概要
メレザ・レクネールは、
セトルラーム連邦出身のツォルマリア人で、
フィロム・アーツ学会における三大魔導師の一人として知られる。大戦時、長きに渡る逃避行の末にツォルマリア文明と接触。その後、各セクターに広がる
B.N.S.航路の復旧に貢献し、戦後秩序の建設を成し遂げた。改暦セレモニーを迎え、
文明共立機構が発足すると表舞台から姿を消し、人知れず大戦時代における犠牲者の弔いを続けてきた経歴を持つ。この間、各国有志と親睦を深め、魔導科学士としての実績も重ねていった。以上の経験から過去の遺物に対して造詣が深く、それらの利用法を取り仕切る管理者となって久しい。過去二度にわたる体制改革の中で国家間の合意を引き出した。近年はイドゥニア情勢の悪化に危機感を抱くハト派の要請に応える形で再び最高議長の重責を担う。当のメレザは力を行使することの重大性を理解しており、強大な武力を持つ
平和維持軍の暴走を防ぐことに努めているという。
自己紹介
『ようこそおいでくださいました。私の名はメレザ・レクネール。共立機構の議長を務めさせて頂いてます。……と、言っても今は職務外ですし、堅苦しいお話はこの際なしに致しましょう。オフラインでは主に読書などしてますが、郊外の記念公園でゆっくり日向ぼっこをするのが好きですね。同じような目的で寛がれている皆さんとお茶をしたり、散策をしながら過ごしています。他には、友人とボードゲームをして遊ぶこともあるのですけど、あまり勝てなくて。……ぱっとしないですか?そうですね~。じゃあ、技能訓練のお話でもしましょうか。これでも一応戦闘の心得がありまして。術の講師をやってるんですよ。それで、水を操って相手を閉じ込めたり、詠唱を封じたりするんですけど……ぱっとしない?私、面白い話するの苦手なんですよね~。ただ黙って過ごすのも悪いですし……。どちらかと言えば静かに過ごすのが向いているのかもしれません。ですから、あまり気を使わないでくださいね』
経歴
人物
基本的には極めて穏やかな人物とされる。いつもニコニコしており、挨拶を欠かさない。むしろ笑っていない時のほうが珍しく、メレザの精神状態を心配する声も聞かれた。当のメレザ自身は怒ること自体が無意味であることを悟っており、「過去十分すぎるほど怒りを表してしまいました」と述べている。日々の生活では健康であることを心がけ、今の感情に関わらず、事務的にスケジュールをこなすことを信条とする。そうすることで結果的に高い生産性を得られるからだ。複数の物事に対して同時に進行させることが得意である反面、要領を得ない側近のフォローに苦心している現状がある。一度された酷いことに関しては忘れることが出来ず、今でも一定の憤りを覚えるらしい。受けた恩義に関しても忘れることが出来ないため、人を頼ること自体に抵抗を覚えるようになった。幼少期に抑圧された経験から、人権問題には敏感。些細なブラックジョークであっても眉をひそめ、気を悪くしてしまう。仕事柄健康に気を配っており、日々のメニューは、ほぼ完全に植物性食品をチョイスしている。……基本的には優しくて気品もある、物腰穏やかな人物には違いないのだが、度重なる常識外れの事件に頭を痛めて久しく、事案によって塩対応する程度のやさぐれ具合を発揮した。
魔導科学士として
普段は自らが建設に関わった
クランナム・ステルで読書に耽っている。塔内では常時キメラ化した警備AIを放っており、招かれざる客が近づけぬよう固めているが、自らを理解する一部の古き友に対してはフリーパスを与え任意の接触を許した。更に自身が統括する転移術式によって独自のネットワーク領域(
B.N.S.バブルレーン)を構築。
人ならざる存在を通じて様々な異世界の知識に触れているという。過去戦時下における経験から接触することの危険性を熟知するため、観測した個別の事件に関しては傍観者でいることが殆どらしい。そうしたメレザの思想は実際の行動にも現れており、共立世界を代表する最高議長として各国間の情勢を注視している。実に3000年以上もの研鑽を積み重ねているだけあって、
魔導科学士としては規格外の発動能力を会得した。日々流れてくる膨大な記録情報を処理すべく最先端の
ライフサイクル・システムと接続し、肉体・精神両面での健康を保っているという。強大な召喚能力を得ることの代償として、少しずつ古い記憶を失っており、この症状は、最新の医療技術をもってしても防げない。メレザ自身も特異存在として登録されることを受け入れ、未来志向の『開拓』に努める決意を新たにした。大切な友人達との思い出を守るため、記録を付けるのが日課になっている。
政治家として
近年は
文明共立機構常任最高議長を務める。直轄領におけるハト派の支持を受けて当選し、福祉政策を重んじる平和外交を進めてきた。歴代議長の中でも特に穏健な人物として知られ、内政不干渉の原則のもと、構成国への指導介入を渋る傾向が強い。一方、右派系メディアであるアルバンスティル・パルラのバッシングに晒されており、やむを得ず
イドゥアム帝国の
指定評価を見直すなど、就任当初において様々な政治的困難を抱えた。レクネール個人としては、事態をエスカレートさせず、段階的に問題の解決を促す意向を明らかにし、過激派の倒閣運動に屈しない姿勢を強調している。政策面では、「交渉プロセスに難を抱えており、甘さが抜けきっていない」と
ヴァンス・フリートン大統領から指摘された。
戦時下における悲惨な逃避行を経験してきた立場から、筋金入りのハト派として活動する。
一方、平和維持軍の削減は検討しておらず、共立機構による絶対的抑止力の維持に賛成の意を表した。
人道主義を掲げる一方、内政不干渉の原則を基軸とした現実路線を展開し、一定の支持を得ている。
- 共立三原則の強化に賛成。「共立憲章を改正して指導介入をやりやすくするべきだ」とする意見に慎重な立場を表した。
- 人権向上への取り組みに賛成。「構成主体における内政問題については、慎重な決断を要します。長期的観点から、現実的な解決手段を模索するべきでしょう」
- 確率操作(現実改変)を可能とする波動収縮兵器の削減に賛成。「現実問題としてすぐにと言うわけにはいきませんが。慎重に検討いたします」
- 闘争競技の規制に慎重。「私達の倫理が問われる一方、戦争抑止に寄与している側面もあり総合的に検討しなければなりません」
- 特異収集局による危険アーティファクトの接収に慎重。「交渉に際しては極力禍根を残さない形で、慎重に臨むべきです」との見解も示した。
- アルバンスティル・パルラの報道を巡る最高評議会の規制に反対。「原則の正当性を損なうものであり、自制するべきでしょう」
以上、共立機構においては現状維持派に属し、個々の尊厳に応じた棲み分けが必要との立場を採る。また、フリートン大統領が「苦役からの解放」を主張したことに対し、個人的な意見であることを前置きした上で、「時代に即した雇用を創出しなければなりません」と述べた。加えて福祉政策による景気の向上を訴えており、「消費と分配の質を高めていくことが重要」と答えている。以上の視点から、フリートン政権の経済政策.「大胆な投資と積極的な財政出動を促す」成長戦略に関しては「個人的に大賛成」と述べるなど、一定の評価を示していた。しかし、「手当たり次第にバラまけば良いものではなく、物価を考慮すべき。労働義務の撤廃についても伝統や生き方、需要の問題だと思います。極論の危うさ、問題点を見ていきましょう」との考えを述べている。更に「社会を堕落させかねない娯楽政策に関しては、絶対に反対です」と表明した。
臨時レクネール体制
在任期間:601年~603年
前任の常任最高議長が病没し、
文明共立機構が次期議長選出までの過渡期を迎える中、メレザ・レクネールが臨時最高議長として一時的に登板した。この時期は、前任者が進めてきた転移者コミュニティと共立機構構成国との融和政策を引き継ぎつつ、後任への円滑な移行を目的とした穏やかな運営が求められた。レクネールは、前任者の遺志を尊重しつつ、大きな変革よりも現状維持と調整に重点を置いた。彼女はまず、転移者コミュニティとの定期対話の継続を確保。前任者が築いた信頼関係を損なわないよう、転移者代表との会合を重ね、共立機構内での彼らの権利保護を再確認する声明を発表した。また、構成国間の不満を抑えるため、各国との調整会議を頻繁に開催し、次期議長選出に向けた地盤固めを行った。特に、
セトルラーム共立連邦の強硬派が転移者政策に難色を示す中、レクネールは穏やかな対話を通じて反発を最小限に抑えた。この期間中、目立った新政策は打ち出さなかったものの、
転移者への人道支援の一環として、彼女の転移術式を活用し、辺境セクターへの物資補給を小規模ながら継続。これにより、転移者コミュニティからの信頼を維持した。一方で、
ヴァンス・フリートン大統領とは転移者政策の進め方を巡って意見が対立したが、公の場での衝突は避け、裏での調整に徹した。臨時レクネール体制は、あくまで次期議長へのバトンタッチを目的とした短い期間であり、603年に選挙を経てオルトリア体制に移行した。レクネール自身はこの期間を振り返り、「前任者の遺志を繋ぐための静かな務めだった」と語っており、大きな波乱なく役割を果たしたと評価されている。
第一次レクネール体制
在任期間:630年~660年
転移者星間戦争から39年後―――世界は
ルドラトリス安全保障盟約(通称、Heller/ヘレール)および
ネルヴェサ―民主同盟(通称、ÞANE/サーネ)による冷戦構造の只中にあった。そんな中、世界混乱の責を問われ、辞任に追い込まれた前任の代役として注目されたのが、穏健派のレクネールであった。レクネールは当初、世界情勢の早期収束に難色を示したが、最終的にはセトルラーム代表の説得に折れる形で次期議長としての選挙戦に臨んだ。結果、中道派諸国の信任を勝ち取り、真っ二つに割れた世界構造の収束へと乗り出したのである。レクネールは手始めに警告指定を課されて久しいオクシレインに対する指定引き下げを実行する変わりに、
センジュ大統領の融和政策を支援する決定をくだした。一部の中小諸国の反対にも関わらず、オクシレインへの資金援助を実行した結果、
民間人及び外交使節に関する非常時保護条約が成立し、一方のHellerを率いる
ユミル・イドゥアム連合帝国の軟化を引き出すことに成功した。
続いて同632年。
オクシレイン大衆自由国において、
トローネ皇帝の親善訪問が実現すると、激化の様相を辿っていた冷戦構造に終止符を打つ流れが形成され、レクネール体制による融和路線の継続が確定したのである。同645年に改編された
中央総隊
は、従来の多国籍部隊と連携しつつも、紛争事態のエスカレーションを未然に防ぐことを主な使命として活動した。これにより、
文明共立機構による世界秩序の牽引に成功したレクネールの支持率は上昇し、同650年、戦略攻撃相当手段の抑制を目的とする
ラムティス条約の成立へと至った。同655年には
ソルキア解釈と呼ばれる新内政不干渉の原則が成立。これにより、国際人道主義を基準とする一定の法解釈が認められ、平和維持軍による特定勢力への制裁も(これまでと比べれば)容易に実施できる体制となった。しかし、これら一連の政策は後に
キューズ・アライアンスと呼ばれる過激派の台頭を促し、更なる課題を生み出したとして非難される流れにも繋がった。結果的に当時のレクネール体制を支持する声が高く、同660年の任期満了まで重責を全うする結果となった。
第二次レクネール体制
在任期間:755年~785年
世界が安定を取り戻してから、約1世紀を経た頃、比較的穏健と目されるレクネールの実績が注目され、再び常任最高議長に就任した。この時代においては特に大きな事件も起こらず、表面上の安定を謳歌していたレクネール体制であったが、その内実は新たに創設されて久しい
特異収集局を巡る人事に頭を痛める毎日であったという。
とある事情から、
闇錨白帆の局長就任を是が非でも避けたいレクネールとしては、あらゆる手段を講じて、その活動を妨害したが、予想以上の抵抗に合い、諦めざるを得なかった経緯がある。最終的には、
現象魔法技術に対抗意識を燃やす
セトルラーム共立連邦の覇権志向を牽制するため、最も適任とされた白帆の就任推薦状にサインをした。時の代表総議会の説得に根負けした形となるわけだが……このことはレクネール個人にとってトラウマの一つと化しており、任期終了後、暫く自宅に引きこもるほどの落ち込みようを発揮したらしい。()
第三次レクネール体制
在任期間:995年~
冒頭の解説で述べた通り、ハト派の推薦を受けて当選する。前回のトラウマを未だ引きずっており、渋々引き受けたらしいが。(
今期の主な使命は、雲行きが怪しすぎる
ロフィルナ王国をなだめること。そして、いよいよ武力行使も辞さなくなった
セトルラーム共立連邦の爆走を阻止することである。
ユミル・イドゥアム連合帝国と
キルマリーナ共立国の領域問題を仲裁しなければならない重責も背負っており、就任早々に胃が重くなること山の如しでストレスマッハな日常に苛まれているという。
第一次レクネール体制の課題として指摘される
FT2執行会議の過激派とも向き合う形となってしまい……
ご愁傷さまです。()
語録
「うんと外の解放感を味わって、何も考えず、清浄な風に身を委ねる。暖かな星々の光も堪能できて……ぱっとしない?」
「願わくば、これまでの歴史において、犠牲となられた全ての魂に永久の安息がもたらされるよう祈ります」
先の終戦を記念する平和式典において。発展への誓いを新たにした。
「若い人達に伝えたいこと……ですか。私が警鐘を鳴らさなくても済むように頑張って頂きたいです。ごめんなさいね。偉そうで。でも、こればかりは言葉を選べないから……」
数少ない歴史の証人として、特に伝えたいことを問われて。
「この時間は、私だけのもの。ふふ……身体的には老いてないはずなのにね」
あまりにも多くの変化を遂げた世界の行く末に。3500年以上もの長きにわたる自分自身の過去を振り返りながら。
「悲しいことに、私は彼のことを忘れてしまいました。これは契約の代償なのでしょう。彼がどんな人だったのか、もう何一つ思い出せないのです。でも、きっと彼は私にとって大切な存在だったのでしょう。それを裏付けるように、多くの物語が記されています。あの大戦の中で、理想の共立世界を描いた群像劇もあります。そして何よりも、私自身が記したであろう航海日誌の数々も。長きにわたる逃避と孤独な航海……先生との出会い……ようやく見つけた安寧の土地。変わりゆく世界の中で、今の私自身も、いずれ消えていくのでしょう……」
心を許せる友人に。自分自身の宿命を受け入れ、ともに歩んでいく決意を明かした。
「想像力に欠けているのは、必ずしも悪いことばかりではありません。無知が救いになることだってあります。貴方の魂に永久の平穏が訪れますように……」
過去の大戦を忘れられず、若い世代への憎悪に苛まれる不老の退役軍人に。切ない表情を浮かべながら。
老兵いわく、『連中は恵まれた時代に生まれ、自分がさも自立しているかのように錯覚し、その甘美な幻想に酔いしれている。俺にはそれが許せない。若さゆえの傲慢さ、想像力の欠如した愚か者どもが……。畜生にも劣る言動を見せる奴らが、この世の中でのうのうと生きていることが、俺には耐えられないのだ。俺の心には、過去の大戦の記憶が今も生々しく刻み込まれている。無知というのは、時に救いだと知りながらも、その無知がもたらす傲慢さには、どうしても耐えられない。奴らの無知と傲慢が、俺の魂を蝕んでいるんだ』。
「もう、これ以上、意固地にならないで。お願いです。この戦争で最後にしてください……」
「あなたは……ッ死んでなんかいない!!あなたは生きてる!一人の人間として!生きてるッ!!」
戦争犯罪者ディース・ヴィ・ティラストの暴言に対して。『ああ、そうだ、その通りだ。俺は信仰者などではない、ただの冷酷な人殺しさ……この広大な宇宙のように、救いようのない通り魔だ。家族を、友人を、財産を、全てを奴らの軍隊に奪われ、踏みにじられた。その理由は何だ?命令だから?仕方なく?己の生活のためか?……嗤わせるな!それならまだしも、あの連中ときたら、腐ったゴミを弄ぶかのごとく、無慈悲に笑いながら、俺の全てを踏みにじってくれた。愉しげに笑う奴らを見て、俺も笑うしかなかったよ。だからこそ、俺も同じく返礼を届けたかったんだ。今の俺は屍肉も同然だ……殺すなら殺せ。どうせお前たち全員、いずれは忘れるだろう。これからも闘争は繰り返される……せいぜい仲良く、この地獄を味わってくれ』。
「連合帝国の体制については、多くの誤解が生じているように思えます。たしかにあの国は独裁制を取っており、人道上の懸念もございますが……徐々に改善されつつあるでしょう?急激な構造改革は流血と失敗のリスクを伴います。あなた達の正義を徒に振りかざすべきではありません」
「一人の政治家として、彼の理性的な対応を強く支持します。この条約の制定は、絶対に成し遂げるべきことです」
「私にできることであれば喜んでお教えしますよ。この1000年分の課題も時間をかけて濃密に、うんとっう~んと継承します❤」
「……警備も面の皮も厚いあの男のことですし、多少はね?もちろん、人を傷つけるような行いには反対ですが」
過激派による
セ連大統領暗殺未遂疑惑について。この後、過ぎた暴言として謝罪プレイした。
一方の大統領は恥辱に震える最高議長を眺めることができて、ご満悦の様子であったというが、国内外に拡散され普通に炎上したらしい。
そして、党派を超えた
闇組織の結成に繋がった。
「敵か味方か、0か1かに囚われる貴方の考え方には同意できません。ご自身の弱さに甘えず、しっかりと見極めてください」
「お願いですから、刺激しないで?また度数を下げたいの?」
外国の指導者を怒らせた
下僕に。意味:『大好きな酒盛りを台無しにしたいの?とびっきりの
令咏術でアルコールを抜きますよ』。引きつった笑顔で。
「馬鹿なの?散りたいの?……公女としての責任を再確認しなさいね」
金欠を拗らせて自身の体(生体データ)を売ろうとした
某国の公女に。満面の笑顔で。
「まぁ、これまで幾度となく葛藤を繰り返してきたわけですが。一つだけ、一つだけ度し難いことがありまして……なぜか、あの男のことを忘れられないのです。なぜ?どうしてなの?」
重厚な契約を交わして久しい
時の下僕に。彼の回答→『まぁ、少しくらいは思い出深い記憶を残してやりたくてな。感謝しろ。せめてもの温情だ』。―――メレザ絶対零度に突入……ッ!キシマレ不可避でございます。ファイッ!()
人間関係
エピソード
- 起床後は連合帝国国営放送を見るのが趣味で、茶を飲みながら古き良きレトロ文化を懐かしんでいる。
- 母国セトルラームで広がる反政府運動に感動し、涙を流す。抑圧された歴史の重みを感じるらしい。
- アリウス大公の御前で、現職大統領が号泣芸を披露すると呆れたようにチャンネルを変える。
- 普段は控えめにしているが、一度怒ると雷が走る激流を大統領にぶつけ、狼狽させるなどしていた。
- 亡くなった恋人との関係を茶化されるのが一番の地雷で、キレると周辺の温度が氷点下を貫く。()
- 昔ながらの入浴にこだわっており、現代型のクリーナーを使おうとしない。そのせいでたまに臭いと言われる。
- 静かに過ごすのが好きで一人で寛いでいるところをよく目撃される。本来はあまり喋らない性格のようだ。
- 午後正午に安全確認を行うのが日課で、その度に全世界の平和を祈っている。祈り終えたら公務を再開する。
- 煽り耐性を高めるためルシタリエに自分を茶化すよう強制したが、やがて我慢できなくなり執務室の温度が低下していく。
- ブラック上司と指摘されて執務室の温度が100度上昇した。その後、自らの行いを反省し、不殺の誓いを立てる。
- 極力温厚な姿勢を崩さぬよう心がけているが、唯一暴力を奮ったことのある相手が現職大統領で人に言えない黒歴史と化している。
- アリウス大公からお茶会に誘われることが多く、毎度緊張している。大統領の身の安全は心配していない。
- 妻との関係が拗れて泣き言を漏らす現職大統領に熱い説教を食らわせた。政局に現を抜かす旧友を更生させたかったらしい。
- 就寝前にパルディステルの町並みを眺めるのが好きで、モチベーションの源になっているようだ。
- 議長就任以前は私立コルナス高等学校の理事長を努めており、荒廃した教育現場の立て直しに貢献した。
- 庭園にて寛いでいる時、突如眼前に現れた変態おじさんから「胸は小さいのに背は高いんだね」などと煽られ魔王を召喚する。二度と自分に近づけぬよう厳重な浄化術式を施し、周辺の警備体制も強化した。
- 主にセトルラーム共立連邦関連で多くの外交問題と向き合わざるを得えず、個人としても政治家としてもヴァンス・フリートン大統領にお怒りを申し上げる「恨み節常任最高議長」の伝説を確定させてしまった。
- 議長歴任に伴う過大なストレスからプライベートにおいてはメンヘラと化して久しく、パルディ・ルスタリエの同情を誘っているという。
共立公歴1000年時点
- 過剰なストレスから生じるメンヘラ精神をもって、たとえ魔法使いであろうとヤバそうな凶器を手に持ち立ち上がるレベル。おつかれさまでございます。
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最終更新:2025年07月14日 21:33