6.5mm重機関銃

ろくてんごみりじゅうきかんじゅう

ムーアルー方面に展開していた部隊が装備していた機関銃。

重量 不明
最大射程 4000m
有効射程 2000m
初速 時速約1600km(約444m/s)

概要



ムーのアルー方面軍が装備していた、20年以上前に開発されたムーでも旧式に分類される重機関銃。設計と開発はムー統括軍旧装備研究部、試作と生産はガエタン工業が行っている。
動作形式などの詳細は不明だが、(一部を除き)旧日本陸軍が日露戦争前後に配備していたホチキス社製機関砲、ないし三八式機関銃と同等スペックである。

予め断っておきますが、軍事知識がない読者のために比較情報は載せるものの、実際の兵器とはスペック表よりも各国軍の内部事情や運用ドクトリン、または整備性やコストといった表にでない評価が是非を決めることが大きいため、これだけで劣ってる優れているとは決めないでほしい。
(そもそも九七式中戦車相当であるなら、ハウンド中戦車が載せてる機関銃とムーの機関銃は、恐らく口径以外の性能差は有意なレベルでほとんどないはず)。

何より地球に似ているとはいえ、ムーとグラ・バルカス帝国はあくまで異世界の国家であるため、地球と同じように考えないように。

ちなみにグラ・バルカス帝国の制式採用機関銃は不明のため、アンタレス戦闘機が搭載している7.7mm機関銃を、零式艦上戦闘機の九七式七粍七固定機銃相当と仮定しています。


(参考 wikipedia)
分類 ムー6.5mm重機関銃 日露戦争レベルの重機関銃 グラ・バルカス帝国7.7mm航空機関銃(仮想)
名称 18型6.5mm重機関銃 保式機関砲 九七式七粍七固定機銃
年代 不明、名称より中央暦1618年ごろ? 1902年 1937年
装弾数 30発 30発保弾板 700発ベルト給弾
口径 6.5mm 6.5mm 7.7mm
有効射程 2000m 2000m 不明
初速 約444m/s 700m/s 745m/s
発射速度 毎分500発以上 毎分450発 毎分950発


マリンが装備している7.92mm航空機関銃、または防空用に新規開発された20mm対空機関砲と比べると小口径であるがゆえに性能は低く見える・・・というより、初速が近代実包にしては明らかに遅すぎる。
設定ミスか、それとも実包性能がグラース銃やマルティニヘンリー銃レベルの円頭弾*1だったのかは不明である。事実、世界最初の反動式機関銃であるマキシム機関銃を1888年に英国軍で採用した際、マルティニヘンリー銃と同じ黒色火薬を装薬した577/450弾を使用するように設計されており、アフリカ植民地戦争などで使用している。まあそうだとしたら射程が長すぎる気がするし、黒色火薬の欠点でもある煤や燃えカスで弾詰まりしそうだが・・・・

ムーとミリシアル以外の国は機関銃どころか、ライフリングすら施されていないマスケットが最新兵器としてあつかわれている圧倒的技術差と、対生物においては新型でも旧式でもさしたる違いはない*2ため、重要度は低いとはいえ、今だ前線に配備し続けている模様。


作中での活躍


アルー周辺に配備されたムー陸軍に配備されたものが登場。
元々旧式なうえ、参考ではあるが、旧日本陸軍の同口径である三八式実包で150mで8mm弱を貫通がせいぜいとされるほど低威力*3のため、第4機甲師団のハウンド戦車相手に弾かれるだけでなすすべもなく蹂躙される。

随時加筆可
関連項目
兵器ムー

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過去のコメント
  • これがホチキス似ならマリンに載せてるのはマキシム似かな? - 名無しさん (2020-11-08 23:29:37)
    • かもね。ルイス機関銃並みの性能があったらいいんだけども… - ドリフ提督 (2020-11-09 11:01:25)

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〔最終更新日:2020年12月07日〕

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最終更新:2020年12月07日 22:11

*1 黒色火薬を利用した先が丸い弾薬。発射薬の低性能と弾頭設計が古いこともあって初速は400m/s前後。ただ散布界精度という意味での有効射程なら1100mはある。

*2 この機関銃レベルの威力になると、どれだけ個人防具が厚くてもあまり意味がない

*3 ちなみにだが、地球で最初の実用戦車であるMk1が8mm装甲なので、これすら危険を冒して近づいてようやく貫通できるか否か。当然、20年以上未来の九七式中戦車相当のハウンドに通用するものではない。