ベルゼブブ - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

【名称】ベルゼブブ
【出身地】イタリア、トスカーナ地方
【性別】男性
【身長】188cm
【体重】87kg
【年齢】20くらいに見える
【一人称】魔たる我（ベルゼブブ）
【血液型】Ａ
【好きな食べ物】ライ麦パン
【イメージカラー】テラテラした黒
【アライメント】混沌・悪
【所属】龍教会・登龍派
【服装】龍を模した兜、どこのものか判別はつかないが古さを感じる民族衣装

龍による世界の破壊を目論む終末論者。「魔龍人」ベルゼブブ。極めて珍しいＡランクのコア適合者であり、Stage5の適合者の中でも他の大多数とは隔絶した実力を誇る、登龍派幹部の中で最も危険とされる男。
外見年齢は20前後に見えるが、これはコア移植の効果で全盛期の肉体を維持しているからであり、実年齢はもっと高い（人間としては常識的な範囲）らしい。
Ａランクのコア以外にも大小多数のコアを無造作、無作為に取り込んでおり、その上で一切の拒否反応や暴走の兆候も見せない、精神面において完全にヒトを逸脱した存在。
「罪と罰とはヒトがヒトを裁くためものであり、『魔たる我』（ベルゼブブ）には通用しない」という持論のもと、あらゆる破壊行為を平然と行う。その規模や放埒っぷり、無軌道さから「人間の身でありながら、Ａランクのドラゴンに匹敵する脅威」として各国巫女教会から警戒対象とされている。
主たる攻撃方法は呪詛、特に腐食性の霧を展開する呪いを好んで使用し、街一つをまるまる更地に変えて哄笑していたという記録が残っている。
それ以外にも徒手空拳による一対一の戦いにも造詣が深く、対人戦において熟練の巫女すらあっさり返り討ちにする実力の持ち主。触れた部分から巫力を「喰らい」、削っていく呪いのようなオーラを身に纏っており、これが対巫女戦において極めて重要な役割を果たしているようだ。
皮膚は人間の肌と同じ質感を残しつつドラゴンの鱗に匹敵する強靭さを併せ持っており、現代火器は無力。唯一、天使系の巫女を苦手としているようだが四大天使級でもなければ戦いにもならず、逆に四大天使が揃うようならサッサと行方をくらませるフットワークの軽さも厄介な点である。
生まれも育ちも謎に包まれているが、世界を破壊したがっている理由は「怨恨」や「憎悪」ではなく、人間という弱小種が地上の覇者として君臨している現状への「不満」のようだ。