■産業
→二毛作、稲の品種改良、糞尿を肥料に、牛馬耕、かんがい技術
→生産力向上
→鍛冶屋、結桶師(ゆいおけし)
→手工業が発達し、特産品が生まれる
→貨幣の流通(宋銭・明銭)、定期市(月6回)、運送業(馬借・車借、問)、金融(土倉・酒屋)
■一揆(身を守るために団結し、ヨコの結びつきを強めた)
基本的には武力で解決
①正長の土一揆(@京都府) → 徳政を要求
②山城の国一揆(@京都府) → 自治を実現
③加賀の一向一揆(@石川県) → 自治を実現
※自治について
- 惣:村の自治組織
- 村単位で共同で、①用水路を管理、②年貢を納める。
- 町衆:都市にいた裕福な商工業者
- 座:同業者団体
■室町文化
①北山文化(足利義満の時代)
- 幕府の移転→武家文化(禅宗の影響)と公家文化の融合
(例)金閣:寝殿造(公家文化)+禅宗様(武家文化) ※禅宗様=禅宗とともに日本に伝わってきた中国の建築様式
↓日明貿易で禅宗の影響が強くなる
②東山文化(足利義政の時代)
→節約して建物を作る
→質素 (例)銀閣、水墨画[墨一色で描かれた絵]、枯山水[岩や石で自然を表現] (どちらも「水」がつく)
→幕府権力が衰退
→幕府が保護していない宗教勢力が伸長
→多くの公家や文化人が地方に向かう
→文化が融合する
最終更新:2019年06月21日 08:54