検索するとサリドマイド事件の詳細、及びその被害を受けた畸形児の画像がヒットする。

サリドマイドとは1950年代後半から60年代初頭に、ヨーロッパを中心とした46か国で販売された薬。
精神安定剤として導入されたが、ドイツの会社によってつわりの薬や鎮静剤、睡眠薬として「コンテルガン」の名で流通した。

しかし、この薬品は胎児の手足、耳、内臓などに畸形を起こす副作用(催奇形性)があった。
これにより世界で約5,800人、日本で約1,000人(死産を含む)の胎児が被害にあったと推定されている。日本では生存した309人の被害者が認定されている。
ただし、実際には判明している以上の被害者がいるとされる。

この事件以降、サリドマイドは各国で販売停止となった。
だが、ハンセン病の一時抑制薬や抗がん剤としての効果が認められたこと、研究が進み各方面の理解が進んだことから抗悪性腫瘍薬や免疫調整薬として再承認された。

現在の日本では、「サリドマイド製剤安全管理手順」において厳格に取り扱われている。

分類:病気・畸形 真実
危険度:3

コメント

  • Wikiにこの赤ちゃんの画像乗ってるから関連で出てくるの怖いんだよな… -- ハルトマンの妖怪少女 (2024-09-08 10:14:23)
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最終更新:2025年06月06日 12:53