ノルウェーの哲学教師が執筆した小説。ヨーロッパ哲学史について、章ごとにわけて解説されている。
物語は、14歳の少女がある哲学者から手紙を匿名でもらい、哲学を学んでいくというもの。少女と同じ目線で哲学史を辿るので、教科書的な箇条書きの解説書とは一線を画す。
とても強いネタバレ(ある種、推理小説などに匹敵・凌駕するような)があるので、読む際はあまり事前情報を取り入れないことを勧める。
目次
- エデンの園
- シルクハット
- 神話
- 自然哲学者たち
- デモクリトス
- 運命
- ソクラテス
- アテナイ
- プラトン
- 少佐の小屋
- アリストテレス
- ヘレニズム
- 絵はがき
- 二つの文化圏
- 中世
- ルネサンス
- バロック
- デカルト
- スピノザ
- ロック
- ヒューム
- バークリ
- ビャルクリ
- 啓蒙主義
- カント
- ロマン主義
- ヘーゲル
- キルケゴール
- マルクス
- ダーウィン
- フロイト
- わたしたちの時代
- ガーデンパーティ
- 対位法
- ビッグバン
最終更新:2012年10月29日 07:31