メダロットの概要
メダロット世界においての『メダロット』の概要
とりあえず概要
&italic(){メダロット(発音はメダロット↑)、それはテクノロジーが生み出した、全く新しいロボットである。}
&italic(){[[ティンペット]]と呼ばれる基本フレームに、人工知能[[メダル]](発音はメダ↑ル)を搭載。 }
&italic(){更に様々な[[パーツ]]を合体させる事によって、無限の能力を引き出す事ができるのだ! }
(以上は[[アニメ版メダロット]]開始時のナレーションから引用。)
2001年
アキハバラアトムが開発したメダルロボット、『メダロット』が世に送り出される。
お友達ロボットとして主に子供たちに広く普及したメダロット。
人々とメダロットは共存し、
マスターが指示するメダロット同士を
戦わせる競技『
ロボトル』が流行する世界。
一方でメダロットを悪用する人々の登場・組織による犯罪事件も勃発し、
それに対処するべく防衛組織やさまざまな制度が取り決められた。
『メダロット』の仕組み
メダロットは、
人と同等あるいはそれ以上の知能や意思を持ち、頭脳にあたる『
メダル』と
骨組み・神経に当たる
男型・
女型の2種類の素体『
ティンペット』、
ティンペットに対応した『頭部
パーツ』『右腕
パーツ』『左腕
パーツ』『脚部
パーツ』を
装着することで完成する。
重量はシリーズ初期では30キロぐらいとのことだったが、最近では10キロほどであると考えられている。(飛行メダロットは1~2キロらしい)
メダルに関して
メダルは遺跡から発掘されるオリジナルを培養し、人工メダルとして販売されている。
遺跡から発掘される
メダル、宇宙人の存在、メダロットの誕生などさまざまな謎を持つ。
そして自我を持つメダロットたちと人々との付き合い方等数多くの問題もある。
ティンペットやパーツなどに関して
作品としての『メダロット』の概要
漫画家
ほるまりん氏を原作とした、
講談社月刊コミックボンボンとのタイアップによって生み出された
漫画・アニメ・ゲーム・グッズを含んだメディアミックス。
漫画に関して
漫画は原作者の
ほるまりん氏(メダロット・メダロット2~4・メダロット5~G)、
藤岡建機氏(メダロッターりんたろう!・メダロットR・メダロット・ナビ)、
舵真秀斗氏(男! 度胸メダカードファイターズ)、によって
コミックボンボンにて連載されていた。
アニメに関して
アニメは1999年から2001年までテレビ東京系列で夕方に放送されていた。
『
メダロット』と『
メダロット魂』の二作品である。
なお、海外でも『MEDABOTS』としてアニメ放映・ゲーム販売・グッズ販売が行われていた。
ゲームに関して
グッズ・そのほかの商品に関して
プラモデルやフィギュアといったグッズは主に
タカラ(現タカラトミー)から発売されていた。
またカードゲームは2種類発売されており、それぞれ発売元が異なる。
アニメにおける主題歌やサウンドトラック、キャラクターソングなども発売された。
『
メダロッチ』などのようにメダロット世界における設定を基にした作品も数多く発売された。
現在ではコトブキヤやバンダイからプラモデルやフィギュアが発売されている。
作品展開における注意
しかし、それぞれの作品の中で世界観のみならず、
キャラクターの性格や機体デザインなど数多くの設定の相違点が存在する。
メダロットの魅力とは?
- さまざまなモチーフのあるメダロットのデザイン
- カスタマイズの豊富さによる戦闘のバリエーション
- 個性的なキャラクターたち
- 子供向けでありながらも細かい世界設定
- さまざまなテーマを持たせたストーリー
- ハイテンションな主題歌とハイクオリティなBGM
- 漫画・アニメ・ゲームなどのメディアミックス
これらの魅力は人それぞれであり、上記もあくまで一例に過ぎない。
『メダロット』という作品は様々な付き合い方で楽しむことができる。
これまでの流れの大まかな解説
人気最高潮の2000・2001年以降は、メディア展開の弱さや他作品の人気に押され、
売り上げは減少し、2004年発売の
真型メダロット以降シリーズの新作は出ていなかった。
さらにタイアップ元の
コミックボンボンは休刊、ゲームの開発元
ナツメの開発チームは解散、
原作者が表舞台に出ていなかったこと等、シリーズの新作を望める状況ではなかった。
作品として表舞台に立たなくなった数多くのファンに支えられて支持されて続けていた。
ほるまりん先生による漫画版メダロットも講談社より復刊されている。