ユミル・イドゥアム連合帝国 > 人物

執筆者:トロ猫DX


概要


皇室

トローネ・ヴィ・ユミル・イドラム
「我が帝国では、余が幸せを感じること=国民の幸せなんですよ?」

 ユミル・イドゥアム連合帝国の皇帝
感情表現が苦手だが感情は豊かなケルフィリア族の少女。金色の王冠、赤い瞳で色白の肌、艶のある綺麗な白髪に白と金色のローブなので全体的に白っぽく見える。
普段は象徴として惑星規模の宮殿に篭ってるが宮殿内では割と自由。たまに自国を巡ったり、隣国セトルラーム共立連邦へ行ったりもする。自身専用の艦隊や惑星や近衛騎士団を持ち自由に権力を行使できる。セトルラームに滞在中は自身の別荘かフリートン大統領宮殿で暮らす。国内では積極的に皇帝の権限を使い、貴族の価値と忠誠心を高めながらも税を搾り取る。平民や苦しんでいる人には優しく、広場や学校を見学する際には交流も欠かさない。一番尊敬してるのはアリウスお姉さま。フリートン大統領に対しては同じ独裁者(テレビで独裁者として批判されてるフリートンを見た為そう思ってる)として仲間意識があり、個人的な友人として接する。

作:作 くらん氏

セルブラーナ・プリロスト
「私には人権や位など必要ありません、必要なのはトローネ様の道具であり続ける事です、それしか望みません」

 トローネ皇帝の側近でテルスヴィネル族の少女。
ツノ無しで差別されていたが、皇帝になる前のトローネに助けられ、以降トローネに対して狂信的に尽くす。特殊な槍をいつも持っていて、ツノ無しを隠すために貰った猫耳っぽい帽子をずっと被っている。名目上プリロスト家に養子として入っていて大公の位を持ちその事はプリロスト家と皇帝による密約となっている。普段はトローネと共に居る。

惑星統括AIアンデラ
「惑星大気操作システム・・・・・・起動・・・・・・」

ヴェルノン・クロキルシ(カルロッタ)
「トローネ様の御命令があればビューーーンって現地に行ってバッバッッて反皇帝主義者を捕まえて……そのあとは……わかりますよね?」


中央貴族

パヴェル・クロキルシ
「働きに報いよと仰るからには、どれほどのものかと思ったら……ふふっいやはや、図が高い。図が高いですぞ?この方は帝国一の美少女!そして我らが偉大なるトローネ・ヴィ・ユミル=イドラム陛下でございますよ。働きなさい」
 連合帝国中央評議会の議長を務めるケルフィリア族の侯爵。大戦時は陸軍に所属。帝国伝統3大名門貴族の一つ、クロキルシ家はスフィア王朝成立時から代々宰相職の人物を輩出してきた名門貴族。自分の発言を遮られるのが嫌い。

イフゲニ・プリロスト
「今回の議会は延長に次ぐ延長、いい加減採決を取らせて頂きたい!……おいぃ!だれだ?いま無限に延長とか抜かしたやつ!」
 文明共立機構の最高評議会に所属する。帝国本来の身分としては大公に相当するが、国家役職との兼任を禁じる同機構の規則に従って一時的に中央貴族の座から退いた。議長補佐としての在任中は帝国に対しても同機構の方針に従って厳しく接することを誓っている。パルディステル公転周期に基づくところの2420歳男性。不老化を遂げて久しいものの、若返りはしておらず見た目は80歳の元気な老人。娘に[オルネ・プリロスト]が居てこちらは航宙艦隊指揮官で侯爵の位を持つ。娘のオルネは668歳。帝国伝統3大名門貴族の一つ、プリロスト家はスフィア王朝成立時から代々外交関係を担ってきた名門貴族、2人ともテルスヴィネル族。現近衛騎士団長のセルブラーナも書類上はここの養子とされている。

ミレーシャ・ベラルフ
「よーじょはいいぞ!よーじょ!よーじょ!よーうじょ!じょっじょっじょ~~~!あ、ようじょはようじょでも皇帝のほうじゃなくて最高議長の方ね?すぅ~……なんか冷えてきたな
 文明共立機構の最高評議会に所属する。帝国本来の身分としては地方領主相当の伯爵となるが、国家役職との兼任を禁じる同機構の規則に従って一時的に地方貴族の座から退いた。議長補佐としての在任中は帝国に対しても同機構の方針に従って厳しく接することを誓っている。書類上の年齢は、パルディステル公転周期に基づくところの1299歳となっているが、不老化を遂げて久しい美しき幼女。知的で包容力に満ち溢れた理想の上司としても知られる。その正体は42歳の時に変身した重度のロリコン男性で、1056年前に理想の体を手に入れた。医療関係で強いベラルフ大公家は連合帝国の名門貴族だが変人が多い家系とも言われている。セトルラームにも分家があり、フリートン本家とも関係がある。任期切れで全ての重責から解き放たれているときのヴァンス・フリートンや、酔っ払いのアルバス大公と手を繋ぎ、「よーうじょ!よーじょ!よーうじょ!よーじょ!」などと連呼して行進する姿は時のアリウス女大公をして頭を抱える地獄案件と化した。

ラートロ・ヴィタラム
「この私の気遣いにも気づかないなんて……まったく期待外れも甚だしい、貴国との関係も見直しが必要かもしれませんな!……うるさいぞ!ツンデレなどでは断じてない!」
 連合帝国中央評議会所属の外務大臣、大公の位を持つ。ヴィタラム家は139年前に出来た新貴族だが約53年で大貴族に上がる。しかし、その手法や経歴や種族が一切不明。上げて落とすのが好き。

エリガ・シャマル
「うふふ・・・皇帝陛下は御立派に成長してますよ、昔は私と追いかけっこしてよく転んで泣いていたのに・・・」
 連合帝国中央評議会所属の大公。
シャマル家は1963年に出来た連合帝国の大貴族。惑星メティアを収めている褐色ツォルマリア系人種。エリガはトローネが産まれた時は16歳で、まだ不老化していない時の幼いトローネとよく遊んでいた。娘[ユミリ・シャマル]はまだ19歳で不老化したばかりだが、トローネに忠誠を誓っていて近衛騎士団に所属するため訓練に励む。こちらは侯爵となっている。

フランスカ・セーデルム
「言い訳は帝国官房庁舎に到着後、じっくりねっとりこってり聞かせていただきますよ?薬も器具もご用意しているので帰宅は諦めて下さいな。おぺろぺろぺろ」
 帝国セーデルム大公家の当主、連合帝国では代々諜報機関に属している中央の貴族家でフランスカは帝国官房の長官を任命されているがこの事は機密扱いとなっており、普段は中央評議会の一議員として活動している。妹にライラが居る。

ベルーラ・ヴィ・ハルドイル
「なっ…ヴァンス公閣下‼︎何故ここに帝国官房の連中が⁉︎はっ…離せ‼︎クソっ‼︎……何をする⁉︎おのれえええ~アリウスママに言いつけてやる~~~」
帝国の皇国派中央貴族、爵位は侯爵だった。嫌味な性格、上司であるヴァンス名誉大公を虐めて干される。後釜には元帝国陸軍指揮官の息子ステーヤロ・ヴィ・ハルドイルが侯爵へと移爵されヴァンス名誉大公の補佐役になる。
これにてヴァンス・フリートン名誉大公は連合帝国陸軍とも関係が深まった。

ヴァリスフ・クロキルシ
「この命令…ヴァンス公の私怨も含まれてるんだろうなぁ…まぁ、私は与えられた任務を遂行するまで!」
帝国官房第十五国内執行部隊副官、任務時には狙われやすいヴァンス名誉大公の代わりに筆頭指揮を取る幼い見た目のケルフィリア人男性。パヴェル・クロキルシの孫で中央貴族として侯爵の爵位を持つ。命令には忠実であまり矢面に立てないヴァンス・フリートンに振り回される苦労人。

地方貴族

アルバス・ヴィ・セトルラーム=レミソルトインフリー
「帝国一の美少女がどうしたって?この私に働けというのか。もう1000年以上働いたろ。働いてない?いいや、働いたね!働きたくないです。畜生……俺は大貴族!大貴族だぞ?」
 第2代連邦筆頭公爵で、アリウス女大公の父方の祖父にあたる。先の旧暦時代において、講話の人質交換の際に帝国本土へ渡航してきた経歴を持ち、祖国セトルラームに対しては戦後フリートン独裁政権(当時)による再戦の野望を打ち砕くなどして世界共立の実現に貢献した。その後はイドラム2世から賜った領地の経営に取り組む傍ら、権力闘争とは無縁の幸せな生活を満喫している。皇帝家による支援のもと、帝国領内におけるレミソルトインフリー家の地位向上を成し遂げ、両国友好の架け橋として活躍した。そうした経緯から、つつがなく地方領主としての生活を送っていたが、思いのほか帝国での生活を気に入り、そのまま祖国に戻ることなく定着した。重責を担っていた反動か、旧暦時代における過去の威厳は影を潜めて久しく、毎晩女を連れ込むなどして遊び呆けているという。人の金で悠々自適に暮らすことを好む真正のひきこもり。働くことがとにかく嫌いで何かと理由を付けて人に押し付けようとする。しかも理論武装してるのでなお性質が悪い。だめな大人の典型。アルバスの功績と旧暦時代を知らない若者からは無能の極みであると蔑まれており、評判が悪い。世間体を気にするアリウスにとっては蓋をして無限に封印したい存在。何故かヴァンス・フリートンの嫉妬を買っている。トローネ皇帝からは謁見の度にいじられ、職務から逃げないよう、ロンドルア地方を治める大貴族ミリトヴィチ・ココヴィリが職務の補佐(監視)を担った。今日では惑星イドゥニアのジャゴラス半島・ラノリーネ島で広大な農業地区を運営し、イドゥニア地方評議会所属の貴族となっている。中央に白緑宮殿があり、普段はそこで自堕落な生活をしているという。

ミリトヴィチ・ココヴィリ
「アルバス殿!このままだらけてばかり居るとまたアノ方が起こしになられますぞ!アノ方はアノ方でも次はアノ方です!よろしいのですか!?働かなくて!」
 アルバスさんと関係があるイドゥニアの帝国貴族
ロンドルア男爵。褐色ツォルマリア族、銀髪で長身のイケメン。かつては大公の爵位を持ち宙軍艦隊を率いていたが、比較的平和になった現在では移爵申請を出しロンドルア地方を治める男爵となった。だらけて仕事をサボるアルバス大公を引き摺る役割も持つ。

シュライサ・パルツィシ
 メーデグアラ星域にある惑星ミクトリの地方貴族パルツィシ家出身。ケルフィリア種の女性、23歳の時に不老化に成功。帝国官房所属の特派調査官、5人(調査担当3尋問担当2)の部下を引き連れセトルラームで諜報活動にあたる。

一般臣民

ヴェブラ・ヴォルテオ
「いらっしゃい!、まぁ……欲しかったら言ってな!」
 帝都カーマフォルトに住む商人、幼い少女のような見た目だが成人済みの男性。ケルフィリア族の中では珍しい黒髪。客に対しては金の事を1番に考える守銭奴だが、仲間に対しては思いやりがあり稀に身を挺して守ることもある。所有している包丁は商売道具兼護身用、暑がりな為よく脱ぐ、愛煙家。個人所有の小型貨物船を一隻所有している。

過去の人物


ヴェランデム・ヴィ・リシュアール
「大半の軍人はジャゴラス級の事を時代遅れだの鈍足だのレーザー無しだの勝手な事ばかり言いおるが、ワシは断言する!このジャゴラス級こそ我が連合帝国海軍最高傑作の海上戦艦であると!ワシは敵原子力潜水艦をジャゴラス301号艦で踏み潰してやったんだ、レーザーなど無くとも強いのがジャゴラス級じゃ!」
 イドゥニア大戦時にジャゴラス級重戦艦に乗艦し指揮していたロフィルナ人艦長。宇宙新暦2200年に連合帝国海軍にて301号ジャゴラス級重戦艦の艦長に就任。宇宙新暦3960年に発生したモルピロ海海戦にて敵の原子力潜水艦の魚雷攻撃を受け大破、301号艦を浮上していた敵原子力潜水艦に突撃させ見事撃沈。その後は衝突時の損傷が激しい301号艦は解体となり新たに建造された560号艦に乗艦。宇宙新暦4479年、ラノリーネ近海にて多数の艦船を寄せ集めて防衛に徹していた時に帝国の反攻作戦が開始。ヴェランデム艦長は560号艦と共に任務を遂行した。宇宙新暦4700年に退役し惑星イドゥニアのジャゴラスにて集合住宅で暮らす、その2年後にヴェランデム艦長の560号艦も退役する。宇宙新暦4761年に発生したAIの暴走では久しぶりにジャゴラス級(戦後製26号艦)に乗艦し戦う。惑星防衛AIから放たれた攻撃により足が無くなり、この怪我が原因で寿命を縮める。宇宙新暦4850年にAI暴走の終結を見届けてから死亡した。

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最終更新:2025年01月25日 15:16