近接武器

【詳細】

鉄血世界のモビルスーツの堅牢さを支えるナノラミネートアーマー
その弱点は「大質量の直撃」である。

塗料を剥がす(削る)ことができれば射撃でもダメージが入るが、それには手間がかかる。
基本的に射撃で致命傷、というのはダインスレイヴでも持ち出さない限り難しい。
MSに手っ取り早く致命傷を与えられるのが近接武器であり、ナノラミネートアーマーごと搭乗者を殺すのがMS戦におけるセオリーとなっている。

以下はその種類。

メイス

言わずと知れたASW-G-08 ガンダム・バルバトスの象徴たる「必殺」武器。
打撃用の頭部と柄を組み合わせた合成棍棒の一種で、日本語では槌矛とも呼ぶ。

ナノラミネートアーマーの弱点である大質量を、ガンダム・フレームのパワーで叩きつけることでまさに一撃必殺の威力を発揮。
ただその重量と長さ(バランスの悪さ)故に使いづらく、ルプスへの改修時に小型化され乱戦に適したツインメイスとなったものの、ルプスレクスでは対艦戦闘も視野に入れた超大型メイスが開発されている。

バルバトスと言えばメイス。
ASW-G-35 ガンダム・マルコシアスではバスタードメイスガンダム・端白星スマートメイス等、ガンダム・フレーム機が近接武器として装備していることもしばしば。

刀剣


太刀は日本刀、円月刀は半円状の武器。
ガンダムと言えばビームサーベルが有名だが、鉄血世界のビーム兵器は飛び道具としてのみ描写されており、サーベル状に成形する技術は今のところ見当たらない。

間合いが広いためMSでも使いやすいのか、割と装備しているMSは多い。
ほとんどがギャラルホルン以外の陣営のMSの装備だが、GR-H02 バトルブレードGR-Hr01 ナイトブレードのように無いわけではない。
刀身に使われた素材によっては、ヴァルキュリアブレードのようにMSをフレームごと両断する切れ味を持つが、鈍器扱いされている武器も多い。

ヴァルキュリアバスターソードは、対MA戦を意識しているため一撃の威力を重視し規格外の大きさを持つ。


主にASW-G-66 ガンダム・キマリスとそのバリエーションが所持する事が多い。
MA戦を意識しているのか、MSの全長に匹敵するほどの大きさを持つ。

ナノラミネートアーマーを「点」で突破するための武器であり、ガエリオは自分のシュヴァルベ・グレイズからキマリスに乗り換えてもこの手の武器を好んで使っていた。
しかしグングニールは貫通力が高すぎる上、キマリスの加速性能が「退く」ことに対応していないことから「刺さったら抜けない」という致命的な弱点を有する。
デストロイヤー・ランスは刺すのではなく突き砕く武器になったが、今度は重すぎることとその全長から接近戦には向かず、キマリスサーベルで対応することとなった。

キマリスを偽装したASW-G-XX ガンダム・ヴィダールはランスではないが突きに特化したバーストサーベルを装備。
これは「刺して抜けなくなったら爆発させてダメージソースにすればいいじゃない」という、ある種の開き直りとも思える設計思想を持つ。
槍ではないものの、「突き」をメインとする運用をする武器であるためここで記述する。


重い刃を持ち、重量で叩き切るタイプの武器。アックス。
ナノラミネートアーマーに対しても非常に有効であるため、MS用の巨大斧も普及している。

UGY-R41 マン・ロディ(ブルワーズ所属機)が使っていたハンマーチョッパーは斧というより鉈とハンマーの複合武器だが、一応こちらに含める。

グシオンリベイクハルバードのように投擲に使われたケースも存在。

ハンマー


叩きつけ、粉砕することに特化した武器。

グシオンハンマーの重量は実に15tにも及び、ガンダム・フレームのパワーで振り回すことで身の丈の数倍にも及ぶ大きさのデブリを一撃で粉微塵にしてしまう。
ハンマーチョッパーは先端部にハンマーの付いた鉈であり、持ち換えることで用途を切り替える。

シザース


ガンダム・グシオンリベイクフルシティのみが有する特殊兵装。
シールドとしても有効な手持ちの装備で、リアスカートと合体しているが有事には変形し大型のシザースとして敵機を挟み潰す。
ガンダム・フレームの超パワーに加えフルシティは4本腕であることから一旦捕まってしまうと脱出が実質不可能で、バルバトスのメイスと同じように必殺の武器になりうる。

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最終更新:2023年06月20日 13:00