初出:#479『異世界でも関東と関西の文化の隔たりは是正されないようだ。』
教国の教導騎士団々長。結構な高齢だが高Lvのため外見年齢はおっさん。
奥さんがいる。本名は
ガシャルクス。
王族派であり教皇などの教会幹部を内心では罵っている。
先祖は片っ端から戦女神様や伝説の聖女様に付いて行っては帰らぬ者になったと聞かされてきた。そのため教導騎士として祭りあげられ、団長という立場に就いてしまったせいで辺境に行けないことで燻っていた。
教会騎士秘伝の剣技とされるスカル・ロードの剣術のすべてを学び究めんと剣を振り続けてきた。事実、一つ一つの型の美しさは遥も認めている。しかし本来なら魔物を狩るためのものなのに実戦経験としては対人の戦争ばかりなので歪みが生じていた。また一人で修練を積みすぎて駆け引きや騙しのない対人用としても不完全なものになっていた。遥と出会い、さらなる高みに進んでいく。その剣筋は合理的で流麗、粗さは目立つが力が技へと昇華された激しいが美しい剣筋と
委員長からも評されている。
時期によってはlv70超えの獣人よりも強いとされていたので、人族としてはかなりの実力者である。
内乱時には教皇の暴挙を抑えるため、王女アリーエールが捕まったときに逃がせるようにするため教皇の側に控えていた。次期団長候補として期待していた
レイテシアが散ったと聞いたときには自身の力量不足を感じていた。
遥と打ち合い、なぜ知っているのか教会騎士秘伝の剣技を、そしてその極意や奥義を見せつけられ、辺境に行くことを夢見ながら自身もぬるま湯に浸かっていたことを自覚。レイテシアが無事に保護されていることも知って、遥が
大聖堂に侵入できるように手引きを行なう。
遥と訓練をするなかで、ますます実力を上げている。
134日目:教導騎士団を率いて辺境にやってくる。念願叶って辺境に来れたことを噛みしめる。
最終更新:2025年05月03日 10:34