数作プレイしているが、他の
エロゲに比べてかなりゲーム性が高い。
ADV形式を軸として採用してあるが、いわゆる紙芝居ゲームやクリックゲームと称されるような一辺倒なものではなく、シミュレーションの形態をとった戦略的なゲームが多い。
ストーリーはほぼ「ハーレムもの」で、主人公の男以外と女性キャラが関係をもつことは珍しい(レベルジャスティスで多少あった程度かな?)。
モンスターに襲わせるというパターンもあるので、それすら忌避する人にはダメかも。
基本的に人が死ぬということもなく、ヒロインが死ぬシーンも見当たらず、バッドエンドでも鬱に値するようなものはないハッピーエンドが多い傾向。
シリーズを通して世界観が通じているところがあり、弱いモンスター(ドラクエのスライム的な位置)に「ベト」というキャラが使われていたり、ギュンギュスカー商会や葵屋温泉などの組織なども、ところどころに登場する。
また獣人が出てきたりするが、ケモノのレベルとしてはごく軽い「ケモミミ」やシッポ程度。(同人?)ブランドの「Vanadis」のような、体の大部分が非人間的なケモノは登場しない。
シリアスなストーリーもあるが、基本的にギャグをメインとしていて、下ネタは当然のことながら、トリビアっぽい情報や自虐ネタ(制作に関するもの)もあり、また児ポ法に関する落ち着いた見解を見せることもある。
声優は、囲いというかお抱えというか、そんな印象を与えるほどシリーズを通して同じ人が使われる。
個人的には海原エレナ(ウィザーズクライマーから?)と桜川未央(Bunny Black2から?)が、別のレーベルのゲームをプレイして以来ずっと好きなので、ありがたいところ。
シナリオもおもしろくゲーム性も高いので、新作が出ればぜひプレイしたいと思えるところではあるが、キャラ絵をしてる人が同じ(それこそお抱え)なので、だんだんエロさが薄れてきてしまう。
「DAISOUNAN」と「Bunny Black」では原画が変わったようだけど、「雪鬼屋温泉記」と「門を守るお仕事」ではまた戻っているので、コテ入れはしようとしているのかな。ひょっとしたらテイルズがいのまたむつみ氏と藤島康介氏の2ラインで作画を続けていたように、このメーカーも2ラインを考えてるのかもしれない。
以上のように、単作を楽しむというより、このメーカーのゲームが似通った世界観をもっているので、その違いや繋がりを楽しむという感じ。単作でも楽しいんだろうけど、たぶん1つにハマったらこのメーカーの他のゲームにも手を出すようになると思うしね。
また攻略wikiも存在するため、気軽にサクサクしたい人にも勧められる。
- Bunny Black・Bunny Black 2
無印である「Bunny Black」と続編の「Bunny Black 2」。ローグライクやウィザード風とでもいえばいいのかな(ローグもウィザードも未プレイなので厳密には違うんだろうけど)、ダンジョンのなかにもぐって敵を倒しアイテムを拾って最下層ないし最上層を目指すシステム。モンスターを雇用したり、レベルを上げてスキルを取得したりするので、RPGにも似ている。
無印でのメインヒロインは、2では完全にサブヒロイン以下に成り下がってしまい、2で別のメインヒロインが登場するので、無印を未プレイで2だけプレイしてもたぶん大丈夫。
設定上、魔物が登場して、またパーティとして雇用したりするので、魔物としてのケモ要素はキャラの他ゲームより高い。
現在プレイ中。Bunny Black(無印)とDAISOUNANをプレイした後だと絵が戻っているので、良くいえば「(ソフトハウス)キャラのゲームをプレイしている感たっぷり」、悪くいえば「じゃっかん飽き気味」。単純に温泉宿経営というのが、肌に合っていないのかもしれんけど。
システムは、1ヶ月単位で行動を決めて3年旅館を経営するシミュレーション。部屋の配置を決めたり、資金を広告や村の投資につぎこんだり、仲居を育てたり。周回するとモードが新しく登場したりするので、周回必須。
昔の日本っぽい舞台である忍の集団を運営して国を統一したりするシミュレーション。忍を育てて他の忍集団や大名などを攻撃・懐柔したりするために派遣する。
マルチエンディングで、全部見るなら周回必須。
江戸時代の日本を設定にしたような感じではあるが、獣人が登場する。
近未来遭難シミュレーション。宇宙船が墜落してしまい、孤立した主人公とヒロインたちが未開惑星から脱出するために奮起する。
基本システムは、食材や建築物資を調達して料理・建造などをして地域を探索していく感じ。途中参加のヒロインたちとは友好度が高くないので小競り合いが起こり、諍いを収束させていくストーリーも。1週間単位で拠点へ戻らなければならず、その1週間のあいだにクリアしないといけない課題が出てきたり、その上で小競り合いの問題や建てたい建造物の素材を集めたりせねばならず、サクサク感はかなり低い。時間制限もないので、長期戦になる。
ただし十五少年漂流記のような、孤立した未開の地を探索する冒険譚はロマンがあるし、ヒロインのひとりであるサイリが絵も声も好み(CV.海原エレナ)なので、俺と趣味が合う人ならプレイして損は絶対にしない。
地球とは違う生命体がいるという設定のため、ケモ要素は多少高い。
家なき子の女の子を立派な魔法使いに育て上げるシミュレーション。3年間という時間制限つき。
基本的にメインヒロイン1人を育てるだけだが、レベルを上げるには塔に登らなければならず、これが何十階とあるので、けっこう面倒。ヒロインごとにいくつかエンディングが用意されていて、周回するたびに新モードが登場したりするので、周回必須。
ドラゴンの主人公(人間に変化できる)が、結婚相手のメスドラゴンの機嫌を損ねないよう(失敗すると殺される)に、巣であるダンジョンをつくる(経営する)シミュレーション。
悪の組織の参謀として、正義の味方や社会をたたきふせていくシミュレーション。
最終更新:2012年09月12日 10:32