みどりのかみ
緑の神とは、
エルフ族が種族の創造者として信仰する女神。
本編では長らく緑の神としか言われていなかったが、後に地球でも信仰されている
アスタルテであることが判明した。
地球で信仰されているフレイ、トール、トヨウケヒメとは同一の存在。
太古の昔、突如出現した
魔王とその軍勢により、滅亡寸前にまで追い込まれた人類は、最後の拠点である神森に籠もり、決死の抵抗を続けていた。
聖域の祭壇で祈祷を続ける
エルフの長老らの前に、光の玉の姿で
アスタルテは顕れた。
アスタルテは
エルフらの悲嘆と嘆願を容れて、自身より上位の存在である神に判断を仰いだ。なぜなら神は世界の理にして権能であるが故に、自らの勝手な判断で世界に介入してはならない決まりなのだ。
結果、
アスタルテが名前を放棄することで、
太陽神が自身の眷属である人間を御使いとして遣わすことが決定された。
以降、
アスタルテの名は忘れ去られ、ただ緑の神と呼ばれるようになった。しかし名は失われても、
エルフたちの女神に対する敬意と愛は失わられる事は無かった。
女神
アスタルテは、名を失う前に次の言葉の残して去った。
『我が森の愛し子たちよ、平和が訪れし後は、種族で争うことなく子々孫々睦まじく幸せであれ』と
しかしその神の願いは届くことなく、その後の世界は長らく種族と国家の別で争い続け、一つになることは無かった。
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〔最終更新日:2023年11月21日〕
最終更新:2023年11月21日 10:45