一般的には、箱がもっとも多用される。
京極夏彦は、匣を「魍魎の匣」で使っているし、夢野久作も筥を、「ざんげの塔」にて「私物筥」として使っている。
箱
【意味】
①車内で人や荷物を乗せる所。
②物を入れる容器。
【解字】
形成。
竹が形を表し、相が音を示す。
相には、互いに向き合う、対するの意味がある。箱は、牛車の両側につけた、竹製の荷物入れ。
P.911
函
【意味】
①中にいれる、ふくむ。
②よろい。
③小さな箱。
④はこに収める。
⑤はこに収めた手紙や本を数える。
⑥地名。函谷関の略。
⑦姓。
【解字】
なし。
凾は俗字。
P.156
匣
【意味】
①小ばこ。
②箱に入れる。
【解字】
なし
P.191
筐
【意味】
①<かたみ>かご。四角に編んだ竹かご。
②寝台。
③小さなかんざし。
【解字】
なし。
筺は俗字。
P.907
筥
【意味】
①<はこ>食物を盛る竹製のかご。丸いのを筥、四角なのを筐という。
②稲のたば。
③容量の単位。
④姓。
【解字】
なし。
P.909
柙
【意味】 (漢字の意味)
一 (漢字の意味の大別その1)
①――――――。 (漢字の意味の中別その1)
㋐――――――。 (漢字の意味の小別その1)
㋑――――――――。 (漢字の意味の小別その2)
②――――。 (漢字の意味の中別その2)
二 (漢字の意味の大別その2)
【解字】 (漢字の字の成り立ち・解説)
~~。 (漢字の造字法を表す六書)
~~~~~~。 (各部の役割など)
~~~~。 (解字から見る字義など)
P.624
笥
【意味】 (漢字の意味)
一 (漢字の意味の大別その1)
①――――――。 (漢字の意味の中別その1)
㋐――――――。 (漢字の意味の小別その1)
㋑――――――――。 (漢字の意味の小別その2)
②――――。 (漢字の意味の中別その2)
二 (漢字の意味の大別その2)
【解字】 (漢字の字の成り立ち・解説)
~~。 (漢字の造字法を表す六書)
~~~~~~。 (各部の役割など)
~~~~。 (解字から見る字義など)
P.905
奩
【意味】 (漢字の意味)
一 (漢字の意味の大別その1)
①――――――。 (漢字の意味の中別その1)
㋐――――――。 (漢字の意味の小別その1)
㋑――――――――。 (漢字の意味の小別その2)
②――――。 (漢字の意味の中別その2)
二 (漢字の意味の大別その2)
【解字】 (漢字の字の成り立ち・解説)
~~。 (漢字の造字法を表す六書)
~~~~~~。 (各部の役割など)
~~~~。 (解字から見る字義など)
P.329
最終更新:2011年12月04日 02:15