教国の首都にある、大聖堂。
教会の総本山としての表の側面だけでなく、地下の大迷宮を封印する防衛施設としての本来の側面がある。
教会の総本山として
礼拝堂
入ってすぐにある空間で、一般人が入れるのはここまで。懺悔室がある。
真っ白な壁と柱を天窓から差し仕込んだ光が煌々と照らしだし、質素でありながら清潔で威厳あふれる造りは天上界を思わせ、穿った見方をすれば壇上で語る言葉が民衆の無意識下で強制力を持つようにしている。
教導騎士団の区画
正面右手1Fにある。
教会騎士団の区画
正面左手1Fにある。外に兵舎や練兵場がある。
居住区
上階にある。獣人族, 人族の奴隷が捕らわれていた。
本来存在しないエリアであり、ここで教会幹部が暮らしているせいで大聖堂および教国は崩壊しかけていたとも言える。
防衛施設として
複雑な通路は魔力回路, 隠し部屋とそこに配置される聖遺物が核として、魔力を循環させ増幅する巨大な魔道具になっている。地下の大迷宮の魔素を魔力に変換・放出することで封印し、その魔力を吸収して機能を維持する仕組み。また氾濫に際して魔物を内部に引き付け、迷宮王・迷宮皇までも滅ぼさんと設計されている。
魔力回路について、中心部の隠し部屋に刺さっていた「アスクレーピオスの杖」から螺旋を描くように「宝珠」など聖遺物のある隠し部屋が規則的に配置されている。隠し部屋には魔力が溜まるためか魔物が自然発生し、長年放置されたことで多くがアンデッド化している。
下の階では魔法罠や毒で魔物を弱らせたり方向感覚を狂わせ幻覚も与えたりする。上階に行くにつ入れて物理罠が増えていき魔物を殺しきる。しかしそれもあまり当てにせず、ひたすら落とし穴によるダメージの蓄積で弱らせて最終的には建物ごと崩落させて質量で押しつぶす設計思想。そのため最上階は落とし穴だらけ。
内部では迷宮の魔物と戦う兵士への能力の強化補正や回復再生の加護と、外敵への能力阻害やLv補正制限が強制的に働く。その加護が悪用され、教会幹部の延命に使われるようになって教国内の魔力を吸収し始める。そこに老朽化もあって機能を維持するための魔力を吸い続けて国内を貧困に追い込んでしまう。
教皇の間
最上階にある、迷宮皇との決戦用の部屋。中央に教皇の椅子がある。
教皇の椅子=「聖座」の上の天窓が集められた魔力を中へと注ぐ放射用の仕掛けとなっていて、つまり大聖堂の魔力の中心となっている。さらにその真上には「魔鐘」があり、迷宮皇の真上から鐘を落とすことがトリガーとなってそのまま鐘に閉じ込めて最下層まで叩き落し、大聖堂も崩壊し、鐘による音波攻撃と大質量の瓦礫で再度封印する仕組み。
禁断の塔
教皇の間よりも更に上階へ続く塔。「最期の時が来たればこの鐘を鳴らせ、この鐘が鳴り響く時終焉が訪れる」と伝わる聖遺物「魔鐘」が設置されているため、代々の教皇と
長老衆の長のみが扉の鍵を持つ。
隠し部屋や罠部屋
聖遺物など有用なアイテムが置かれている。部屋で自然発生してしまった強力な魔物が落とすアイテムもまた有用。
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魔物 |
「バジリスク Lv不明」, 「アンデッド・ギガント Lv50」, 「アンデッド・ヘルハウンド Lv50」, 「デモン・ソウルイーター Lv75」, 「アンデッド・レッドベア Lv75」, 「アンデッド・ドラゴン Lv75」, 「三頭邪神像 Lv100」
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アイテム |
「合魂の首飾り」, 「魔導の冠」, 「聖結界の天衣」, 「アスクレーピオスの杖」, 「治癒の宝珠」, 「魔法保護のリボン」, 「再生の宝珠」, 「疾駆のアンクレット」, 「石の鈍器」, 「吸魂の指輪」, 「解毒の宝珠」, 「神機の手甲」, 「回復の宝珠」, 「闇?祓いの聖水」, 「永久の三連指輪」, 「偽魂の巴」
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封印の堂
長老集が暮らす場所。一際堅牢で装飾の一切ない剥き出しの石壁、清潔だが質素というよりも余りにも生活感の無い倉庫のような造り、魔導ランプすら必要最低限しかなく、精神攻撃の罠以外には警備も罠もなくただ永い回廊の先に部屋がある。
最古の伝承や戦女神、2人の聖女の伝承が壁画として遺されていた。
礼拝堂
祭壇が大迷宮への入り口になっている。
最終更新:2024年10月11日 10:59