Windowsのコマンドの一つ。一応、「検索するだけでは」特にPC被害等の問題はない。
コマンドプロンプトや、「ファイル名を指定して実行」上で実行することで、Windowsが入っているHDD・SSD上にある全ファイル・全フォルダを完全に削除することが出来る。
PCのスタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」においてこのコマンドを入力し、Enterを押すと、PCのOSその他多数のデータがほとんど削除されてしまう。さらに、そうした上で再起動した場合、PCはもはや完全に再起不能となる。まさに禁断のコマンドである。
このコマンドについて検索すると、以前は「動画の再生がスムーズになる」「ウイルスが消える」といった情報も出てきていた。(現在はヒットしない)
勿論それらは嘘である。絶対に騙されて実行してはならない。
Windowsを起動した状態でこのコマンドを実行しても、HDD・SSDに存在するデータのいくつかは使用中であるため削除されない。但し、Windowsを起動せずDOS上でこのコマンドを実行するとデータが残らず削除される。
なお、会社や学校の共用のパソコンなどでこのコマンドを実行した場合、電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法234条の2)に問われる恐れがあるため、絶対にマネしてはならない。
また、Windows Vista以降のバージョンではこのコマンドの実行には管理者権限が必要である。
ちなみにcmd rd /s /q c:\としても同様である。
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コマンドの意味 |
| cmd |
コマンドプロンプトを起動させるコマンド |
| /c |
コマンドを実行した後にコマンドプロンプトを終了する。 |
| rd |
ディレクトリ(フォルダー)を削除するコマンド |
| /s |
削除対象のフォルダーに格納されているファイルや サブフォルダーも含めて削除するコマンド |
| /q |
削除の際に確認を行わないというコマンド |
| c:\ |
コマンドの実行対象 ここではCドライブ(Windowsの入ったHDD)が対象 |
つまり翻訳すると「確認無しでCドライブ内のデータを全削除」という指示を飛ばしていることになる。(ニコニコ大百科 ttp://dic.nicovideo.jp/a/cmd%20%2Fc%20rd%20%2Fs%20%2Fq%20c%3A%5Cより引用、一部修正。)
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対処方法 |
実行してしまった場合は削除中でもCtrl+Cキーを入力することで削除コマンドを中止させることが出来るが、削除はかなりのスピードで進行するため、中止できた場合でも既にドライブ上では多くのデータが失われている可能性がある。削除されたデータは復元できない。
もしコマンドを実行してしまった場合は、直ちに上述の中止コマンドを入力して削除を中止し、リカバリディスクを実行するなどして削除された必要なデータの復旧をすべきである。OSのリストアやデータの復元を行わずにシステムのシャットダウン・再起動を行った場合、起動に必要なデータなどが失われているとシステムを再び起動することが不可能になる可能性があるため、そのままシステムを終了することは推奨できない。
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ここまで読んできた読者の中には、PCの廃棄や、HDD・SSDのフォーマットなどのためにこのコマンドを使おうと考えた人もいるだろう。
だが、このコマンドで消したファイルは、ファイル復元ソフトで復元可能である。そのため、このコマンドを使う意義は薄い。
市販の削除ソフトなどで削除されたデータを上書きするといいだろう。
分類:マルウェア・ブラクラ
危険度:5
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最終更新:2026年05月09日 07:09