
Crossing Push Security
マップ概要
前半はなだらかな斜面を下りつつ洞窟を係争、中盤から終盤は入り組んだ市街地へと、常に駆け引きが生じる。
白煙の位置取りや、的確な味方の配置など、初期からあるマップながら上級者も苦労する配置が続く。
実効的な300m狙撃が前半で行えることでも知られているが、テクニックが問われるだろう。
白煙の位置取りや、的確な味方の配置など、初期からあるマップながら上級者も苦労する配置が続く。
実効的な300m狙撃が前半で行えることでも知られているが、テクニックが問われるだろう。
目標の配置
- 確保対象3回、破壊対象1回
- A拠点: 斜面を下った先の洞窟うち最初の木製壁までと東側の土嚢囲いの内部が対象。東側の土嚢の北東部の開口、南東部のトタン囲いの開口、南東端のドラム缶、南部の一本木の麓の横穴、北部の横穴、西部の入口あたりが侵入路の候補となる。
- 攻撃時テクニック 遮蔽物が多少配置されているように見えるが、実はどの位置も拠点から100m程度以内はどこかしらから抜けるので、白煙を切らさない動きがカギといえる。とくに、自身を直接的に覆う白煙では敵の掃射に応じにくい。敵のいる方角にむかっての間接白煙が成否を分かつだろう。
- リスポーン時、現地軍の駐屯地らしき場所から開始するが、この出口となっている場所を狙い撃ちできる位置取りが4か所以上存在するので、初手から白煙を使うことを意識しよう。
- 逆に、敵の機銃手や選抜小銃射手を排除できる位置取りも多い。
- 防衛時テクニック リスポーン位置から拠点までの距離がやや短いが、そのかわり拠点内の西側には遮蔽物がほとんどなく係争持続に弱い。侵入された場合、味方が周辺にいるならば呼びつけつつ、白煙弾と炸裂弾をコンボさせて敵を迅速排除することが望ましい。時間をかければかけるほど敵に有利に働きやすいことを注意したい。
- ただし、拠点に触れさせないだけならば比較的簡単である。北端の道路、南端の岩陰、丘の中腹など、機銃手が敵のウェーブを削り続けられる配置が複数存在する。
- B拠点: 屋内、南端にある2階建てバルコニーつきの民家。モーテルのすぐ北にある。1Fと2Fのバルコニー・屋外部分(階段除)と屋内全域が対象。南部の階段が1Fと2Fへ、南東の階段も1Fに、北東のキッチン侵入路、北西の物置侵入路、北西のガレージ侵入路と、7つの経路が存在する。
- 攻撃時テクニック バルコニーからの撃ち下ろし、岩山を越えた先の大通りの横薙ぎ配置、モーテルからの狙撃、市街地の影の伏兵……などを意識しつつ、近距離の制圧には閃光弾を、中距離以遠の牽制には白煙弾をと切替ながら、拠点排除に炸裂弾、敵の遅延に焼夷弾と対車両榴弾、その過程で交戦する敵を銃撃して仕留めるとよい。いずれにせよ、敵に足止めされることが敗北への近道となるため、迅速な動きをこころがけよう。
- ヘリコプター系支援の効果が弱い。市街地エリアのほとんどの建造物が進入可能で、窓も多いため、ヘリコプターが撃ち墜とされる可能性はかなり高い。
- 絨毯爆撃の効果はタイミングさえ読めれば効果的。敵のリスポーンから拠点到着まで、直線距離は短めだが、入り組んだ構造のため40秒強かかる。拠点から見える北部の通りに横薙ぎに申請すれば、リスポーン時から到着まで30秒程度とちょうどよい塩梅になりやすい。
- 防衛時テクニック 拠点の北西側からの侵入の際、突入前に見える範囲が広く、敵を仕留めてから侵入することができる。逆に言えば、侵入前にワンテンポかかるので、時間管理には気を付けたい。どちらの勢力にとってもそうだが、敵を仕留めることよりも、敵を足止めし遅延させることのほうが有効な戦術となることが大半である。味方の進入が困難な場合、敵の増援を排除して時間稼ぎすることも検討しよう(無論、味方が少数でも拠点に触れていることが前提ではあるが)。
- 化学迫撃砲の効果は相応にある。ただし、拠点自体は2階建てなため、敵の経路を止めるほうに回したい。東側のガソリンスタンドか、その北にある2階建て+屋上つきの崖っぷちの民家あたりがよい。
- ガソリンスタンドの給油機は十分なダメージを与えると大爆発を起こす。この爆発ダメージは全ゲーム内において第2位の破壊力を誇る(第1位:TENETガソリンタンク、Power Plantの北西端など)。なお遠隔爆弾や対車両地雷が1個だけでは起爆できないことがあるので、この爆発で敵を排除したい場合、対車両地雷と遠隔爆弾を隣接配置しておくと効果的だ。なお、このガソリンスタンド給油機横は、次のC拠点係争時の攻撃側のリスポーン位置でもある。遠隔爆弾はデス時に消滅するが、対車両地雷は残る。対車両地雷は榴弾砲でも誘爆できる。最終ウェーブ時、プレーエリア制限が瞬時に消滅し、敵のリスポーン裏から攻撃が可能になる。あとはわかるな?※原理的にはできるのだが実戦投入していないのでまぁいずれやってみる。
- C拠点: 逆シナリオ時のA拠点同様、北西部分の2階建て民家、外周に物干し台が展開されている。東側の階段を除くが、それ以外は西側の外階段や東側のバルコニー含め敷地内が全域対象となる。外階段が2つあるが、どちらも南側に下る向きをしている。内階段は北側に下る。
- 攻撃時テクニック なにより、外周南向き階段2つをいかに確保できるかがカギだ。この階段の中腹で粘っていれば、わざわざ敵が回り込んでこない限りは割と生存率が高い。エリア外の敵は外周でもじもじしている味方がある程度排除してくれるので、白煙なりでうまく南向き階段に飛びつき、味方の数が相応に確保できるか敵の増援が足止めされている間に、2Fを素早く制圧(ただし北西・北・北東の窓から抜かれないようにしつつ)、1Fリビングには炸裂弾を落として無力化するといった行動がほしい。
- 外周ならば、すぐ北東にある焚火ドラム缶のあるあたりや、西スラム山の頂上、トンネルあたりから支援射撃がしやすい。タイミングがよければ白煙を敵側に焚いて増援遅延させつつ一気に拠点を制圧することも叶うだろう。
- A拠点: 斜面を下った先の洞窟うち最初の木製壁までと東側の土嚢囲いの内部が対象。東側の土嚢の北東部の開口、南東部のトタン囲いの開口、南東端のドラム缶、南部の一本木の麓の横穴、北部の横穴、西部の入口あたりが侵入路の候補となる。

- 防衛時テクニック 拠点内部に侵入される前ならば、外周は比較的薄い遮蔽ばかりなので、遊撃戦闘やガス迫で経路をカットしたり、防衛側も外周狙撃や機銃支援で敵を削っていくことがよい。
- ただし、拠点そのものに触れるならば、2Fを守り切ることを意識しておきたい。1Fから2Fへの攻撃は困難だが、逆は簡単なうえに、2Fは攻撃側に使いやすい階段が2つも存在する。防衛時に拠点を白煙で覆うのは本来はリスクが高いが、この拠点に関してのみは例外だと言ってよい。2Fに白煙を焚いて侵入しやすくし、敵がやってくるところを2Fバルコニーや窓から撃ち下ろして水際対処する、といった臨機応変な動きがほしい。
- D破壊: 北西端の民家2Fのバスルーム。申し訳程度のトタン板で炸裂弾直撃をさせないようにしてはいるが、炸裂弾の高高度曲射ならば割とどの位置からでも吹っ飛ばせたりする……が、ほとんどのプレイヤーは高高度曲射しないのでそれは気にしなくてよい。
- 攻撃時テクニック 防衛側向きの遮蔽物が少ないが、やや広域に目を向けると進軍を遅らせられる配置が多数存在する。C攻撃時の神殿上部や、その北側にある木造民家2軒、崖っぷ家など、いずれもDへの進軍を叩くことができる位置なので、進軍前に敵を排除していく、というよりはDそのものを防衛している敵以外はすべて排除していくのが鉄則だろう。上級者の位置取り次第では、屋外であるにも関わらず攻撃に6ウェーブ程度消費することもある。
- 北東側の山裏経路が、Dの民家からは丸見えだが、むしろ敵が頭を出していないことが多いので、ステルスアプローチならば山裏からの侵入も検討してよい。ただし、北端の木造2軒など割と伏兵が想定できる配置が多いので、ステルス全振りは意識しないほうがいいかもしれない。
- 防衛時テクニック ぶっちゃけD自体だけを守るのは不可能。Dを囲まれたら終わりなので、Dの外周でひたすら敵を削って削って削って削る、複数人まとめてきたらまとめて瞬殺する、といった動きが必要だ。平均的なプレイヤーだけで構成された14人チームが外周配置をした場合は2ウェーブ程度、上級プレイヤーが4人ほど含まれる10+4人チームなら4ウェーブ程度、相当のレベルのプレイヤーがいればもう少しはしのげるかもしれない。