ロシアで話題になった自殺ゲーム『
青い鯨』に続いて、Minecraft上で2018年に出現したゲーム。仕組みは青い鯨によく似ている。
まず、WhatsApp Messengerのチャットで暴力的な画像が送られてくるところから始まる。
次に命令が送られてきて「この命令に従わないと呪いをかけてやる」といった脅しも同時に送られてくる。脅しにつられてしまった人は命令に従うようになってしまうということ。
実際にこれが原因で自殺事件が起こったと噂がある。
アルゼンチンのブエノスアイレス在住の12歳の少女の自殺事件で、この少女の自殺事件の原因がMOMOチャレンジなのではないかとアルゼンチンの警察が突き止めたというものである。
今後もまた自殺者が増えるのではないかと心配されている。とにかく怖くないと思っていても面白半分でやってはいけない。
2019年2月ごろからまたこの話が話題にあがり、Youtube上で動画を見てたら突如不気味な画像に切り替わり自殺を指示したり「ストーブをつけてこい」「フォークをコンセントに刺せ」「大人に言ったらお前の家に行って家族を皆殺しにするぞ」といった文面が出てくるというものであるが、どうやら
フェイクニュース
の模様。
+
|
ところが、2019年3月、事態が一転した。 |
上記の話はなんとすべてデマであると判明した。
最初の2018年ごろに起きたとされるアルゼンチンでの少女が自殺した事件であるが、アルゼンチン当局はMomoチャレンジによって少女が自殺をそそのかされた事実どころか自殺した少女の存在すら確認されていない。
アメリカの作家であるベンジャミン・ラドフォード氏は「2016年の研究では60%の子供は親の知らないSNSアカウントを作成しており、多くの子供が『親は自分がインターネットをどのように使っているかを知らない』と答えており、この親と子のギャップがMomoチャレンジのデマを拡散させる要因になっている」としている。
|
ちなみに、送られてくる不気味な画像は東京の銀座にある画廊『ヴァニラ画廊』で2016年に開催されていた企画展示『幽霊画廊Ⅲ』で実際に展示されていた作品『姑護鳥』であり、作者は人形作家の相蘇敬介氏である。画像検索で複数ヒットするので検索する際は要注意。
また、「もも」や「モモ」で画像検索した場合でも、上記の画像が出てくるので要注意!!
コメント
- 一回見たけど、フラッシュバックしてくる、、 -- (匿名さん) 2024-08-07 22:21:41
- お笑いコンビのもも目当てで検索したらコイツでできてめちゃくちゃ腹たった -- (名無し) 2024-08-08 15:56:01
- ちょっと怖すぎるよこれは -- (名無しさん) 2024-08-17 14:26:00
- まさかの日本の絵だったという… -- (名無しさん) 2024-08-31 06:34:48
- これ呪物コレクター兼特殊造形会社の社長が作った姑獲鳥っていう妖怪の芸術作品らしいね -- (名無しさん) 2024-09-01 15:01:34
- ttps://web-mu.jp/column/18612/ 全体像、またその作者が載っているサイトです -- (ぅ) 2025-01-31 10:05:37
- あっこれかぁ! -- (名無しさん) 2025-02-28 01:24:58
- 出自は誰かを怖がらせるためとはいえこんなことに使われるのは姑獲鳥もちょっとかわいそうではある -- (名無しさん) 2025-02-28 01:26:39
- ↑激しく同意 -- (月下のにゃん湖) 2025-03-09 12:35:18
- こないだ 「は」って検索したらグーグル画像にいたw -- (名無し) 2025-03-15 20:32:09
最終更新:2024年10月14日 07:36