その2の続き。
当初はその2で終わる予定だったのだが、
ゼアル信者曰く「面白くなった」筈の
ゼアルⅡ以降にもツッコミどころが多すぎた。
本格的に調査すれば追記に伴ってその4が作られることもあるのかもしれないが、もう勘弁してくれ。
【遊馬&カイトvsミザエル】戦
僅か1回のダメージでヘタレた
遊馬先生のデュエルに
カイトが「乱入」したデュエル。デュエル前に
ミザエルの謎エネルギー弾で吹っ飛ばされた小鳥はピンピンしていた。
これからミザエルの反撃というところだったのだが、
ドルベがミザエルに渡した欠陥品のせいで結局デュエルは「中断」した。
中断とか萎えるわぁ~と思ったそこのキミ、驚くのは まだ 早い!
以下はその他のツッコミどころ。
プレイングミスによって助かるカイト
カイトは初ターンとなる3ターン目で《銀河眼の光子竜》を召喚しているのだが、この場面では《輝光子パラディオス》を
エクシーズ召喚すべきだった。
《銀河眼の光子竜》では《No.107 銀河眼の時空竜》は倒せないのだが、《輝光子パラディオス》であれば《No.107 銀河眼の時空竜》を倒した上でミザエルに2000もの戦闘ダメージを与えられる上に、手札も1枚分多く保持しておけるのである。
返しのターンに備えて《光子化》と《フォトン・スペクター》を残しておけるのは、どちらを召喚した場合でも変わりない。
更に、《輝光子パラディオス》は破壊されても1枚ドローできる効果を持つため、ミザエルの伏せ
カードで破壊されてしまう可能性を考慮する場合でも、やはり《輝光子パラディオス》の方が有効である。
しかしこの場合、返しのターンで行われるミザエルの連続攻撃でカイトは敗北することになる。
そのため、《輝光子パラディオス》を差し置いて《銀河眼の光子竜》を召喚するというプレイングミスが、結果としてカイトを助けたと言える。
プレイングミスで助かる実力者とはこれ如何に。
プレイングミスによって助かるミザエル
カイトは5ターン目に《超銀河眼の光子龍》をエクシーズ召喚しているのだが、この場面で《輝光子パラディオス》をエクシーズ召喚していれば、カイトは普通に勝てていた。
《輝光子パラディオス》の効果で《No.107 銀河眼の時空竜》の効果を無効にした上でその攻撃力を0にし、その後は《銀河眼の光子竜》と《輝光子パラディオス》の連続攻撃で勝利できるというわけである。
「銀河眼決戦」を謳ったデュエルで銀河眼を召喚すべきじゃなかったとはこれ如何に。
中断によって助かるカイト
このデュエルは《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の召喚直後に中断したのだが、もしそのままデュエルが続いていれば、カイトは普通に負けていた。
《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の効果で回収した《死者蘇生》で《No.107 銀河眼の時空竜》を蘇生し、《CNo.107 超銀河眼の時空龍》で《超銀河眼の光子竜》を戦闘破壊してからの《No.107 銀河眼の時空竜》のダイレクトアタックでトドメである。
鬼柳とのデュエルが中断したことで助かった遊星とは異なり、こちらはカイトが負けていたように描写されていないのがポイント。
【カイトvsミザエル】戦(2戦目)
合計4話も使いながら全てを丸投げにするだけだったサルガッソで行われたデュエル。小鳥船長の尺稼ぎも間違いなく原因の一部。
遊馬と
ベクターのデュエルに比べて明らかにデュエルの進みが遅く、やっぱりデュエルは中断した。
そしてこの時に「対等な条件」で戦うことに拘っていたミザエルが後に
インチキドローを平然と行うようになるのは、一体どういうことなのか。
以下はその他のツッコミどころ。
《銀河眼の光子竜》を特殊召喚?
カイトは1ターン目に《輝光帝ギャラクシオン》をエクシーズ召喚し、その効果でデッキから《銀河眼の光子竜》を特殊召喚しているのだが、アニメ版の《銀河眼の光子竜》は「特殊召喚モンスター」であるため、他の効果で特殊召喚するためには1度自身の効果で特殊召喚していなければならない。
つまり、《輝光帝ギャラクシオン》の効果で《銀河眼の光子竜》を特殊召喚することはできないのである。
ただ、《輝光帝ギャラクシオン》の
テキストは判明していないため、それを可能にする特別な記述があったという可能性もなくはない。
例えば、その特殊召喚効果に「召喚条件を無視して」という一文があったとするなら、《銀河眼の光子竜》の特殊召喚も可能になる。
尤も、カイトは効果を説明する際にそのようなことは言っていないので、この擁護も妄想の域を出ないのだが。
結局のところ、これも構成ミスでしかないのだろう。
なお、OCG版の《輝光帝ギャラクシオン》はデッキからだけでなく手札からも《銀河眼の光子竜》を特殊召喚できるのだが、基となるアニメ版の《輝光帝ギャラクシオン》も同じ効果を持っているとした場合、その後のカイトのデュエルで《輝光帝ギャラクシオン》をエクシーズ召喚しなかったことに伴うプレイングミスが発生することになる。
これよりも前のデュエルも含めた場合は言わずもがなで、エクシーズ召喚のお手軽さが構成ミスを誘発している例は枚挙にいとまがない。
3体分のエクシーズ素材
このデュエルでもカイトは《超銀河眼の光子龍》をエクシーズ召喚しているのだが、よりにもよってその召喚方法が「《銀河眼の光子竜》を3体分のエクシーズ素材にする」というものだった。
これまでにも「2体分のエクシーズ素材にする」方法でエクシーズ召喚したことはあったが、手抜きもとうとう極まってきたと言えよう。
当然、このような身も蓋もない効果を使わなければエクシーズ召喚の1つもできなかったカイトに、「実力者」などというイメージが生まれる筈もない。
この例に限らず、サルガッソの一件はストーリーもデュエルも滅茶苦茶である。
ちなみに、カイトは《超銀河眼の光子龍》を合計9回エクシーズ召喚しているのだが、3体のモンスターを揃えてエクシーズ召喚したことは
4回しかなく、つまりは半分にも満たない。
そしてその4回中2回も、1回は御都合カード1枚で素材3体を一気に揃えたもので、1回は
魂狩りの被害者に素材を用意してもらったものでしかなかった。
なお、複数体分のエクシーズ素材を使ってエクシーズ召喚した回数も、全9回中
4回である。
残りの1回は相手モンスター1体をエクシーズ素材にした上で行ったもの。
【カイトvsジンロン】戦
遊馬達の遠足に何故か付き合っていたカイトがドラゴン使いのプライドを刺激されて行った試練のデュエル。
あんたドラゴン族モンスターは銀河眼系統しか使わないでしょうに。
小鳥は崖の下で留守番していたが、
こいつはスカートのまま崖登りをさせたかったようだ。
デュエルの内容は、効果を詰め込んだメタカードで優位に立つジンロンに対して、汎用カードの《月の書》を使っただけで
アストラルやゼアル信者からやたら褒められるカイトといった構図。最強キャラのハードル低いなおい。
他にも効果の処理と演出が乖離していたりもするが、これはいつものことである。
最終的にはこれまたいつもの効果無効合戦を制したカイトが勝利した。
以下はその他のツッコミどころ。
遺跡編恒例・試練という名の茶番劇
ジンロンの手札には《竜の転生》があったのだが、何故かセットされないままデュエルが終了している。
3ターン目にセットしていれば5ターン目で勝利できていた他、5ターン目にセットしていれば6ターン目に敗北することもなかった。
試練に合わせて手を抜いたいた様子もないのだが、カードをセットすらしない行為をプレイングミスと言うのも少し違うため、もうなんというか色々と茶番である。
なお、遊戯王シリーズでは余った手札に小ネタを仕込むことがあり、この《竜の転生》もミザエルの伝説に合わせた小ネタだったものと思われる。
ネタに傾倒したことで内容が犠牲になるとか、なんともゼアルらしい。
敗北を確信するカイト
相変わらずの不遜な態度でデュエルを行っていたカイトだが、僅か3ターン目で敗北のピンチに陥っている。
《
魂食神龍ドレイン・ドラゴン》に「召喚ターンは攻撃できない」という効果があったことで結果的に助かってはいたのだが、苦虫を嚙み潰したような顔で「さっさとやれ」と強がっていたカイトは、なんというか痛々しくて見てられない。
というか、まだカイトには伏せカード(この時点では意味がない)があったため、ジンロンの立場からすればまだ勝利を確信できないのだが、何故かカイトは自身の敗北をジンロンにも確信させている。
使い道のないカードをセットするという典型的な
ブラフは行えるカイトも、プレイングや態度によって相手のプレイングを抑制するという少し高度になったブラフを行うだけの実力はないようだ。
まぁ、敗北を確信した途端にエクストラデッキから御都合モンスターが何の下準備もなしに召喚されて場をリセットする展開になるよりかは遥かにマシか。(感覚麻痺)
露骨なライフ調整を行うカイト
中途半端な防御カードによる露骨なライフ調整はゼアルで度々見られる展開なのだが、この時のカイトはライフコストを必要とする新規カードを連続して発動しており、ライフを4000から200にまで減らしつつ、《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》を突破している。
突破したこと自体はいいのだが、そのために使用したカードのライフコストがカイトを敗北させないための都合に合わせた絶妙な数値であったため、まるでピンチを自作したかのように見える展開になってしまっている。
カイトがこれまでのデュエルで使用した70種類近いカードの中でライフコストを必要とするカードが《ミラーシェード》と《クリフォトン》だけであったことや、この時に使用したカードの内の1枚である《デスパレート・スクレイプ》が既存カードの《収縮》の下位互換であったことも、八百長要素を強めていると言えよう。
まぁ、《魂食神龍ドレイン・ドラゴン》の「効果を無効にして突破する」よりかは遥かにマシとも言えるか。
運(?)に頼るカイト
ジンロンの5ターン目にカイトは2回目となる絶体絶命のピンチを迎えたのだが、その際の連続攻撃《デステニー・ブレイク》の効果で凌いでいた。
ただこの効果、「攻撃の際に1枚ドローし、それがモンスターなら攻撃を無効にする」というもので、いわばギャンブルカードである。
そのため、ジンロンも「運に頼るのか」とがっかりした様子を見せていたのだが、何故かカイトは
「必然だ!」と言い張っており、実際にカイトはその後の都合にも応じたモンスターを2回連続でドローして敗北を回避していた。
本来こういったカードはデッキトップを調整するカードと組み合わせて使うものなのだが、実力者である筈のカイトにそういった戦略は全くなかった。
本人の言う通り「必然」なら確かに戦略など不要だが、だとすればもう戦略がどうこう以前にデュエル自体が茶番である。
なお、ジンロンが《竜の転生》をこのタイミングで発動して追撃を行っていた場合、カイトはモンスターを3回連続ではドローできないことになり、そのまま敗北することになる。
ただ、カイトの言うようにドローするカードが必然であるならば、これもモンスターカードに
書き換えられてしまうのだろう。
実際、この時のカイトはその後のドローカードも全て分かっていたかのようなプレイングをしており、展開の御都合主義感が甚だしかった。
【カイト&Vvs蚊忍者】戦
トロン一家に活躍の場を与えるために行われた不公平なデュエルシリーズ第3弾。小鳥は防寒着まで用意されたVIP待遇で観戦。
御都合主義的な展開が目立ち、カイトと
Vの滅茶苦茶なプレイングが二人の絆と称されたりルールを捻じ曲げすカードが登場したりする等、「
トロン一家に活躍の場を与えるために行われたデュエル」であることがこれまで以上に露骨になっている。
ただ、滅茶苦茶なプレイングの件に関しては、「カイトのやることは分かりきっている」というVの設定により説明できないこともない。
約1年ぶりの設定回収である。
まぁ、そもそもその設定自体に無理がある上に、カイト側には「Vのやることは分かりきっている」という設定はないのだが。
以下はその他のツッコミどころ。
要介護者カイト・その3
タッグデュエルで要介護者になることに定評があるカイトだが、このデュエルでは蚊忍者の盤外戦術により
対戦相手の味方にまでなっていた。
結果として、カイトの敗北もお構いなしだったVによる攻撃のショックで元のおかしなカイトに戻り、Vのお膳立てで得た
莫大な攻撃力による1ショットキルで勝利している。
なお、カイトは「デュエリストの生存本能で抗体が燃えて毒を焼き尽くした」とかいう意味不明な理屈で盤外戦術によるダメージを乗り越えたらしい。
例によって、スタッフは視聴者からのツッコミが欲しかったのだろう。
本当にツッコミを入れるべきなのは、「Vにも毒を盛ればそこで終わっていた」とか「遊馬に毒を盛ればアストラル世界への旅立ちを阻止するという目的を果たせていた」とか「隠れた状態で謎の装置を機能停止に追い込んでいたのに何故わざわざ現れてデュエルしたのか」とかの、脚本上の不備に対してなのだが。
【カイト&遊馬vsMr.ハートランド】戦
偽のナンバーズが発するらしい謎の周波で居場所を突き止められたカイトがデュエルで応戦。そんなものなくとも居場所はバレバレですどうもありがとうございました。
そして小鳥さんは居場所なんて突き止めなくとも常にそこにいます。よくよく考えたら怖くないか?
デュエルでは自分のことを棚上げにしながら
ハートランドを散々煽っていたカイトさんだが、普通に力負けしている。これはカッコ悪い。
しかしそこは最強キャラ、乱入しながら相手を卑怯者扱いした遊馬先生にデュエルを丸投げしたことで敗北を回避している。
仕方ないよね。盤外戦術で謎のリアルダメージを受けてたし、遊馬先生みたいに
こんな能力が使えるわけじゃないんだから。
…………
デュエリストの生存本能どこいった?
以下はその他のツッコミどころ。
中断によって助かるカイト・その2
前述したように、カイトは遊馬の「乱入」によって敗北を回避している。
しかも僅か3ターン目に。早くないっすか?
一応、2枚あったカイトの手札の中に《クリフォトン》があったと仮定すれば、敗北せずにすむことになる。
ただ、カイトが盤外戦術を受けたのが1ターン目で、生存本能が発動せずに倒れ出したのが3ターン目であったため、まるでいつぞやのデュエルのように実力勝負での敗北から逃げたようにも見えるのである。
恐らく、手札に《クリフォトン》がなかったのだろう。
なお、カイトのデュエルを引き継いだ遊馬もまた3ターン目に敗北しかけているのだが、カイトの残した《プリベント・ドロー》の効果により《虹クリボー》をドローしたことでなんとか助かっている。
大ピンチだった割には随分と余裕の表情だったが、まぁドローカードを
書き換える人間にとってはピンチでもなんでもないだろう。
【カイトvsミザエル】戦(3戦目)
急に目を気にし出して言い訳の準備も万端な要介護者カイトさんとストーカーミザちゃんの月面デュエル。なんで月じゃなきゃダメだったのかははっきりしない。
ふふふ、小鳥め、流石に月には来れないだろうと思ってたらモニター越しに現れやがった。
銀河眼決戦の決着が付く重要なデュエルだが、プレイングミスが頻発したり互いに意味不明な処理を押し通そうとしたりする等、非常に出来が悪い。
最終的にはカイトが勝利して銀河眼の因縁ならぬ中断の因縁に終止符を打ったのだが、今度はカイトの命が中断した。
悲しんじゃダメ。カイトさんはやっと報いを受けることができたのだから。結局復活したけど
以下はその他のツッコミどころ。
あまりにも短絡的なカイト
このデュエルでのカイトは「自分とミザエルのデッキに入っている魔法・罠カードはほぼ同じ」と結論づけているのだが、なんとその根拠は「自分がセットしていた《銀河衝撃》をミザエルも使った」という一点のみ。
たった1枚重複しただけで結論づける時点で既におかしいが、カイトは「フォトン」を差し置いてまで「タキオン」のサポートカードをデッキに入れていたのだろうか?
なお、このデュエルでミザエルが使用した計9枚の魔法・罠カードの内、重複していたのは《銀河衝撃》と《銀河再誕》の2枚しかなかった。
他の魔法・罠カードは全部重複してたんすかね?
ついでに言うと、《銀河再誕》を先に使用したカイトを見たミザエルは、まるでその効果を知らないかのような反応を見せていたりする。
いつもの記憶障害なのか、カイト君だけそんなカードを使うのズルいぼくも使うとして創造したのかは定かではない。
デッキ外のカードを当てにするカイト
カイト曰く、伝説のドラゴンを手に入れないとミザエルは倒せないらしい。
しかもこう結論づけたのがなんと2ターン目終了時。諦めるの早すぎじゃないですかね?
その直後には「ここには必ず俺達の希望がある筈!」とか言いながら右手を掲げて何の脈絡もなく《No.62 銀河眼の光子竜皇》を創造しており、結果としてそのカードが勝利の決め手になっていた。
デッキ外のカードに頼る時点で論外だが、それを僅か3ターン目に行う最強キャラって一体何なのだろうか?
なお、《No.62 銀河眼の光子竜皇》は「アストラル世界の力を得た《銀河眼の光子竜》が生まれ変わった姿」であるらしい。
例によって、何がどうなってアストラル世界が関わったのかは一切不明。
忘れ去られた《オーバーレイ・ブースター》
《No.62 銀河眼の光子竜皇》が《CNo.107 超銀河眼の時空龍》に攻撃する前に、墓地に存在していた《オーバーレイ・ブースター》の効果を使って《No.62 銀河眼の光子竜皇》の攻撃力を1000アップさせていれば、カイトはその戦闘によるダメージで普通に勝てていた。
この時僅か3ターン目。だから早いって。なおゼアル信者はこの話を聞くと冷静さを装いつつキレる。
なお、カイトがこのデュエルで「初手銀河眼」を行う際に使用したモンスターがいつもの《フォトン・スラッシャー》と《フォトン・クラッシャー》であったならば、このミスは起こらなかったことになる。
ワンパターン戦術を僅かに変えた結果として起きたミスとも言えるが、そもそも
メインデッキのモンスターを素材要因にしかしない手抜きの姿勢がなければ起きなかったミスとも言える。
忘れ去られた《銀河衝撃》
《No.62 銀河眼の光子竜皇》が《CNo.107 超銀河眼の時空龍》に攻撃する際に、セットしていた《銀河衝撃》の効果を使って《No.62 銀河眼の光子竜皇》の攻撃力を1500アップさせていれば、カイトはその戦闘によるダメージで普通に勝てていた。
やはり僅か3ターン目。この早漏!
ただ、《銀河衝撃》のテキストの一部はカイトのデュエルディスクで隠れていたため、そのタイミングでは発動できなかった可能性や、そのタイミングで発動してもトドメを刺せない可能性があったとも言えなくもない。
尤も、そのような効果の存在は一切示唆されておらず、《銀河衝撃》を先に使用したミザエルは「ギャラクシーモンスターの攻撃力を1500アップ」としか言っていないのだが。
ついでに言うと、この時のミザエルは《銀河衝撃》にある「デッキのカードを1枚除外する」という処理を何故か行っていない。
勝手に処理を進めるカイト
ミザエルの攻撃時にカイトが発動した《双龍降臨》の効果により、その効果で特殊召喚された《No.46 神影龍ドラッグルーオン》の攻撃力は《CNo.107 超銀河眼の時空龍》の攻撃力と同じ数値になるのだが、何故かカイトはその部分の効果だけを説明しないまま勝手に処理を進めていたため、ミザエルは攻撃を中断できずに《CNo.107 超銀河眼の時空龍》を失ってしまっている。
なお、もしミザエルが攻撃を中断させてドラッグルーオンを残していれば、次のターンにカイトは普通に勝てていた。
つまりカイトは、ルールを無視して勝手に進めた処理によって勝手に勝利を逃したことになる。
勝手な行為によって勝ち手を失うとはこれ如何に。
この構成ミスは、「遺跡のナンバーズで呪いのナンバーズを倒す」という制限をクリアしようとして起こったミスと言えるが、その場の都合に応じた効果を持つ新規カードをいくらでも作れる以上、どうとでもやりようはあるとも言える。
ついでに言うと、カイトは別にその制限デュエルでミザエルの記憶を取り戻そうとしていたわけではない上に、呪いのナンバーズは《CNo.107 超銀河眼の時空龍》ではなく、《No.107 銀河眼の時空竜》の方である。
打ち勝つのは まだ 早い!
ミザエルは初ターンである2ターン目の終了時点で手札を4枚残していたのだが、それらのカードを使っていれば
ミザエルは普通に勝てていた。
この時にあった4枚のカードの内の2枚は《
RUM-七皇の剣》と《銀河再誕》で、残りの2枚は《銀河の施し》《トラクター・リバース》《時空浄化》《時空殲滅砲》《オーバー・タキオン・ユニット》の内のどれかなのだが、それら5枚の内のどれか2枚があれば、ミザエルはカイトに勝てるのである。
《時空浄化》や《時空殲滅砲》があった場合は2ターン目に、《オーバー・タキオン・ユニット》があった場合は4ターン目以降に、《トラクター・リバース》があった場合は他のカード次第で4ターン目に勝利でき、《銀河の施し》があった場合はそのドロー効果で他のカードを呼び込める。
一応、これらのカードの内《銀河の施し》と《時空殲滅砲》のテキストは判明していないため、何らかの事情により発動できなかったという可能性もなくはない。
尤も、仮にそうだとした場合はかなりピンポイントな発動条件が必要になる上に、なによりミザエルはそのような発動条件があるという説明を一切していないのだが。
発動していなかったのさ!
4ターン前に除外された《No.62 銀河眼の光子竜皇》(長いので以下「プライムフォトン」)がラストターンに自身の効果で戻ってきた時に、ミザエルは《CNo/107 超銀河眼の時空龍》(これまた長いので以下「ネオタキオン」)の効果でその効果を無効にして除外状態に戻そうとしたのだが、何故かその効果は適用されずにミザエルはそのまま敗北している。
カイトはこの不可解な現象について、「時を遡ることはできても、俺の未来を支配することはできない!」とかいうポエムをかますだけで、具体的な説明は一切なかった。
なお、この不可解な処理がまかり通っていなければ、カイトは敗北していることになる。
カイト及びスタッフが主張したいことを要約すると、「ネオタキオンの無効効果はそのターンに発動したもの限定なので、4ターン前に既に発動しているプライムフォトンの効果は無効にできない」ということである。
プライムフォトンが4ターン後にフィールドに戻ってくる処理は「発動した」ものではなく残存効果を「適用」しただけなので、ネオタキオンの「許可しない効果は発動できない効果」は意味がなかったということなのだが、当のカイトが「適用」を「発動」と言ったり「4ターン前」を「2ターン前」と言ったりしていたため、無用な混乱を招いていた。
ただ、これはあくまでネオタキオンが持つ「許可しない効果は発動できない効果」に関しての話でしかない。
というのも、ネオタキオンは許可効果とは別に「効果を無効にする」処理を2回行うものであるため、プライムフォトンの効果が無効になっていないことの説明には全くなっていないのである。
また、ネオタキオンの効果には「カードをターン開始時の状態に戻す」という処理もあるため、プライムフォトンがターン開始時の状態である除外状態に戻らない理由にもなっていない。
更に、4ターン前に《時空混沌渦》の効果でプライムフォトンが除外された際、カイトはプライムフォトンの効果の発動を宣言しておらず、ただ驚いているだけだったのだが、後にその効果は4ターン前の時点で既に発動していたことになっていた。
「◯◯を発動していたのさ!」という展開は他の遊戯王シリーズでも見られるが、こちらは音や煙で相手が発動宣言を認識できない状態になっていたというわけでもなく、4ターンものタイムラグがある上に、そもそもこのデュエルでは「プライムフォトンの効果は4ターン前に既に発動されている」ことがキーポイントであったため、発動宣言がなかったことの酷さが際立っていると言える。
ちなみに、公式サイトや遊戯王カードWikiでは、この不可解な展開をなんとかして肯定的に説明しようとしているのだが、その説明は全く要領を得ていない。
ゼアルのやらかした問題を問題と言ってしまえば楽になれるのだが、難儀な話である。
ついでに言うと、この時のミザエルはネオタキオンの無効効果で《時空殲滅砲》の効果を無効にし、その効果で250まで下がっていたネオタキオンの攻撃力を4500まで戻しているのだが、《時空殲滅砲》の効果を無効にしたところで「既に発動されている」効果によるステータスの変化までは戻らないため、これも不可能なプレイングと言える。
一応、《時空殲滅砲》のテキストが確認できないため、それを不可能にしないためのピンポイントな効果を持っていたという可能性もなくはないのだが、こんな擁護しかできないのは心底虚しい。
そしてそもそもの話、「ターン開始時の状態に戻す」のであれば、尚更ネオタキオンの攻撃力はターン開始時と同じ250でないとおかしいのだが。
いや、そもそもの話というなら、そもそも《時空殲滅砲》の効果で攻撃力を250まで下げることはできない。
長々と解説してきたが、要するに
いつものゼアルである。
考察に疲れたり追い詰められたゼアル信者が目も当てられない状態になっていたりする時は、この一言だけで事を済ませておいた方がいいのかもしれない。
もちろん、そんな逃避の姿勢で遊戯王界隈が良くなるわけもないのだが。
- その4待ってます -- 名無しさん (2020-07-23 06:32:31)
最終更新:2025年10月22日 13:01