーを使った横移動は行えないため使い分けよう。


単ダッシュ

Lレバー(移動)を任意の方向に倒しながらRペダル(ブーストダッシュ)を踏み込んでダッシュアクションを行い、すぐにRペダル(ブーストダッシュ)を離す。また、それを繰り返す動作を指す。
単純にダッシュアクションを行うだけだが、好きな方向に早く横移動を繰り返す事が出来る。うさぎ跳びと比べてジャンプを使わないため、1回当たりのブーストゲージ効率もよい。
1度のダッシュ慣性が終わり切る頃に再度行うことで効率よく移動慣性を使うことができる。敵機の進行方向に先回りする・軸合わせに使う場合は、短い間隔で連続して使うときもある。
前述した前ロールと違い、動作中に攻撃が可能であり、他のアクションに切り替えやすい。回避アクションのような誘導切りや無敵時間はなく、うさぎ跳びのような山なりの軌道ではなく単純な横移動のため回避力も低い。


ケツワープ(ディスドス/W)

作成中


上昇帰還

Lペダル(ブーストジャンプ)を踏み込んで上昇アクションを行い、任意の高度で帰還ボタンを押して帰還する行為。
帰還したいタイミングで周囲に利用できる壁や遮蔽物がない、敵の攻撃に巻き込まれる恐れがあるときに敵機のロックオンエリアに収まらない高度まで逃げて帰還する方法。フルドライブを併用してもよい。
応用として、帰還中のエア・リアルは帰還マークがマップ上に表示されるが、それをポート範囲に収める位置で上昇帰還を行うと敵機にポート内帰還を行っていると誤認させる事もできる。
上空での帰還は遮蔽物がないため、敵機に認識された状態から行うと射線を遮るものがなく、帰還阻止されてしまうため注意。


空撃ち

ゲーム開始(もしくは再出撃)に、武器弾倉がマックスの状態から、常時リロードかつ一度に回復する弾数が複数ある武器(例:ディトーレ)を1発だけ発射する行為。ポートに入る直前に行っても有効。
常時リロード武器は1発でも消費された状態からリロードが開始される。戦闘中にそのリロードが完了されたとき、複数の弾が補充される。事前にリロードを開始させなかった時と比べて、弾数が回復するタイミングを早める事ができる。
空撃ちを行わない場合と比較すると、初めてポート内で戦闘に入った(弾数マックスの状態から攻撃した)段階で1回目のリロードが開始されるが、空撃ちした場合は1回目のリロードが戦闘開始より前に始まっているため、敵機より先にリロードが完了されて複数の弾数が補充される。
常時リロードかつ複数回復タイプは、リロード状態のときは仮想的に弾数をストックしておける仕組みだと覚えておくとよい。
特に開幕の空撃ちはリスクがないため、とりあえず行うだけでも損をすることはない。空撃ち武器の裏側の武器を優先して使いたいときは、空撃ちのタイミングを通常より遅らせて、リロード完了のタイミングを遅らせよう。


FD狩り

ポート占拠中、もしくは防衛中にてマップを確認してフルドライブで向かってくる敵機を確認する。タイミングと軌道を予測した位置に格闘・設置・範囲武器(例:ボンバルド、バースト・ボム、エレクトリット)を合わせて攻撃をヒットさせる技。
占拠阻止に来た敵機がポートを踏むまでに時間を稼ぐ、ダメージ・妨害を与える事ができる。
2種類以上のFD狩りができる武器を持つと連携した技が可能。参考:バースト・ボム→敵機が避けた軌道を取る→ポート内のフルドライブ途中・終わり際を狙って刃刀刃を当てる。
通常の射撃武器でもフルドライブ侵入角度に合わせて正面から撃つとヒットしやすいため、煉獄・ブリリオンのような単発ダメージの大きい武器で狙っても有効。


ポートロック

重要な青ポートを敵機が来る前に事前にヴァンガード(もしくはアサルト・サポート)で居座り防衛するマクロ行為。
フェーズ3にて敵コアゲージを削れば勝てるときに青ポート3を維持するために行ったり、味方アサルトのコア凸を通したり、他ポートが優勢で味方の防衛負担を減らす際に行われる。
他の青ポートが情勢不利になり中立化されると意味がないため、戦況に余裕がある場面で活用していくこと。事前にシンボルチャットと合わせて使うと効果的。


空き巣

マップを確認し、敵機の防衛が手薄な赤ポートを主にアサルトで占拠しにいくマクロ行為。
赤ポート中立化速度の速いスキルを持つアサルトを使って中立化ポートを増やしたり、敵機戦力に対する誘導をかける事が狙い。
アサルト以外のロールでも行えるが上記スキルから成功率の高いアサルトが率先して行われる。味方と協力して2機以上で行えばより成功率は上がるため、マップやシンボルチャットを有効に使おう。


釣る

マップを確認し、他ポートが優勢で占拠ができそうなとき、自分1人に対して敵機の数が多い際に囮役としてわざと不利ポートに留まるマクロ行為。
味方の優勢を維持しつつ、できる限り敵機のヘイトを稼いで引き付ける事が目的。
しかし、赤ポートが3つ・味方が他ポートで優勢ではない状態で行うと時間が経つごとに不利になってしまう。基本的にポート情勢が有利なときや、味方が他の赤ポートを塗り替えられそうなときに行おう。


捨てる

ポートもしくは青ポートにて、敵機の数が多く占拠できる・占拠阻止できる見込みが薄いポートから離れて、マップを確認して他の優勢なポートに合流するマクロ行為。
敵機の数が多く、味方の数が不利で対象のポートで勝つ事が難しい場合に、耐久をできるだけ温存して他の勝ちやすいポートに合流するのが狙い。例えば、敵グランデの攻撃が届く不利ポートで戦うのをやめて、他の敵機が少ないポートにフルドライブして占拠・防衛しにいく。
また、他に優先順位の高い重要ポートがあり、そちらを守る判断をするときにも使う。例えば、フェーズ3・青ポート4の状況で味方がコアを攻撃すれば勝てる場面では、より守りやすい他の3つの青ポートを集中して守りに行く。
時間が経つたびに味方のポート情勢が悪化する状況や、もしくは青ポート3つを守りきれば勝てる場面で4つめの青ポートに余計な戦力を割かないようにする場面で使われる。


耐える

青・中立ポートにて、マップを確認して占拠されてしまう3つめの赤ポートになってしまうような状況で、耐久値の限界、もしくは撃破されるまで居座って時間を稼ぐマクロ行為。
どうしても対象ポートを死守したい、味方の合流が期待できそうな場面や、少しでも赤ポート3の状態になるのを遅らせたいときに使われる。
重要ポートにあらかじめシンボルチャットを出しておくなどして、味方と連携して守ろう。


スイッチ

アサルトもしくはサポート中立化したポートに対して、味方ヴァンガードが入れ替わりに入る一連のマクロ行為。
アサルトやサポートは占拠力がヴァンガードと比べて劣るため、中立化したポートを敵機に取り返されないようにヴァンガードが占拠・防衛の引継ぎを行い、味方アサルト・サポートを自由にさせて他ポートで活躍させる事が目的。
特に占拠速度の早いアサルトが空き巣を行い、中立化に成功した時は積極的にヴァンガードでスイッチを行っていく事が重要。
最終更新:2020年09月12日 12:23