221乙&シリウス(にーにーいちおつ&しりうす)

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kirishima

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※当キャラクターはヴィクトリア・カノンに属するデータです。

221乙

「嗚呼、"あの男"が嗤っている、逃げられない私を見て、殺しに来る、"あの男"が、」

「"シャーロック・ホームズ"が私を殺そうとしている!」
──3█人目の"ワトソン"の叫び

基本情報

仮想全高 不明
仮想質量 不明
存在規模 █号級
穢装等級 等級Ⅰ
好きなもの 殺人、推理、情報収集、シリウス・G・ワトソン
嫌いなもの 騒音、客人【名探偵だもの、受け入れるさ】
天敵・弱点 不明

ステータス

存在強度 - / 室内の強度はそれぞれの物品に依存するが、部屋そのものが破壊されることはない。
疑似知覚 A+ / 壊異の特性として遠隔視の能力を持つ。
穢装出力 B- / "ワトソン"含めて221乙が敵意を持たない相手に対しては無毒。
空間機動力 - / 部屋のため基本移動はしないが、引っ越し時は瞬間移動の形跡はあり。
知能 非常に高い。情報調査能力・推理力に長ける。ただし、共感性は皆無。

概要

ベイカーストリート221B内のマヨヒガ空間にある一室。不可思議の性質を持つ部屋型の崩壊異変。通称「シャーロック・ルームズ」
人間から言語での意思疎通を図ることはできず、ただ空間に存在している。

時折、壊異の意向なのか家具が勝手に動き出すことや霊的超常現象が起こることがある。極めつけはロンドンで起こった解決前事件の犯人の惨殺死体が、証拠と共に部屋に出現する異常事態が起こること。
かつては無差別に犯罪者を殺害する空き家の壊異であったが、いつの日からか、運の悪い居住者を「ワトソン」であると認定し自身に拘束するようになり、それに伴い何故か殺人件数が落ち着いた。現住民のシリウス・G・ワトソンに代が変わったタイミングでシャルロット・ホームズが何らかのコンタクトを取り、空き家から221Bに移ったと考えられている。
誰が言ったか"ホームズではなくルームズ"。

過去の「ワトソン」たちはノイローゼで221乙を出ては、「視界の端に"221乙"がいる」と訴えた末、変死・自殺・行方不明になっており、現在のシリウスは43人目の「ワトソン」である。
暮らしていると時折、階段や廊下などで成人男性の歩く足などを見かけることがあるが、全身を見ることはできない。これが壊異の本体であるかは不明。

崩壊異変『箱(The Box)』

空間型の壊異。221乙の正体である。
同種の個体があまり観測されていない珍しい壊異だが、マヨヒガの類縁種ではないかと考えられる(もっともこの壊異の存在を知る人自体が少ないが)。
何かをテーマにして、空間である自身の中に物品を集める性質を持ち、テーマは個体ごとに異なる。基本的に『箱』内にあるのは蒐集した物品・生物と、『箱』本体の人間型の壊異だけである。
テーマのものを集めるため、遠方まで視界を飛ばす能力を持つ壊異であり、「霊審美眼(クレアヴォイアンス)」と呼ばれる千里眼の能力を持つ。

221乙は例外的に空間に住民を住まわせており、テーマを「ホームズ」としてホームズらしいものや事件の証拠・犯人を詰め込んでいる。
元は「悪意」「事件」をテーマにしていたが、何らかの理由で方針を転換した模様。


シリウス・G・ワトソン

シリウスは自身の所属する警察の捜査力を信じていないわけではなかったが、いかんせん大人数で現場を捜査すれば、気づかず情報が移動の間に隠れてしまうこともある。あとはまあ、シリウスが221Bという"ホームズ"たちのメッカに暮らしていることもあって、情報を重く考える気持ちが強いという部分にもよるものか。
──#107 ワトソンの処理簿『この事件には裏がある』

基本情報

所属 スコットランドヤード
誕生日 12月26日
血液型 A型
身長 188cm
体重 87kg
好きなもの メアリー(愛馬)、悪人の捕縛、コーヒー
嫌いなもの 221乙、クリームパイ
天敵・弱点 不殺精神

ステータス

身体強度 B+
霊体強度 B
加護出力 C-
被呪耐性 B
祭具運用 B+

概要

強行退魔局(キョータイ)と協力を行う沸魔刑事の一人。サーベル剣術と乗馬に長けた精鋭。
強い正義感を持っており、自身にも他者にも厳しい。ベイカーストリート221Bのホームズたちにはその自由さに呆れながらも、犯人解明の手腕については認めている。

数年前から部屋型壊異『221乙』に囚われ生活を制限されており、本名もシリウス・G・ウルフからシリウス・G・ワトソンへと改名させられた。
交渉(?)の末に刑事として外で勤務を行う自由はあるものの、住所はベイカーストリート221B内の「211乙」に固定されている。211乙の奇行にうんざりしつつも慣れはあるようだ。
彼と共に外に出ていると何者かの視線を常に感じるが、シリウス曰く「221乙が見ているだけだ」とのこと。

台詞

一人称
二人称 お前、あなた、貴様(※対悪人)
「警察のシリウス・G・ワトソンだ。令状はある、入れてもらおうか」
「確かに探偵という民間の者に頼るのは、警察としては褒められたものではないが……俺にとっては道理よりは解決だ」
「221乙ッ!また勝手に室内に証拠品を持ち込んだな!今回も俺に返させる気か、いい加減にしろ!」

シャーロック・ザ・ホラー

【今日なワトソン君は、油断のしてしっまたのかな】
【こういう時は……うん。失敗するのも人が常だが、失敗を悟て挽回する者こそは偉大である。僕なら……”シャーロック・ホームズ”なら、そう言うに思う】
シリウス・G・ワトソンが気絶などで意識が失われた際に、221乙本体が意識としてとり憑いた姿。見た目こそシリウスと変わらないが、不気味な薄笑いを浮かべており、常に右目を閉じているのが特徴。

元が部屋型の壊異であるため、発音に難があるらしく、助詞の誤りや促音のズレなどが散見される。
「名探偵シャーロック・ホームズが言いそうなこと」を発現するものの、その本意を理解しているとは言い難い。

身体強度 █(可変、上限はないと考えられる)
霊体強度 A+
加護出力 E-
被呪耐性 A+
祭具運用 █(可変、上限はないと考えられる)
その存在はいわば、ホラー映画における超常の殺人鬼そのものであり、事件に関わった者を全て殺害する=最も初歩的な解決方法で解決するまで止まらない。
ただあくまで強力なホラー存在としての強さである(殺害対象を上回る強さを身につけるがそれまで)ため、罠にかけることや第三者から干渉することは可能。
シリウスの意識が回復して221乙を意識から追い出すか、上記の鏖殺を達成した場合には停止し、シリウスに主導権を戻す。
+ 余談
シャーロック・ザ・ホラーの右目が常に閉じているのは、221乙の人型存在もまた、右目を失明しているためである。
過去シリウスが221乙に住み始めてすぐの頃、221乙の人型存在は睡眠中のシリウスを眺めていたことがある。
それをストレスに感じたシリウスが、ある夜、寝たふりをして221乙の人型存在を奇襲し、右目に沸魔ナイフを突き刺したことで221乙の片目を失明させた。
以降、221乙の人型存在はシリウスに一定距離以上近づこうとしない。

関連ページ

所属カノンです。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 221乙⇒IFであれば自由使用可能。それ以外では祓滅を避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。
シリウス⇒IFであれば自由使用可能。それ以外では死亡・引っ越しを避けてくださると幸いです(希望の場合は権利者まで)。
R18作品での使用範囲 221乙⇒基本不可(希望の場合は権利者まで)。
シリウス⇒女性攻め・ふた攻め以外でしたらご自由にお使いください。
登場作品 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』
※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html
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