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アンネリーゼ・ミシェル - (2025/05/31 (土) 13:23:29) のソース

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ホラー映画「エクソシスト」のモデルになった実話がヒットする。

#region(詳細) 1952年、旧西ドイツのクリンゲンベルクに生まれた女性・アネリーゼ・ミシェルは、熱心なカトリック教徒であったが、1968年、16歳の時にある日突然けいれんに襲われた。
病院で診察してもらうと、てんかんと診断された。それからもたびたびけいれんが起こることはあったが、てんかんの薬で症状は抑えられていた。

しかし、てんかんが起こって3年ほど経過した時、今度は別の症状が彼女を襲うようになった。
身体が突然ベッドに叩きつけられたり、恐ろしい幻覚を見たり、何者かの力によって強制的に身体を移動させられたりするのだ。
この時から日に日に精神にも異常が起こり始めた。

「悪魔に命令された。」と言って食事を拒否するようになり、代わりに石炭やクモ、ハエなどを獲って食べるようになった。
石畳の上で寝るようになり、自分の尿を飲み、キリストの絵を破り、男のような声で怒鳴るようにもなった。
さらには、知るはずもないラテン語を話し始め、ラテン語で怒鳴ったり、ののしる言葉を叫ぶようにもなった。
自分の身体を痛めつけ、彼女の身体には傷やあざが大量に出来ていた。

両親はアネリーゼに悪魔が憑いたと判断し、司教会に悪魔祓いを依頼する。
2人の神父が悪魔祓いを試みるが、状態は一向に良くならない。
神父の判断によれば、アネリーゼには6体の悪魔がとりついている(アドルフ・ヒトラー、ルシファー、イスカリオテのユダ、ネロ、カイン、フライシュマン)という。
1体1体、追い出していくしかなかった。神父と悪魔たちの戦いは続いたが、望みはかなわず、1976年7月1日、アネリーゼは23歳の若さでついに衰弱死してしまう。
死亡した時の彼女の体重は31kgにまで落ちていた。 
#endregion


分類:真実 ホラー グロ(文章系) 鬱
危険度:2

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