ホラー映画「エクソシスト」のモデルになった実話がヒットする。
+
|
詳細 |
1952年、旧西ドイツのクリンゲンベルクに生まれた女性・アネリーゼ・ミシェルは、熱心なカトリック教徒であったが、1968年、16歳の時にある日突然けいれんに襲われた。
病院で診察してもらうと、てんかんと診断された。それからもたびたびけいれんが起こることはあったが、てんかんの薬で症状は抑えられていた。
しかし、てんかんが起こって3年ほど経過した時、今度は別の症状が彼女を襲うようになった。
身体が突然ベッドに叩きつけられたり、恐ろしい幻覚を見たり、何者かの力によって強制的に身体を移動させられたりするのだ。
この時から日に日に精神にも異常が起こり始めた。
「悪魔に命令された。」と言って食事を拒否するようになり、代わりに石炭やクモ、ハエなどを獲って食べるようになった。
石畳の上で寝るようになり、自分の尿を飲み、キリストの絵を破り、男のような声で怒鳴るようにもなった。
さらには、知るはずもないラテン語を話し始め、ラテン語で怒鳴ったり、ののしる言葉を叫ぶようにもなった。
自分の身体を痛めつけ、彼女の身体には傷やあざが大量に出来ていた。
両親はアネリーゼに悪魔が憑いたと判断し、司教会に悪魔祓いを依頼する。
2人の神父が悪魔祓いを試みるが、状態は一向に良くならない。
神父の判断によれば、アネリーゼには6体の悪魔がとりついている(アドルフ・ヒトラー、ルシファー、イスカリオテのユダ、ネロ、カイン、フライシュマン)という。
1体1体、追い出していくしかなかった。神父と悪魔たちの戦いは続いたが、望みはかなわず、1976年7月1日、アネリーゼは23歳の若さでついに衰弱死してしまう。
死亡した時の彼女の体重は31kgにまで落ちていた。
|
分類:真実 ホラー グロ(文章系) 鬱
危険度:2
コメント
- 悪魔の中にちょび髭があるのに不謹慎ながら笑ってしまった -- 名無しくん通ります (2023-02-14 14:10:12)
- 強度行動障害じゃないの?これ -- 名無しさん (2023-03-05 09:12:57)
- 何かの障害か病気に見える -- 名無しさん (2023-07-23 09:55:02)
- ルシファーとかはともかく、ヒトラーやカインの名前が出る時点で神父の話は出鱈目だろ。他の人が言う通り重度の精神病だったんだろうな -- 名無しさん (2023-08-02 11:22:52)
- マジでキレイな人だった。このまま悪魔とやらにやられなければ普通の人生送れたんだろうなぁ……あとやつれた顔が精神的にきつい -- めろん (2024-08-02 01:24:38)
- 悪魔が憑依ってのはあくまで迷信でてんかんが悪化したことによる心的ストレスが極限になったんだろうな。当時は有効な治療法もなかっただろうし悲しい話。 -- 名無しさん (2024-12-04 12:20:43)
- これ実話なんだ -- (まふりーぬ) 2025-07-16 17:52:08
- 怖いとしか言いようがない -- (まふりーぬ) 2025-07-16 17:53:19
- いやもうこわい! -- (アマビエ) 2025-08-18 08:14:15
- 1919年のインフルエンザの流行もあったわけだから。当時の産業的な部分や衛生面を考慮すると破傷風とか脳にまで到達するウィルスや水銀などの何かが原因なんだろうな。宗教的な価値観もあいまって言わないだけで理由は明確にありそう。もし、この人の病状が判明したら現代でも悪魔憑きと言われてる人達の病気の正体分かるかも知れないね。 -- (家族にとっても本人にとっても辛過ぎる病気だな。) 2025-08-21 22:06:20
最終更新:2025年08月12日 15:55