サブマシンガン MP5A5

現地治安維持部隊Security Forceが発注した現代的な短機関銃。主に警護部隊や室内掃討を想定して採用されたようだが、その汎用性とコストの低さから一定の人気がある。
スペック
配備 | Security |
コスト | 3点(ランクマッチ時6点) |
使用弾薬 | 9x19mm通常弾 |
使用弾倉 | MP5用後期型湾曲弾倉 |
装弾数 | 30 40 MP5用拡張マガジン |
鉛直反動 | 17 |
水平反動 | 19 |
標準ダメージ | 62.50 |
連射速度 | 800rpm フルオート 約240rpm セミオート速射 |
貫通力 | 177pp |
銃口初速 | 400mps |
連射機構 | 単発, 3点バースト, フルオート |
重量 | 13%+弾薬 |
部位 | 倍率 | 実効ダメージ |
頭 | 5.0倍 | 312 |
首 | 2.5倍 | 156 |
鎖骨 | 1.0倍 LA:0.85倍 HA:0.67倍 |
62 52 41 |
上腕 | 0.8倍 | 50 |
前腕 | 0.7倍 | 43 |
手 | 0.5倍 | 31 |
胸 | 1.0倍 LA:0.85倍 HA:0.67倍 |
62 52 41 |
腹 | 1.0倍 LA:0.85倍 HA:0.67倍 |
62 52 41 |
股 | 1.0倍 HA:0.67倍 |
62 41 |
腿 | 0.8倍 | 50 |
脛 | 0.4倍 | 25 |
足 | 0.3倍 | 18 |
現代戦とあればまず登場するといってもよい短機関銃である。(ライセンス化されていたらHKは版権だけで倒産を免れたのではないかってレベルだ)
なお、上記データについて興味深いこととして、近似するグレードの9mm系武器と性能差がほとんどないということが挙げられる。
なお、上記データについて興味深いこととして、近似するグレードの9mm系武器と性能差がほとんどないということが挙げられる。
火器名 | 本銃 MP5A5 |
サイドアーム L106A1 |
サイドアーム Tariq |
プライマリ 反政府勢力側 MP5A2 |
プライマリ 反政府勢力側 Sterling?[未] |
---|---|---|---|---|---|
コスト | 3点 RM時6点 |
2点 | 1点 | 3点 RM時6点 |
1点 RM時3点 |
使用弾薬 | 9x19mm | 9x19mm | 9x19mm | 9x19mm | 9x19mm |
使用弾倉 | MP5A5用 A2と互換 |
P226用 | Tariq用 | MP5A2用 A5と互換 拡張時デザインが崩れない |
Sterling用 |
装弾数 | 30 40 拡張 |
15 20 拡張 |
8 12 拡張 |
30 40 拡張 |
34 50 拡張 |
火器名 | 本銃 MP5A5 |
サイドアーム L106A1 |
サイドアーム Tariq |
プライマリ 反政府勢力側 MP5A2 |
プライマリ 反政府勢力側 Sterling?[未] |
鉛直反動 | 17 | 27 | 28 | 17 | 17 |
水平反動 | 19 | 26 | 26 | 19 | 18 |
標準ダメージ | 62.50 | 70.00 | 56.50 | 62.50 | 59.70 |
対重量鎧 胴撃ち0mダメージ | 41.99 | 48.06 | 37.30 参考:対軽量鎧47.30 |
41.99 | 39.70 参考:対軽量鎧50.20 |
対無装甲 胴撃ち50dmg保証距離 | 59.50m | 89.10m | 33.70m | 59.50m | 46.40m |
対軽量鎧 胴撃ち50dmg保証距離 | 19.40m | 48.50m | 射程外 | 19.40m | 06.30m |
対重量鎧 胴撃ち50dmg保証距離 | 射程外 | 射程外 | 射程外 | 射程外 | 射程外 |
火器名 | 本銃 MP5A5 |
サイドアーム L106A1 |
サイドアーム Tariq |
プライマリ 反政府勢力側 MP5A2 |
プライマリ 反政府勢力側 Sterling?[未] |
連射速度 | 800rpm 弾倉時間2.25秒 拡張時3.00秒 |
261rpm | 261rpm | 800rpm 弾倉時間2.25秒 拡張時3.00秒 |
500rpm 弾倉時間4.08秒 拡張時6.00秒 |
貫通力 | 177pp | 200pp | 159pp | 177pp | 168pp |
銃口初速 | 400mps | 450mps | 360mps | 400mps | 381mps |
連射機構 | 単発 3点バースト フルオート |
単発 | 単発 | 単発 フルオート |
フルオート |
重量 | 13%+弾薬 | 8%+弾薬 | 7%+弾薬 | 13%+弾薬 | 11%+弾薬 |
火器名 | 本銃 MP5A5 |
サイドアーム L106A1 |
サイドアーム Tariq |
プライマリ 反政府勢力側 MP5A2 |
プライマリ 反政府勢力側 Sterling?[未] |
MP5固有の点

- 照準器も慣れればそこまで見えにくいとは言えない。まぁアイアンサイトに慣れていなければどのみち見えにくいのだろうけれど……。
- 再装填の時間がやや長い。とくに撃ち切ってからの再装填の際4ステップ+一瞬かかる。ほとんどの武器では3ステップ+硬直時間なので、隙が長く退き時の判断がカギになることも多い。
- まぁ3-4キルしてすぐデスるような動きをするから別に気にしないという考え方もあるようだ、とはいえ正直それ拠点確保に貢献してないまであるので褒められない戦い方。よくないんじゃなく、悪い。「敵の数を減らしたからあとは任せたチーン」って拠点確保を目標にする前衛手がやることじゃない、それは後衛が敵の経路を遮断すれば足りるやつだからね。
- 発射音が特徴的でわりと位置バレしやすい。サプレッサー併用推奨。それでもバレるが多少はマシ。
- サブマシンガン全般にいえるが、コンペンセーターで鉛直反動を落とせる。悪くないが、元々の反動が軽微なので、然程必要とは思えない……が、好みの問題か。
P226やG17/PF940と比べて、そして動作機構ってどんなもんなのって話
MP5A5/A2 | L106A1/P226 PF940/Glock17 | |
初速 | 400mps | 450mps |
これは使用弾薬ではなく、動作機構によるもの。MP5は弾丸を発射するエネルギーの一部を包底圧で受ける単純吹き戻し式 をベースにした遅延つき吹き戻し式 動作をしている、つまり弾丸を加速させるのに必要なエネルギーの一部を動作に回しているため、弾丸の性能をフルスペックで使えない(代わりに動作を確実に行えるという強みはあるが)、つまり現地治安部隊に採用された9x19mm弾の本来のスペック500m/sのうちの、初速にして20%程度を吹き戻しに使用している、ということだ。
で、9mmハンドガンのほうはというと、こっちは吹き戻しではなく反動利用 、つまり発射にフルにエネルギーを使ったうえで、その作用に対する反作用(この場合は反動が発生する銃身にかかる力)をスライドの後退にかけさせているため、弾丸のエネルギーは損失しない(銃身が短いので450m/sとなってはいるが)。
で、MP5では何故単純吹き戻し式なのか。設計が古いだけでなく、軍用火器は動作を確実に行うことを重視する。拳銃弾のエネルギー量などたかが知れているので、それをガス式や反動利用式にしようとすると、ガス式なら「弾丸が十分に加速」したころにはガス圧が足りず、それ以前なら加速が足りない。反動利用式は銃身が動くことで精度が出なかったり、軍用銃の主体はライフルである以上は反動利用式のような高価格な構造を持つバックアップ武器なんぞに予算を大きく割けない(=低価格化のための簡素化が不可欠だった)ことが挙げられるだろう。つまり、単純吹き戻し式は、動作が確実である(と考えられていた)・簡素な構造で低価格化できる(当時の技術的には)、といった点が評価されている……というわけだ。たぶん。
んじゃハンドガンは何故ショート・リコイルなんだというと、動作させる部品のサイズなんかによっては反動利用式のほうが簡単になることもある、とくに小型なハンドガンはショート・リコイルで作りやすい、というかジョン・モーゼス・ブローニングがそれを完成させちまったせいでハンドガンの大半はブローニング式もしくはそれを踏襲したショート・リコイルが主体なんだよね……一部には廉価で簡素なストレート・ブローバック式のハンドガンも存在する、Ruger Mk.Iとその派生型とか、確かに存在はするけれど。あとは時代の流れが技術と精度を高めたってのも考慮すべき要素かもしれない。
で、9mmハンドガンのほうはというと、こっちは吹き戻しではなく
で、MP5では何故単純吹き戻し式なのか。設計が古いだけでなく、軍用火器は動作を確実に行うことを重視する。拳銃弾のエネルギー量などたかが知れているので、それをガス式や反動利用式にしようとすると、ガス式なら「弾丸が十分に加速」したころにはガス圧が足りず、それ以前なら加速が足りない。反動利用式は銃身が動くことで精度が出なかったり、軍用銃の主体はライフルである以上は反動利用式のような高価格な構造を持つバックアップ武器なんぞに予算を大きく割けない(=低価格化のための簡素化が不可欠だった)ことが挙げられるだろう。つまり、単純吹き戻し式は、動作が確実である(と考えられていた)・簡素な構造で低価格化できる(当時の技術的には)、といった点が評価されている……というわけだ。たぶん。
んじゃハンドガンは何故ショート・リコイルなんだというと、動作させる部品のサイズなんかによっては反動利用式のほうが簡単になることもある、とくに小型なハンドガンはショート・リコイルで作りやすい、というかジョン・モーゼス・ブローニングがそれを完成させちまったせいでハンドガンの大半はブローニング式もしくはそれを踏襲したショート・リコイルが主体なんだよね……一部には廉価で簡素なストレート・ブローバック式のハンドガンも存在する、Ruger Mk.Iとその派生型とか、確かに存在はするけれど。あとは時代の流れが技術と精度を高めたってのも考慮すべき要素かもしれない。
その辺の機械工学的な話は、雑誌の記事を書いたりしてる人とかを当たってみるとよくブログとかであれこれ銃をバラしては実験してたりするので、興味があれば是非調べてみると面白いかもしれない。具体的に名前を挙げることはここでは避けておくが。
【気が向いたら動画とかでいろいろ検証入れてみるためのスペース】