TRAP sequence(無心体双胎妊娠)と呼ばれる双生児にごく稀に起こる妊娠合併症。
一方の胎児は正常であるのに対して、もう一方の胎児は発生の異常により心臓が形成されていないか、またはそれに近い状態のことを指す。
一絨毛膜双胎の場合、両児が胎盤の血管でつながっているため、心臓がある胎児(ポンプ児)が心臓の無い胎児(無心体)に胎盤の血管や動脈を通じて血液を供給する。そのため無心体が大きくなると、ポンプ児の心臓にはさらに負担がかかり、ポンプ児は心不全に至る。この状態になってしまうと、破水や陣痛発来のきっかけとなったり、心不全のため胎児水腫になったりすることもある。
画像検索で症状を説明したイラストや、その胎児の画像がヒットする。
分類:病気・畸形
危険度:4
コメント
- 所見で見たら大分ショッキングな画像が出てくるので注意ね。 -- かっき〜 (2024-04-06 00:39:26)
最終更新:2024年04月06日 00:39