グラストヘイムチャレンジモード
概要と特徴
内容
インスタンスダンジョン「オールドグラストヘイム」の難易度さらにアップバージョンである。オリジナルに比べると雑魚モンスターとの戦闘パートが薄れ、ボス戦のウェイトが増した構成となっている。
難易度レベルの存在
開始時に難易度レベルを選択できる。高レベルではモンスターが強化され、報酬が増加する。過去にチャレンジモードをクリアーした回数に応じて、選択できるレベルの上限が解放されることから、高レベルに挑戦するためには(少なくともパーティーリーダーは)相応の回数、これをクリアする必要がある。
クリア報酬
テンポラルサークレットの作成とエンチャントに必要な素材を入手できる。これらは「古びた頭装備」に類似したシステムで作成、強化される。それを前提とした新しいアーキタイプも生まれつつあるようだ。
大まかな流れ
前提
オールドグラストヘイム(ハードモード)のクリアー(アムダライスのキルカウント達成)が前提となる。これはキャラクターごとにチェックされる。エントランスのオスカー(座標)と会話し、次画像の会話が発生すればチャレンジモードに参加可能である。
入場から再入場までのクールダウンが3日間あることから、本格的に遊ぶには複数のキャラクターを用意する必要がある。
入場条件:上記どちらかに引っ掛かり入場を断念するプレイヤーが散見される。特に、インスタンス開始後にそれが判明するとパーティーに欠員を生じ、攻略を危うくしかねない。事前確認(@cd)は怠りなく。
進行
≫開設と入場
パーティーリーダーがエントランスのオスカーと会話、難易度レベルとチャレンジ、報酬アイテムの分配方式を選択する。インスタンスが開設される(これ以降パーティーメンバーの入れ替えはできない)。
パーティーメンバーは「リーダーが選択した分配方式に同意」を選ぶことでインスタンスマップに転送される。
難易度レベルとチャレンジ:難易度レベルはゲーム内表記ではポリューションレベル、などと記載される。「チャレンジ」は、これとはまた別の難易度オプションで、プレイヤーにとってデメリットとなる特殊効果を追加することでクリアカウント(難易度レベルの上昇に必要となる)にボーナスを付与する。
≫モンスター掃討パート
オールドグラストヘイムの2Fパート(カラプションルート撃破以降)から開始される。パーティーリーダーの会話進行でメンバーは東西のどちらかに転送される。東西それぞれで、敵モンスターが掃討される(残り5以下となる)と中央通路北端にワープポータルが開き、ボス戦パートへの進行が可能となる。
なお、中央通路にはカラプションルートが沸くが、これを倒すには東西で敵モンスター掃討完了のタイミングを合わす必要がある。
パーティーメンバー入場のタイミング:掃討パートの開始には、全パーティーメンバーの入場は必須ではない。これを利用し、ダメージクラスのみ入場した状態でパートをスタートすることで東西両側にダメージクラスを配置することが可能。ただし、このタイミングで新たにパーティーメンバーを追加することはできない。
≫ボス戦パート
オスカーがボスとの戦闘ゾーンに到着すると、中央にボスモンスターが召喚される(アムダライスとヒメルメズのいずれがボスかは、このタイミングで確認可能)。その後、パーティーリーダーとオスカーの会話、オスカーの詠唱を経て、ボスとの戦闘が開始される。
撃破後、オスカーと会話し報酬(シールドサークレット)を獲得する。また、パーティー共通報酬(宝箱の中身)が確率で分配される。オスカーと会話しインスタンスを出る。
配置されているモンスター
モンスターの名称:実際は「変貌のナニナニ」や「幻影のナニナニ」であるが、ここではオリジナルモンスターの名称「ナニナニ」で記載した。
ノーマルモンスター
サイズや種族、属性は、オリジナルモンスターから部分的に変更されている(「変貌」ということか)。東西掃討パートに配置されている。また、(レイドリック以外は)ボスモンスターの取り巻きとして召喚される。
≫レイドリック・レイドリックアーチャー・カーリッツバーグ
特記事項なし。
≫深淵の騎士
ブランディッシュスピアを使用する。スキルリワークによる強化が適応されており、ダメージクラスにとっては致死的なダメージを与える。また、アーマーブレイクを使用する。バースリー鎧を破壊されるとボス戦で困ることになる。接敵せずに倒したいモンスターである。
ボスモンスター
アムダライスの代わりにヒメルメズが召喚されることがある(1/10~1/20)。ストーリー上の演出なのか、プレイヤーに対する嫌がらせなのは不明である。基本性能は類似するが、聖と闇を合わさりヒメルメズは最強になる。
≫アムダライス
種族悪魔・闇属性。対策を講じやすく、メインタンクへの負荷は小さい。しかし、全体攻撃を頻繁に使用するため、ダメージクラスへの脅威度が高い。防御スキル(ニューマなど)や立ち位置の調整によって対策がなされるべきところだが、テレポートギミックにより頻繁に配置を崩されるため万全は期し難い。
難易度レベル3以上でマックスペインを使用する。これへの対処法で、パーティー構成が分岐する(後述)。;以下、アムダライスの使用スキルに関し。タンクやそれに準ずるボードコントローラー向け情報。
イミューンプロパティ:”聖”属性ダメージを無効化(ヒメの場合は”闇”)。モンスター頭上に”毒”のアイコンが表示(同”聖”)。ディスペルで解除(ただし、エンプティシャドウやダーククローをを採用する場合はディスペル厳禁)。序中盤より使用、クールダウンによる制御は緩く短いインターバルで再使用することあり。
ムーヴコーディネイション:アムダライスとメインターゲットプレイヤーの位置を入れ替える。追尾時のみ使用。
サモンスレイブ:ヒットポイント減少で使用解禁。インターバル30秒ほどで再使用、このときヒットポイントさらに減少で深淵の騎士、レイドリックアーチャーが追加召喚される。
≫ヒメルメズ
種族天使・聖属性。グランドクロスとホーリークロスが聖属性となり、メインタンクへの負担が増す。低頻度ながらディスペルを使用するため、スチールボディやホワイトインプリズンの信頼度は低下する。
チェンジダークネス:ヒメルメズへのダメージが低下し、これはディスペルで解消するとの観察あり。ただし、エレメンタルチェンジ特有のエフェクトを伴わない。要検証。
ボス戦闘におけるギミック
≫フロアダークグランドクロス
所定の座標にグランドクロス(闇属性)が発生する。バースリー鎧を未着用のプレイヤーがこれを踏むと、大ダメージを受け即死する。グランドクロスが再発生している間は死亡プレイヤーを蘇生できないため、この間、プレイヤーの死亡ペナルティー(ボスへのダメージ無効かと、ボスの攻撃力上昇(後述))がトリガーされる。予兆として召喚されるソーンを破壊する、発生セルを避ける、ランドプロテクターを敷く、など対策はあるが大抵事故る。このため、バースリーカードは必須とされる。
≫戦闘エリアの制限
ボスが召喚される部屋(の東西南北面の壁を延長し囲まれる範囲)より外部にボスが移動したとき、カウントダウンのアナウンス(オレンジ色)が流れ、この状態で一定秒数が経過したときボス戦闘パートが初期化される。また、これより少し狭い(東西南北に2~3セル短縮)の範囲外にボスが位置するとき、ボスに対するすべてのダメージが無効化する(赤ミスとなる)。
≫パーティーテレポート
ボスが召喚される矩形ステージ(魔法陣が描かれている)上のランダムな一地点に、生存しているすべてのプレイヤーをテレポートする。ボスモンスターの位置は変化しない。テレポートの発動前にアナウンス(ピンク色)が流れる。
テレポートが使用される条件は、1)ランダム(一定時間に一定量以上のヒットポイントを失う、とWikiに記載あり)、2)リーパーがボスに接触する、がある。1と2のタイミングが重なる、あるいは、次のリーパーがボスの至近に発生するなどすると、連続して強制テレポ―トを受けることになり非常に煩雑である。
リーパー:ビオスアイランドのボス「死神アンク」の姿を持つ。実体はなくいかなる干渉も受け付けない。戦闘エリアにランダムでポップし、ボスモンスターへ向けて移動、ボスモンスターと接触することで雷光のエフェクトを発生、1)ボスモンスターの攻撃力増加、2)強制テレポート、を発生する(1の効果は重複する。;2の効果はHazyWikiに記載がなく独自仕様の可能性あり)。
≫攻撃力の上昇
リーパーの効果1による。この効果は累積し、ボスの攻撃力は次第に増加する(体感では、戦闘開始後5分間で被ダメージ倍になる程度)。また、いずれかのプレイヤーが死亡した状態で一定秒数を経過したとき、ボスはレイジ状態となり、1)移動速度が増加、2)攻撃力が大幅に上昇する(黄緑アナウンス)。死亡プレイヤーが蘇生されることで、この状態は解消される(公式記載なく詳細は不明)。
≫リセットとリスタート
全てのプレイヤーが死亡した状態で時間経過するとボス戦闘パートがリセットされる。プレイヤーの蘇生は行われず、ジークフリードの証を消費し自力復活する必要がある。
リスタート:決壊した場合は、全滅状態での時間経過やボスのエリアアウトによるリセットも選択肢たりうる。リーパーや死亡ペナルティーによってボスの攻撃力が増加された状態で、戦線を立て直すことは容易ではなく、泥試合になりやすいためである。
パーティーの構成と目的
ターゲットとする難易度レベル
現在、野良パーティーは、クリアカウントを進めることを目的とし、低めの難易度レベル(Lv1~3)を選択する傾向にあるようだ。金銭的な報酬は少ないが、参加のハードルは低い。クリア報酬はLv5から顕著に増大するため、カウント達成後は最大難易度を選択し、参加プレイヤーへの要求水準も上昇するものと想像される。
マックスペインへの対処方法
≫無効化
影狼スキル「エンプティシャドウ」やギロチンクロススキル「ダーククロー」は1)マックスペイン状態を解除しつつ、2)「マックスペイン状態の付与を妨げる」状態異常を付与する。これらのスキルを継続使用し、2を維持することでマックスペインを無効化する。
影狼またはギロチンクロス(ダーククローのクールダウンカット装備所持)をパーティーメンバーに確保することが前提となるが、確実性の高い対処法である。注意点としては、ディスペルが2の状態異常を解除してしまうことである。このためイミュンプロパティーを解除できないため、ダメージクラスは無属性の攻撃手段を用意する必要がある。
低レベル域を主流とする現時点では、開幕ダーククローし、その効果時間内に押し切るスタイルが野良パーティーでは一般的であるようだ。
≫解除
マックスペインのクールダウンをカウントしながら戦闘し、マックスペインの使用前に攻撃を停止、使用されたマックスペインをディスペルで解除、攻撃を再開する、というスタイルである。
あまり一般的ではない。
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最終更新:2021年10月13日 11:51