オリハルコンきゅうまどうせんかん
グラ・バルカス帝国には誰も勝てないと考え始める国も現れ始めて不安が蔓延する中、グラ・バルカス帝国と同じ転移国家で東の島国
日本国がグラ・バルカス帝国に
連戦連勝し、
1,400隻を超える大艦隊をも打ち破った事で他国の不安を払拭、期待と信頼を一気に集めた。
多くの国々が神聖ミリシアル帝国に期待しなくなり、日本国の存在感ばかりが日々強くなる中、連敗による帝国の威信低下が軍と経済界、皇帝
ミリシアル8世を動かし、オリハルコン級は当初の想定性能を大幅に強化された形で完成した。
ミスリル級と比較して一回りから二回り大型の艦体に大威力の
魔導砲を装備しており、
その建造費は1個艦隊を整備できると言われるほど高額なものになっている。
主要区画にはオリハルコン合金を使用した装甲を装備しており、大出力魔導機関による装甲強化も併せると「
グレードアトラスター」の46cm砲弾が直撃しても耐えられると言う大和型にも匹敵する防御力を持つ。
しかし、本級の特筆すべき点は大口径魔導砲や装甲では無く、
神聖ミリシアル帝国初の誘導魔光弾装備艦である事。
対艦用の
ウルティマⅠ型と対空用の
クウ・ウルティマⅠ型をそれぞれ装備している。
これらの誘導魔光弾は
魔帝製ではなく、魔帝製誘導魔光弾の研究成果に
日本から得た技術情報と運用情報をヒントに
神聖ミリシアル帝国の技術者が生み出したもの。
本級の誘導魔光弾による同時攻撃能力は、描写から少なくとも3発以上。
誘導魔光弾用の誘導電波を発信するシステムと、そのシステムに電力を供給する魔法力電力変換システムを搭載している事から、
空中戦艦パル・キマイラにも搭載されている
魔導電磁レーダーも搭載している可能性もある。
コスモ
旗艦の単独突入など日本の常識では考えられない事で、対艦誘導弾の波状攻撃で殲滅すべきだったが、神聖ミリシアル帝国側からすれば、
- 世界最強を自負してたが、日本国に戦果において遅れをとり、各国からも日本国の方が質的戦力が上だと思われ始めている現状の名誉を挽回する必要があった。
- 古の魔法帝国の発掘兵器に頼らずに、1隻で敵艦隊を殲滅する戦場における伝説が欲されていた。
- 日本国に対して優秀な艦艇を建造できると見せつけたい。
と、政治的意思からだった。そして思惑通り、中央第2艦隊空母機動部隊をウルティマⅠ型と主砲で一方的に殲滅したことで名誉の挽回に成功した。
中央第2艦隊空母機動部隊を殲滅した後は、
ラルス・フィルマイナと
ダイジェネラ山への艦砲射撃を行いつつ海上封鎖の任務に就いている。
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最終更新:2024年01月13日 17:48