登録タグ: &tags() TRAP sequence(無心体双胎妊娠)と呼ばれる双生児にごく稀に起こる妊娠合併症。 一方の胎児は正常であるのに対して、もう一方の胎児は発生の異常により心臓が形成されていないか、またはそれに近い状態のことを指す。 &ruby(いちじゅうもうまくそうたい){一絨毛膜双胎}((2人の胎児が1つの胎盤を共有している状態。))の場合、両児が胎盤の血管でつながっているため、心臓がある胎児(ポンプ児)が心臓の無い胎児(無心体)に胎盤の血管や動脈を通じて血液を供給する。そのため無心体が大きくなると、ポンプ児の心臓にはさらに負担がかかり、ポンプ児は心不全に至る。この状態になってしまうと、破水や陣痛発来のきっかけとなったり、心不全のため胎児水腫((胎児の皮膚や腹部に水がたまり、全身がむくんだ状態になること。))になったりすることもある。 画像検索で症状を説明したイラストや、その胎児の画像がヒットする。 関連項目:[[fetu]] 分類:病気・畸形 危険度:&color(black,gold){4} *コメント #comment_num2(disableurl)