アルルダリア



享年43歳相当、女性、181センチ、31キロ、穢耳族(上級種)
一人称:わたくし、二人称:あなたさま
一人称:わたくし、二人称:あなたさま
「ご安心なさいませ。分け隔てなど致しませんわ。
腐れた肉脂など、須く等しく無価値ですから」
腐れた肉脂など、須く等しく無価値ですから」
「死に絶えて大地に帰った姿こそが
肉脂の正しい在り様でございます。
せめてその身を我らに捧げて、生まれてきた罪を
幾ばくなりと雪いでくださいませ」
肉脂の正しい在り様でございます。
せめてその身を我らに捧げて、生まれてきた罪を
幾ばくなりと雪いでくださいませ」
「さぁ、愛しい子供たち。貴方がたのために我が身を捧げましょう。
存分に、貪るがよろしいですわ」
存分に、貪るがよろしいですわ」
クーロン・グランドスラム南側の内奥に設けられた
箱庭に暮らす、穢耳の女性。
希少な上級種に属する個体であり、植物を対象とした
屍術を行使する権能を持つ。
箱庭に暮らす、穢耳の女性。
希少な上級種に属する個体であり、植物を対象とした
屍術を行使する権能を持つ。
植物を愛し、自らの手で育て慈しむ姿は温和な印象を与えるが、
その内心は人類種に対する強烈な敵愾心に満ちており、
箱庭に侵入するものがあれば容赦なくこれを攻撃する。
その内心は人類種に対する強烈な敵愾心に満ちており、
箱庭に侵入するものがあれば容赦なくこれを攻撃する。
自らの手で創造した界異植物を自在に栽培し、使役し、
枯死した個体は屍術を駆使してさらに強力な界異へと再編して
圧倒的な物量で攻め立てる戦術を得意とし、
自らの体をも植物質の防護膜で覆うことで驚異的なタフネスを発揮する。
枯死した個体は屍術を駆使してさらに強力な界異へと再編して
圧倒的な物量で攻め立てる戦術を得意とし、
自らの体をも植物質の防護膜で覆うことで驚異的なタフネスを発揮する。
放出した蔓状組織を駆使しての高速移動も可能であり、
両腕から放出する霊体侵食効果を持つ毒液や
絡みつくことで霊体を損傷させる薔薇鞭などを駆使して
多角的な攻勢を展開し、手数で圧倒する。
特に局地防衛戦を得意とし、これまでにも幾度か
南側の戦力としてグランドスラム内の抗争に参加している。
両腕から放出する霊体侵食効果を持つ毒液や
絡みつくことで霊体を損傷させる薔薇鞭などを駆使して
多角的な攻勢を展開し、手数で圧倒する。
特に局地防衛戦を得意とし、これまでにも幾度か
南側の戦力としてグランドスラム内の抗争に参加している。
自らが栽培した植物の播種に協力するのであれば
肉脂(人類種)との交渉にも応じ、彼女が栽培する界異植物は
呪詛犯罪者の利用する縁起や違法祭具、薬物などの材料として
様々な形で流通し、今やグランドスラムの産業の一端を担っている。
肉脂(人類種)との交渉にも応じ、彼女が栽培する界異植物は
呪詛犯罪者の利用する縁起や違法祭具、薬物などの材料として
様々な形で流通し、今やグランドスラムの産業の一端を担っている。
彼女の原型となった人間が穢耳に憑依され、変質する以前は、
北側のリーダー、鎹ゐ龍郎のパートナーであったという。
いずれ、十分な資金を稼いだら彼女と共に呪詛犯罪から足を洗おう、と
考えていた鎹ゐであったが、その前に穢耳に憑依される。
北側のリーダー、鎹ゐ龍郎のパートナーであったという。
いずれ、十分な資金を稼いだら彼女と共に呪詛犯罪から足を洗おう、と
考えていた鎹ゐであったが、その前に穢耳に憑依される。
当時、境界対策課の一員であった棗柴寅がこれの祓滅に当たるが、
彼女の中に残る人間性に触れた棗は職責に背いて
彼女を匿うことを選択する。
しかし、彼女を人間に戻そうとする鎹ゐとの対立の末に、
戦闘に巻き込まれた彼女は死亡している。
彼女の中に残る人間性に触れた棗は職責に背いて
彼女を匿うことを選択する。
しかし、彼女を人間に戻そうとする鎹ゐとの対立の末に、
戦闘に巻き込まれた彼女は死亡している。
現在の彼女は、彼女自身の遺した死霊術により
仮初に蘇っているだけの状態であり、その人格は
本来の有り様とは大きく乖離したままである。
仮初に蘇っているだけの状態であり、その人格は
本来の有り様とは大きく乖離したままである。
棗は事態の責任を負って、今も人類の敵となった
彼女を密かに匿い続けている。
彼女を密かに匿い続けている。
※穢耳としての来歴
(Apilman様に考案していただきました。ありがとうございます!)
元となった穢耳、『ユユリ・アポカロストラ・アルルダリア』は
もともと、穢耳の始祖の従者であった
『ユユリ・アポカロストラ・ガウェナガムル』の弟子であった。
ガウェナガムルは始祖より、穢耳増殖の要となる『接ぎ根』を
作る権利を与えられた存在であり、アルルダリアの
植物操作の能力もまたガウェナガムルに由来するものであった。
穢耳歴8000年ごろ、アルルダリアは偽始祖ロスゾヴォーゲの
手にかかり死亡し、その際に人類の世界に現れ依代を得て現界した。
当初は依代の自我が強く残っていたが、人間界での再びの
蘇生を経て、完全に穢耳としての自我を取り戻したようだ。
(Apilman様に考案していただきました。ありがとうございます!)
元となった穢耳、『ユユリ・アポカロストラ・アルルダリア』は
もともと、穢耳の始祖の従者であった
『ユユリ・アポカロストラ・ガウェナガムル』の弟子であった。
ガウェナガムルは始祖より、穢耳増殖の要となる『接ぎ根』を
作る権利を与えられた存在であり、アルルダリアの
植物操作の能力もまたガウェナガムルに由来するものであった。
穢耳歴8000年ごろ、アルルダリアは偽始祖ロスゾヴォーゲの
手にかかり死亡し、その際に人類の世界に現れ依代を得て現界した。
当初は依代の自我が強く残っていたが、人間界での再びの
蘇生を経て、完全に穢耳としての自我を取り戻したようだ。
関連ページ
権利情報
権利者 | 堕魅闇666世 |
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コンタクト先 | https://twitter.com/damian666th |
他作品での使用範囲 | 重大な負傷や設定の変化、親密な関係性などはご相談ください |
登場作品 | https://www.pixiv.net/artworks/128337157 |