2020-04-07

Twitterで公開されたSSを引用しています。
引用元:桜瀬彩香氏Twitter(@kusurinomamono https://twitter.com/kusurinomamono

前 2020-04-04 誘惑
後 2020-04-08 思い出してみると

怖がらないで


本日の更新はお休みとなります。
こちらより、薬の魔物のSSを少しですが書かせていただきますね。
お題は、「怖がらないで」です!
https://twitter.com/kusurinomamono/status/1247448887926771712?s=20

ネア
「大丈夫ですよ。怖くないですからね」
「フキュフー!」
「怖がっているのかな…」
「この、苺の香りの犬用シャンプーでいい匂いのちびふわにするのです」
「フキュフ?!」
「優しく洗いますから大丈夫ですよ。そして、尻尾の先をくるんと巻いてみます!」
アルテアが…」
「フキュフー!」

ディノ
「怖くないよ。こちらにおいで」
「無理でふ!あやつらは、私にばしんと体当たりしたのですよ!」
「うん。野生の紙吹雪らしいからね。ほら、もう動かなくしてあるよ」
「お祝いされてしまいません?」
「うん。私達は踏み越えてしまおう」
「と、通れました!む、後ろからヨシュアさんが…」

エーダリア
「怖くはないのだ、これは魔術仕掛けの換毛期用のブラシでな…」
「狐さんはすっかり厳戒態勢です」
「やはり、新しい魔術の添付が警戒されてしまうのだろうか」
「エーダリア様が目をきらきらにしているからなのでは…」
「しかし、この魔術の構築にはかなり手をかけ…」
「逃げました」

ヒルド
「おや、怖がらせてしまいましたか?」
「わーお。それって何の残骸なんだろう…」
「愚かにも、エーダリア様を狙った者のようですね。バンルから連絡を受け、様子を見ていたのですが残しておく必要はなさそうです」
「…うん。僕が怖がるって言うよりも、もうエーダリアが怖くないやつだね」

ウィリアム
「ネア、もう終わったぞ」
「…町がなくなりました」
「ああ。適度なところで終わらなかったからな。この方が後腐れないだろう」
「レイノは、これを見ても怖がりませんねぇ」
「む?ウィリアムさんは、怖くないようにして下さったのですよ?そして、これからお肉を食べに行くのです!」

アルテア
「ったく。狩りに夢中になり過ぎだ」
「…ぎゅむ」
「考えてもみろ。この規模の森なら蜘蛛くらいいるだろうが」
「…ふぇっく」
「やれやれだな。このまま連れ出してやるのを有り難く思えよ?」
「…ふぇっく」
「帰りに、近くの街の海鮮料理の専門店に連れて行ってやる。それでいいな?」

ノア
「ほら、僕が一緒にいるからもう怖くないでしょ」
「ふふ。ノアが側にいてくれれば、怖いものなどありませんね」
「うん。僕が家族も、その他の近くにあるものも全部一緒に守っちゃうからさ」
「まぁ、全部なのです?」
「特別にね」
「いざとなれば、きりんさんもありますしね」
「ありゃ…」

本日はここまでとなります!
お付き合いいただき、有り難うこざいました。

おまけ

「ふぇ、ふぇぇ!!」
「やれやれ、あなたはまた、何をしてきたんですか…」
「か、紙吹雪に包まれたんだ。…イーザは、助けに来るべきだったよ…」
「という事は、本日の午後にウィームの街道沿いの森付近にいましたね?!」
「ほぇ、…何で知ってるの?」


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最終更新:2022年05月07日 12:12