試作衛星単一通信携帯局装置

しさくえいせいたんいつつうしんけいたいきょくそうち

「新世界異譚II 孤独の戦士たち」に登場した、日本国陸上自衛隊架空の通信機
型番は「JPRC-PC2」。

転移前、陸上自衛隊では衛星単一通信可搬局装置(JMRC-C4)衛星単一通信携帯局装置(JPRC-C1)などのXバンド帯で衛星中継を行う通信機材が使用されていたが、転移とともに人工衛星がすべて消滅してしまったことで、これらのXバンド帯を使用する通信機材は軒並み使えなくなってしまった。
衛星単一通信可搬局装置(JMRC-C4)
※出典:陸上自衛隊公式flickr (https://www.flickr.com/photos/90465288@N07/8464516189/

衛星単一通信携帯局装置(JPRC-C1)
※出典:陸上自衛隊公式flickr (https://www.flickr.com/photos/90465288@N07/8464511755/


これをどうにかすべく、JMRC-C4を突貫で改良し、転移後に打ち上げられたレーダー衛星の通信回線に割り込むことで衛星通信を行えるように試作されたのがこのJPRC-PC2である。
中隊規模でも運用できるようバッテリーも含めて小型化されており、岡 真司によると慣れれば1人でも扱えるとのこと。
一方で、音声や重すぎるデータは送信できず、文字情報などの軽いデータしか送受信できないこと、バッテリー小型化により通信可能時間が極端に短く、衛星の位置が合わなければ通信はできないこと、通信時には衛星の見える範囲や角度を慎重に合わせないといけないことなど、まだまだ実用品レベルにはなっておらず、試作品の域を出ていない。
後述のグラメウス大陸先遣調査隊派遣時には、外部電源がないため太陽光による充電も必要にもなっている。

なお、従来のXバンド帯を使用していた通信機器に関しては、Xバンド防衛通信衛星「きらめき」を中央暦1641年(西暦2017年)*1から10基打ち上げる予定のため、打ち上げ完了後は問題なく使用再開できるとみられる*2


作中での活躍


日本国陸上自衛隊のグラメウス大陸先遣調査隊派遣において、先遣隊に1ヵ月に1度定期連絡を行わせるため、先遣隊を輸送するC-2に搭載された。
C-2墜落後、先遣調査隊の唯一の生存者となった岡 真司が、本国に救援を要請するための通信を行う際に使用した。

関連項目
兵器自衛隊

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〔最終更新日:2025年06月02日〕

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最終更新:2025年06月02日 20:23

*1 史実では、打ち上げを延期した1号機に先駆け、最初に2号機が西暦2017年1月24日に打ち上げられた。

*2 このため「きらめき」の打ち上げが完了すれば、使い勝手の悪いJPRC-PC2も最終的には試作品のまま運用終了するとみられる。