図書委員,手芸部,服飾部,料理部,美術部の5人組。
遥はあまりそれぞれが何部なのか把握していなかった。
剣と魔法を扱う中衛型のオールラウンダーだが、魔法や状態異常など搦め手が効き難い相手に打つ手がないので同級生のなかでは後衛職に近い。
元々は大人しく内向的な趣味人。異世界で戦闘職に就いたことでJobによる逆補正でそれぞれ趣味を満足に楽しめなくなってしまった。それでも遥を守るため戦闘職を捨てることはなく、好きなことを諦めずに続けている趣味人。それぞれの趣味に合わせて遥からそれぞれの手に馴染むようにオーダーメイドの裁ち鋏や調理道具、画材や筆などが支給されている。
他の女子達と比べても負けず劣らずの美少女であり、運動不足気味で細かったとはいえスタイルも整っていた。同じクラスにいることがそれを証明している。
絶対的な自信がある図書委員と、他人からの評価に興味がない美術部っ娘を覗いた3人組は、美人であることを妬まれて嫌がらせを受けたことがトラウマ(心的外傷)となって容姿に自信を失くし、さらに美人クラスに入れられて劣等感やコンプレックスが悪化した。「可愛くなればみんなと仲良くなれる」と自分の心を守った代わりに「可愛くなければ虐められる」という強迫観念に苛まれている。
異世界に来て身体は鍛え上げられ、Lv効果で引き締まりながらも我儘な野性味すら帯びている。それでも自分の容姿にはずっと自信を持てていなかった。123日目にして状況を憂いた遥によって、これまで女子達を採寸してきたデータをもとに客観的な事実として劣っているところなどないと伝えられる。
遥とは11年間同級生で、最も会話していた一人。あくどさが似通っている。
手芸部っ娘/三つ編みっ娘
髪を三つ編みにして纏めている。編み物やレースの縫い方を遥に教えた。身長150㎝ほどと比較的小柄な身長であり、同様に背の低い文化部っ娘である服飾部と料理部とは特に仲が良い模様。
槍の扱いには特に適性があり、長剣なども扱いオールラウンド型の中衛職を務める。
Jobの逆補正で裁縫が上手くできなくなっていたが、115日目に「魔樹の実」で「裁縫」スキルを習得。
服飾部っ娘
Jobの逆補正で服が奇麗に作れなくなっていたが、115日目に「魔樹の実」で「裁縫」スキルを習得。遥に服飾を教えてくれた。
雰囲気と間合いも一種独特で、刹那の溜めの後に相手の動きを完全に見切り、一瞬で斬り裂く剣技。後の先向き。
料理部っ娘
Jobの逆補正で料理が美味しく作れなくなっていたが、115日目に「魔樹の実」で「調理」スキルを習得。逆補正が消え、DeXや「炎魔法」や「斬撃」など能力を料理に活かして思うがままに料理がつくれるようになった。初期から、遥に料理や調味料のことを教えてくれた。
美術部っ娘
絵の世界では有名で将来を嘱望される才能がある。しかしJobの逆補正で絵が上手く描けなくなった。とはいえ本人は好きなことだからやっているだけで上手いか下手か。ましてや他人からの評価は気にしていないらしい。115日目に「魔樹の実」で「芸術」スキルを習得。
最終更新:2025年05月06日 11:05