JOB GUIDE - WL MIDGAME SHOWCASE

ウォーロック (ミッドゲーム)



概要


 ウォーロックは、新規プレイヤーにお勧めしにくいクラスだった。その理由は、ウォーロックが基本的なパフォーマンスを発揮するためには、他のクラスよりも高額な装備を必要としたためである。

 しかし、いくつかの新装備やコスチュームストーンの実装によって、より安価な装備でのスタートアップが可能になった。そこで、ウォーロックの主要なビルドタイプを解説しつつ、これらの新装備を取り入れたミッドゲームセットアップを紹介する。

 とはいえ、ファーストキャラクターをウォーロックでゲームを始めることは(一般的には)お勧めできない。ウォーロック以外の、アーリーゲームの金策に優れたクラスによるバックアップは必要である。


ウォーロックの主要なビルド


 ウォーロックの主要なビルドと、それがカバーするコンテンツを整理する。

  • ミッドゲーム
    • リーディングスペルブック・リリース(クリムゾンロック)
      • ウィークリーアイテムハントなど、ソロコンテンツ全般
    • リーディングスペルブック・リリース(コメット)
      • ソロコンテンツ全般と、ウィークリーBio5などパーティーコンテンツ

  • エンドゲーム
    • リーディングスペルブック・リリース(コメット)
      • モンスターハンター以外の、ソロ・パーティーコンテンツ全般
    • チェインライトニング
      • モンスターハンター

 最終的には、「コメット」一択。
 ただし、スタートアップに掛かる初期経費は「クリムゾンロック」が安い。ミッドゲームをウォーロックで戦うならば、「クリムゾンロック」には一定の優位性がある。
 一方、「コメット」はビルドパーツがやや高価で、ミッドゲームには出遅れる印象がある。ただし、ゲフェニアジェネなど良好なバックアップがある場合は、最初からコメットで開始したほうが合理的である。
 チェインライトニングはインスタンスのボス戦などでのウォーロックのベストアクションだが、秒間ダメージは他のダメージクラスに劣る。実用的には、モンスターハンターに特化したビルドであると考えてよい。

 以上を踏まえ、ビルド別に、ビルドの基本的な構成と、ミッドゲームを想定した(コストパフォーマンス重視の)セットアップ例を紹介する。


リーディングスペルブック・リリース


 スキル「リーディングスペルブック」を使用し、コメットやクリムゾンロックなどのスキルをストック、「リリース」を使用することで、ストックしたスキルを使用する。

 ウォーロックの強力なスキルには長めのクールダウンタイムが設定されており、連続使用できない。しかし、「リーディング~」「リリース」を介して使用することで、クールダウンタイムを無視した再使用が可能になる。
 攻撃(リリース複数回)し、ストックをリチャージ(リーディング複数回)する、これが基本ムーブとなる。開幕のバーストダメージは範囲攻撃としては全職随一だが、攻撃の再開にはストックリチャージのタイムロスが挟まるため、継続的な秒間ダメージはそれほど伸びない。

調整のポイント
  • 詠唱の短縮
    • リーディングの詠唱を短縮し、ストックのリチャージを手早く行うことは、秒間ダメージや狩りのテンポアップに直結する。
    • リーディングスペルブックの詠唱時間は、固定1秒+変動2秒。
      • 固定詠唱は、「固定詠唱時間マイナス~秒」効果を有する装備を組み合わせ、短縮秒数を1秒以上とすることで全カット。
      • 変動詠唱は、1)ステータス、または2)変動詠唱パーセントカット、あるいは1)と2)の掛け合わせにより、90%以上カット(モンスターの殲滅にリリース複数回を要する場合は97~98%)、を目標として調整する。
  • 使用方法
    • スキル「リーディングスペルブック」を習得。
    • リリースで使用するスキルの「スペルブック」を使用(ショートカットに登録が可能)。
      • ゲフェン("@navi geffen_in 173/110")で購入。コメット*とテトラボルテックスを購入するにはクエストを完了する必要がある。露店で購入すると早い。
      • 魔法ストックのバー表示は、NovaExtセッティング>ステータスタイマーで「SI_SPELLBOOK1~7」を有効に。
      • 魔法の最大ストック数は「Int/10+BaseLv/10+フリージングスペル*8」割ることの、22(コメット)、12(クリムゾンロック・ジャックフロスト)。なお最大ストック数は7が上限。
    • スキル「リリースLv1」を、モンスターに使用。
      • 本来モンスター指定スキルであるクリムゾンロックやジャックフロストではソウルドレイン(SP回復スキル)が発動するが、地面指定スキルであるコメットでは発動しない。

セットアップ例と解説
  • 基本となる詠唱カット装備
    • iモルフェウスショール*+iソーンスタッフオブダークネス*("i"はイリュージョン)
      • 固定詠唱(FCAS)-0.5秒(精錬値合計≧+22)、変動詠唱(VCAS)カット率15+7=22%。
      • イリュージョンダンジョン(**)で産出。リファインボックスで+10(10%)、武器の+10>+11は80%、+11>+12は50%(*、HDブラディウム*を使用)。
    • グレイスクリムゾンローブ+グレイスマジックセット(肩・靴・リング)*
      • FCAS-0.5秒、VCAS-50%。
      • エデンアカデミーのエミー(Emee、"@navi moc_para02 149/116")クエスト*進行で入手、パラダイスコインで追加購入可能に。
    • iシルバーガード*(盾、VCAS-7%)
  • 詠唱カット率の確認方法
    • "@bs"
    • 画像で、"Variable=98.13%"がVCASカット率。
      • "Stats: 91.11%"がIntとDexによるカット率((Int+Dex*2=440/530)^(1/2)=0.9111)、"Bonuses: 79.00%"が装備による詠唱パーセントカットのトータル値、これらを掛け合わせた値が最終的なVCASカット率。
    • 画像で、"1000ms"がFCAS短縮秒数(1000ms=1秒)。




リーディングスペルブック・リリース(クリムゾンロック)


 リリーススキルとして「クリムゾンロック」を使用する。

 ダメージ強化カードが安価。低予算でのキャラクターセットアップが可能。
 クリムゾンロックには、1)攻撃属性が火属性に固定される、2)ターゲットをノックバックする、といった特徴(デメリット)がある。
 早晩、コメットビルドへの変更を迫られる。予算に余裕がある場合は、最初からコメットをセットアップする方が合理的である。

調整のポイント
  • 詠唱の短縮
  • ダメージ補正カードの選択
    • クリムゾンロックにダメージ補正を与えるカードは、1)クリムゾンロック(という名前のスキル)の威力を強化するカード、2)火属性の魔法ダメージを強化するカード。
      • こうした効果を有する装備・カードの検索では*が有効。ただしアイテム説明文の記述が一定しないため、検索漏れが発生することには注意(例えばマヴカカードはヒットしない)。
      • ダメージをプラス補正するカードにはこれ以外のカテゴリもあるが、それらは他のビルド全般と共通するため、いったん省略する(これらは、アーリーゲームの段階では候補に挙がることは少ない)。

セットアップ例と解説
 リーディングスペルブック無詠唱調整をベースに、ダメージ増加カードを採用したセットアップが次画像。
  • カード
    • 頭:リヒテルンレッド*
    • 武器:Bio5カトリーヌケイロン*
      • カード名称の頭に[Bio 5]と付くカードシリーズのウォーロック版。これらのカードはクラスごとに1種類が存在し、特定スキルのダメージを強化する。これを挿した武器が、1)Lv4、2)精錬値+10以上、であることでダメージ補正が増加する。これらの達成が容易なイリュージョン武器と組み合わせることで、ポテンシャルは最大限に発揮される。
    • 外套:ナイトメアエンシェントマミー*
      • 肩装備の精錬値を参照し、特定属性の魔法ダメージを強化(+3%/精錬値)するカードシリーズの、火属性バージョン。過剰精錬が容易な装備群と組み合わせることで、高いダメージ補正を期待できる。
    • 靴:ナイトメアベリット*
    • アクセサリー:マヴカ*


装備例とデコイへのダメージ参考値。Lv200ウォーロック(基本的に3次職スキルのダメージにはBaseLvによる補正が掛かる(最大2倍))。バフはリコグ、アンプを使用。CrRは7Hitするので、約1mダメージ/CrR。杖のエンチャントがデコイに対して有効だったため、ノーエンチャントの場合より20%ほど高い値となっている(リリースビルド例すべてに共通)。

  • 解説あるいは雑談
    • セットアップパーツが安価なため、スタートアップにはお勧め。ただし、1)ノックバックを伴うこと、2)攻撃属性が火属性に固定されること、のデメリットは想像以上に大きい。
      • ノックバックによってモンスターが散るため、クリムゾンロックの攻撃範囲から漏れるモンスターが発生しがちである。プレイヤーから見て一方向にモンスターを集めることでこれをある程度抑制できるが、煩雑である。
    • 攻撃属性が火属性に固定されるので、一部の狩場では致命的に不利。
      • ツインズ・ルアンダは可。ルアンダのウータンフェイズには火属性モンスターが出現するが、1時間のフェイズローテを待つことで回避が可能。
      • ラビリンスは可だが、アンダーウォーターが水属性モンスターメインでやや不利(倍率70%)。
      • コスチュームストーンのアンバーを集めるなら、ラビリンスとアビス4。
      • ウィークリーのアイテムハント・モンスターハントでは、闇・聖属性のモンスターが課題になることがあり、これらに対して致命的に不利。これらのミッドゲーム終盤コンテンツに進むためには、コメットビルドへの変更を迫られる。


リーディングスペルブック・リリース(コメット)


 リリーススキルとして「コメット」を使用する。

 無属性魔法であるため、闇・聖属性モンスターに対しても安定したダメージを発揮する。
 コメットがヒットしたモンスターにはデバフが付与され、そのモンスターが(ウォーロック以外からも)受けるダメージが増幅される。
 ポピュラーなスキルビルドであることから、パーツ(特にカード)は比較的高価である。ウォーロックをコメットで開始するためには、金策キャラクターによるバックアップが必要であろう。

調整のポイント
  • 詠唱の短縮
    • リーディングスペルブック・リリース」を参照。
      • グレイスクリムゾンセットはコメットにダメージボーナスを与えないが、スペルブックの無詠唱を優先し採用する。予算に余裕がある場合はより上位の装備でセットアップし、無詠唱と威力の向上を目指しても良い(後述)。
  • ダメージ補正カードの選択
    • コメットにージ補正を与えるカードは、1)コメット(という名前のスキル)の威力を強化するカード、2)無属性の魔法ダメージを強化するカード。

セットアップ例と解説


コメットは10Hitするので、約1mダメージ/Comet。コメットがヒットしたモンスターには被ダメージ50%増加のデバフが付与されるため、次弾のダメージは1.5倍になる。

  • カード
    • 頭:プラガ*
    • 無属性魔法ダメージ強化セット
      • 頭中段:ウンゴリアント*
      • アクセサリー左:ジュエリーアント*
    • コメットダメージ強化セット
      • 武器:レッドピタヤ*
      • 靴:リサーチアシスタントボット*
      • アクセサリー:ローミングスペルブック*
      • エピソード17.2で実装された。スキル強化カードセットのウォーロック版。このシリーズは、クラスごとにセットが存在し、武器・靴・アクセサリーの3部位から構成され、そのクラスの特定の2スキルを強化する。セットのうち、靴カードがインスタンスのモンスターのドロップであるため、高価になる傾向がある(クラスによっては別部位のカードも)。ウォーロックのそれはコメットとクリムゾンロックを強化する。コメットのスキルダメージを強化する効果を与える装備やカードは少ないため、ビルドの構成上重要、かつ導入によるダメージ増加効果が大きい。
    • 武器:マジックポイズンドプラガ*
      • 属性魔法を強化する武器カードシリーズの、無属性魔法バージョン。ダメージ補正は武器の精錬値が+14以上のとき最大となるが、ミッドゲーム時点での作成はキツいか。
    • 外套:パープルピタヤ*

  • 解説あるいは雑談
    • ソウルドレインが発動しないため、慢性的にSPが不足する。エンデバートークン引き換え消耗品である、エリクサーオブエナジー*の使用を前提とする。
    • 念属性(特にLv3以上)のモンスターに対してのみ、属性倍率で不利となる。ミッドゲームの範囲での遭遇は少ないが、ウィークリー課題では討伐を余儀なくされることも(Bio4のセリア、アビス4のシルバーオシドスなど)。
      • 上述のセットアップはクリムゾンロックのダメージ補正も持つ。リーディングするスペルをクリムゾンロックにシフトして対処することが可能。武器カードのマジックポインズンドプラガをBio5カトリに差し替えた、器用貧乏なセットアップにも一考の価値がある。
      • おそらくこの段階ではソウルエクスパンションはちょっと弱い。


リーディングスペルブック・リリース(ジャックフロスト)


 リリーススキルとして、ジャックフロストを使用する。

 威力面でクリムゾンロックにやや劣るが、攻撃範囲が広い(11*11、コメットと同等)かつ、ノックバックなしと、扱いやすい攻撃スキルである。
 ジャックフロストを強化する装備(**)が追加されているが、精錬コストがネックとなりミッドゲームでの採用は難しい。

セットアップ例と解説

  • 装備
    • グレイスフロストローブ+グレイスマジックセット*
    • テンポーラルサークレット(ウォーロック)*
      • 解説省略*。ジャックフロストに補正を与える頭装備であるが、不採用
      • iソーン+iモルフェウスフードのセットを崩すとFCAS-0.5秒を失うため、リーディングスペルブックの無詠唱を維持するにはコスチュームストーンなど入手難易度の高いパーツが必要になる。ジャックフロストへのダメージ補正は魅力的だが、ミッドゲームでの運用は難しい。


ジャックフロストは5hitするので、400-500kダメージ/Jack Frost(いずれもリヒテルンブルーカードを欠く)。「氷結」デバフなし。iモルフェウスフード(上)とテンポラルサークレット(下、+6)は、ダメージに大きな差はない。

  • カード
    • 頭:リヒテルンブルー*
    • 武器:ブルーピタヤ*
    • 外套:フェイスワームラーヴァ*
    • 靴:ボイリングマルク*
    • アクセサリー:ヘッドレスミュール*

  • 解説あるいは雑談
    • フロストミスティ、ジャックフロストともに、ターゲット指定なし・術者中心スキルであったが、スキルリワークにより、フロストミスティは地面指定、ジャックフロストはモンスター指定スキルに変更された。
      • このため、ジャックフロストをリリースしモンスターを倒した場合、ソウルドレインが発動する。
    • フロストミスティによって「氷結」デバフを付与されたモンスターには、ジャックフロストのダメージが約1.6倍になる。しかし「氷結」の付与率が最大50%、ボスモンスターには無効のため、実用性は低い。
    • イリュージョンツインズ・ルワンダなど、モンスターのHPが1m以下の狩場であれば、メインスキルとして使って行ける。クリムゾンロックに比較すると単発の威力は劣るが、攻撃範囲が広くノックバックをともなわないため当て易い。これ以降の狩場では早晩コメットへの切り替えを要求されることから、ウォーロックをジャックフロストでスタートアップすることも悪くないかもしれない。
      • 攻撃属性が水属性なので、イリュージョンアンダーウォーターでは無力。

リーディングスペルブック・リリース(アースストレイン)


 リリーススキルとして、アースストレインを使用する。

 エンドゲームでは、念属性が混ざる狩場で、それを苦手とするコメットに替わり、メインスキルとして採用例がある(パワープラント*、タナトスタワー11*・12F)。
 しかしミッドゲームでは、パーツに恵まれず、また、属性相性の悪いモンスターとの遭遇機会が多い。ビルドパーツの候補は以下に掲載するが、あまり推奨できない。

セットアップ例と解説
(あくまでも一例である)

  • カード
    • 頭:リヒテルンイエロー*
    • 武器:レゲンシュルムサイエンティスト*
      • 属性魔法を強化する武器カードシリーズは、地属性バージョンを欠いている。最適カードはミューテイトホワイトナイト*だが、かなり高価。レゲンシュルムサイエンティストはコストパフォーマンスに優れるが、両手杖(かつLv200)を要求するためセットアップへの制約が大きい。
    • 外套:アークエルダー
    • 靴:ベルポルテ*
    • アクセサリー:マヴカ*

  • 装備
    • iサバイバルスタッフ*
      • イリュージョンテディーベアより*。作成材料の入手が少し面倒なので、現物がマーケットにあるならば買った方が早い。iサバイバルマント*とのセット効果は魅力的だが、グレイスセットを崩すとVCAS短縮に不満が残った。
      • iウィザードスタッフ*も両手杖だが、イリュージョンヴァンパイア・アビスは周回が面倒で、リファインボックスのファーミングが大変。
    • ウォーロックシャドウブック*
      • 説明略。アースストレインに補正を与える。
    • コスチュームストーン(キャスティングオニキス)*
      • 説明略。iソーン+iモルフードのセットを崩すと必要に。


リリース・アースストレイン試作。画像は非掲載だが、リーディング無詠唱のためのコスチュームストーンと、ストレイン威力を補正するシャドウギアが別途必要となる。

  • 解説あるいは雑談
    • 上の調整例では、両手杖にレゲンシュルムサイエンティストカードを挿す方向で調整した。しかし、iモル+iソーンのセットが崩れるため、リーディング無詠唱に必要なFCAS-1.0を満たすにはコスチュームストーンが必要に。
      • キャスティングオニキスは(ウォーロックをプレイキャラクターのひとつに選択するプレイヤーならば)早晩作成するものと思われるが、ミッドゲームの冒頭での所有は期し難い。
      • iモル+iソーンのセットを維持したままセットアップを調整しても良いが、武器カードに有効なカードがない。候補は、ソウルフラグメント*(中型モンスターに+15%)、カラフルテディー*(大型モンスターに+15%)など。ミューテイトホワイトナイト*は魔法職ならばいずれ使用するので、購入を目指しても良いかもしれない。
    • 地属性はイリュージョンツインズで不利*、、ルワンダ・ラビリンスでもやや不利(ストームガスト>ストレイン>ストレインというムーブはそれなりに楽しくはある)。
      • イリュージョンアンダーウォーター(2F*)には、他のリリースビルドよりも、適している(ミッドゲームセットアップの範囲で比較をすれば)。アースストレインの攻撃範囲の広さと、盤面を荒らさない(ノックバックを生じない)という特性は、HP2~3mのモンスターをリリースの連続使用で効率的に削ることを可能とする。

チェインライトニング


 保留。

bragi/30
trance/20
nws/10
isg+9/4
ithorn+12/18
sinful/5

garmor/0
gshoes/0

87

@8



その後のアップグレードについて


 基本となるセットアップを揃えたのちの、キャラクター強化の方向性と装備のアップグレード案を紹介する。
 ただし、どこまでゼニーをつぎ込むかは、ウォーロックで遊びたいコンテンツ次第である。

強化のポイント
 コメットの威力を上げることで、火力が上昇することは分かりやすい。一方で、特にHPが多いモンスター相手には、時間当たりのコメットの使用回数を増やす(リリースの使用間隔を短縮する)ことでも、大きな火力上昇が見込める。

  • 詠唱の短縮(率の維持)
    • リーディングスペルブックの(ほぼ)無詠唱を維持することは引き続き重要。
      • グレイスセットのVCASカットボーナスは非常に優秀なため、装備を更新するには、VCASカットを有する装備を選びつつ、他の部位でもカット率を補う必要がある。
  • 魔法威力の強化
    • コメットを例とすれば、ダメージは1)コメットのダメージ、2)無属性魔法のダメージ、3)Matk+%を補正するボーナス効果で増加し、さらに、4)モンスターのタイプ(ボス・ノーマル(ノンボス))、5)モンスターのサイズ、6)モンスターの種族、7)モンスターの属性、を指定するダメージ補正ボーナスなどにより増加する。
      • 基本のセットアップに、エンチャントなどを追加し、ダメージの向上を目指すとき、1)~3)をさらに追加しても良いが、基本のセットアップでの保有値が少ない4)以下を積み増ししたほうが、より効果が大きい(説明は省略)。
      • 汎用性に優れるのは4)タイプや5)サイズへの特化ボーナス。特定の狩場を想定し、6)種族や7)モンスター属性に特化した装備を用意することには浪漫がある。
  • ディレイの短縮
    • 連続でリリースを使用したとき、その間隔は1)リリースしたスキルのディレイ(ACD)、と2)ACDのカット率、に影響される。ACDカットがある値(※)以上であるとき、リリースを連続して(ワンモーションで2リリース)使用することが可能である。
      • 一般には、最適値(※)は、コメットでカット率90~93%、ジャックフロストで80%(これのみ理論値)、クリムゾンロック・アースストレインで55~60%とされる。
      • ACDカット率がこれ以下の値であっても、リリース間隔の短縮は体感できる(とはいえ、最適値の1/2程度のカット率は欲しい)。
  • モンスターの魔法防御を無視する効果
    • プレイヤーからモンスターへの魔法ダメージはモンスターの魔法防御(MDEF)により軽減される。これによるダメージの損失は想像以上に大きい(20~30%の低減は普通、*)。このため、モンスターのMDEFを一部無視(バイパス、などと表現される)する効果は、魔法攻撃クラスにとって非常に重要である。
      • 装備に付与されたMDEFバイパスボーナスは、モンスターの種族やタイプ(ボスかノンボスか)の指定をともなう。まずは、できるだけ汎用的にMDEFを低減することを目指し、装備の組み合わせを選択したい。

装備のアップグレード例
 基本のセットアップでもそれなりに戦えるが、効率的なコスチュームストーンのファーミングや、旧エンドコンテンツソロ(エンドレスタワーなど)、ウィークリーのコンプリートを目指そうとするともう少しキャラクター性能が欲しいところ。
 そこで、こうしたミッドゲームのコアともいえるコンテンツに向けての、装備のアップグレード例を紹介する。

  • 装備へのエンチャントの付与
    • 基本セットのうち、一部には追加ボーナスを付与可能。これらのボーナスは、一定の範囲からランダムで付与される。狙った効果で大きな数字が付くにこしたことはないが、適当なところで妥協することも重要である。
      • iソーンスタッフオブダークネス:イリュージョン武器のエンチャント*で、全4行のボーナスが付与される(露店情報など、公式サイトからの閲覧では4行目のボーナスが表示されない)。さしあたり目標は、4行目のエンチャントでノーマルモンスターへの追加ダメージを付けること。
      • グレイスクリムゾンローブ・グレイスマジックマント:値は控えめだが、魔法ダメージ追加ボーナスを付与できる。コストも安価であり、エンチャント入門には最適(?)。中型モンスターへの追加ダメージ効果などが汎用性が高い。
      • iモルフェウスフード・iシルバーガード:イリュージョン防具のエンチャント*で、エンチャントが可能。スペルバウンドニーヴは有用だが効果は小さい。Lv2ニーブの精錬ボーナス達成のために+11を作成するのはかなり微妙。
  • コスチュームストーンの入手と作成
    • 衣装に刺さるカードのようなもの*であり、各地のモンスターがドロップ*、あるいはそれを材料に上位ストーンを作成*する。アカウント固定アイテムであり、トレードや露店売買はできない。
      • ヴァリアブルキャスティングジェイド:変動詠唱を短縮する。衣装頭上・中・下の3部位それぞれで3%、3部位フルセットで追加6%、トータル最大15%のVCASを短縮する。無詠唱調整が楽になるのでお勧め。
      • キャスティングオニキス:衣装外套に付与し、FCASを-0.5秒する。効果は大きく、他のクラスとの汎用性も高いオニキス(交換作成するコスストをオニキスと称する)。ただし、ウォーロックに話を限定すれば、FCAS短縮(-1.0秒)は足りているため優先順位は低い。将来のためにアンバーは貯めておいた方が良いかもしれない。
  • シャドウギアの購入と種類
    • シャドウギア*




この例では、クリムゾンロックを強化するカードが一部に採用されている。コメットに特化する場合のカード選択は、コメット基本*を参照のこと。

  • シャドウギア













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最終更新:2022年11月25日 16:54
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