このページでは道路標識の用語についてまとめています。(当サイトに関する用語についてはこちら
ここでは50音順にはせず、カテゴリ別にまとめます。

目次



設置方式に関する用語


単柱式

1本の柱で道路標識を設置する方式のこと。最も多く見られる設置方式。

片持式(オーバーハング式)

アームフランジポールやテーパーポールなど、梁を持つ柱に設置される大きな標識のこと。主に交通量の多い場所に設置される。
例1
例2

門型式(オーバーヘッド式)

門型の柱に設置される大きな標識のこと。片持式に似ているがこちらは門型の柱に設置される。

信号機添加式

信号機の柱のアームに設置される標識のこと。主に「指定方向外進行禁止」などがこの方式で設置されることが多い。

電柱添加式

電柱に設置される標識のこと。多くの場合、単柱式と同じサイズである。

反射式標識

車や電灯などの光を反射して光る標識のこと。標識板に反射シートが使用されており、大抵の標識はこの方式である。

内部照明式標識(内照式標識)

反射式標識とは異なり少し分厚く、標識の内部に照明器具が入っていることで夜間に自ら発光する標識のこと。主に片持式や門型式で設置される。道路標識以外では「非常口」の看板がこれにあてはまる。

可変式標識

内容を変えることができる標識のこと。幕式のものやLED式のものなど、様々な種類がある。
例1
例2

標識の種類に関する用語


本標識

規制標識指示標識警戒標識、案内標識のこと。
補助標識とは異なり、単独で設置することができる。

補助標識

本標識の下などについている白い小さな標識のこと。
丸型の「終わり」以外は白い四角形の標識板に文字や矢印などが書かれる。
単独で設置することができない。

規制標識

本標識の中でも車両の種類・速度・行動などを制限する標識のこと。
最も多く見られる標識で、大抵の場合、丸型であることが多い。
最高速度(30キロ)

指示標識

本標識の中でも車両のある行動を許可したり横断歩道などがあることを示す標識のこと。
規制予告」以外は青地に白の絵柄が描かれる。

警戒標識

本標識の中でもドライバーに注意を促す標識のこと。
全ての標識が黄色の菱形で、黒の縁取りがあり、主に黒で絵柄が描かれる。

案内標識

本標識の中でもドライバーに道路や行き先、地名などの案内をする標識のこと。
一般道に設置される標識は青、高速道路に設置される標識は緑などと道路の種類で色の区別がされている。
殆どの標識は片持式で設置されることが多い。

標識の名称に関する用語


はみ禁


駐禁

駐車禁止」の通称。

青看板

青色の大きな案内標識の通称。

おにぎり

国道番号」の通称。

ヘキサ

都道府県道番号」の通称。

そとば

一般国道」・「主要地方道」・「一般都道府県道」の通称。由来は「卒塔婆」に似ていることから。

スリップ注意

すべりやすい」の通称。

重さ

重量制限」の通称。

高さ

高さ制限」の通称。

最大幅」の通称。

ビックリマーク

その他の危険」の通称。

カーブ


交差点


幅員

幅員減少」の通称。

車線数

車線数減少」の通称。

Uターン禁止

転回禁止」の通称。

ラウンドアバウト


マル50

高速道路での「最高速度」の業界用語。

その他


リン酸案件

「指定方向外進行禁止」の特殊形の俗称。主にTwitterなどで用いられる。
由来はTwitterユーザーから。

標しくぃ

柱が曲がっている標識の俗称。主にTwitterなどで用いられる。
由来はTwitterユーザーから。

キロポスト

始点からの距離を表す標識のこと。大抵のものは少数第一位まで書かれており、100m間隔で設置される。この標識は案内標識の特殊形に分類される。

基本形

「交通の教則」に載っている道路標識のこと。

特殊形

「交通の教則」に載っていない道路標識のこと。
他のサイトで「異形」と呼ばれているもの。
ウィキペディアでは「法定外標識」と書かれている。

異形

特殊形のこと。このサイト以外では大抵こちらが使われる。

異形矢印

「リン酸案件」とほぼ同等。

湾曲標識

車両進入禁止」の曲板を使用した標識の通称。

○本リブ

標識の裏面のリブ(溝になってる細長いやつ)の数を表す管理人の中での呼び方。基本的に規制標識(丸形)や警戒標識の標準サイズの場合は2本リブである。
2本リブの規制標識(丸形)の例

2本リブの警戒標識の例

3本リブの警戒標識の例

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最終更新:2020年05月23日 03:18