名前:サテラ・イートアイ
種族: ジラーチ
出身:不明
性別:♀
性格:傲慢、自信家、詰めの甘い完璧主義者
身長: 85cm
体重: 10kg
年齢:不明(見た目10代前半)
職業: 天才
所属:粛世羅刹
特性:超テレパシー
武器: 天才的頭脳、洗脳兵
持ち技:特になし
一人称:サテラ
二人称:あなた、○○さん(主に仲間)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=4261166&tag=%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC
(キャラクターシートの文章は初期の設定であり、wikiの説明とは異なる点もあります)

●説明
岩戸に拾われ粛世羅刹に入り、それ以来岩戸の事を妄信している。
最初のうちは頭は良いが思い込みが激しく少々自信過剰な点があるくらいの生真面目な少女であったが、岩戸の事を想い羅刹の仕事をこなしていくうちに徐々に性格が歪んでいき、今では暴走しかけている。

  • 生い立ち
元々サテラは本物のジラーチでは無く、“千年の眠りの後に一週間だけ目覚め人々の願いを叶える星神”が眠っている間に外の世界を見るために作った『みがわり』に精神を宿した神のレプリカ。宿された精神は星神の複製ではなく式神や使い魔に近い。

星神はサテラにソルロックとルナトーンを従者として生み出す力を与え、天高く放ったソルロックとルナトーン達が衛星軌道上から見た世界の光景をテレパシーで受信させ、ソレを夢として眠っている自分に届くようにした。

星神は生まれてから数回目覚め人々の願いを叶えてきたが目覚めた時はいつも人々が自分を温かく歓迎し、一週間毎日美味しい食べ物や楽しい音楽、綺麗な踊りに囲まれ国中のの全てが笑顔で溢れていた。だから一週間だけでは我慢できなくなりサテラを生み出す事で眠っている間もこの素晴らしい世界を夢として楽しもうとしたのだ。

しかし世界は星神の思っていたものと全然違っていた、星神が眠りに付いた後のその国には差別と貧困に溢れ上流階級の貴族や星神の神官ばかりが奇跡の恩恵を貪っており、他の国を見ても戦争や様々な悲劇が繰り広げられている。星神と同じ姿をしたサテラを見て親切にしてくる人は何人もいたがレプリカであるサテラには願いを叶える力がないと知ると「騙された」と憤りサテラを苛めた。

世界の醜さや人々のサテラに対する仕打ちを夢と言う形で何年も見せ付けられるうちに星神は世界に絶望し心を閉ざしてしまい、役目を失ったサテラはフラフラと世界をさまよう事となる。
世界は美しいと信じて疑わなかった主人は世界の醜い部分しか見えなかった様だが実際に世界をさまよい人と触れ合ったサテラは世界は醜いだけではなく確かに善も存在する事を感じていたが、善と言うもののか弱さに絶望を感じはじめていた。

無数の衛星を駆使して世界から知識を集めても自分一人では世界を変える事が出来ない歯がゆさや無力感に心身ともに疲れ果て、道の片隅で膝を抱えて全てを諦め主人の様に心を閉ざしてしまおうと考えたその時、サテラの前に一人の男が現れる。

その男は数日ろくに食事も取らず痩せこけ衰弱したサテラの体を抱き上げると耳元で静かに語り始めた。
それは悪が然るべき報いを受け、正しき者が幸せに暮らせる世界の話。
そのような理想が叶うはずが無いと思いかけたが、その男の目にはサテラが世界中を見渡しても見たことの無い程の覚悟が見えた。

このお方なら・・・本当に世界を正しく導けるのかもしれない・・・・・・

壊れかけた心のひびがこの男、岩戸によって満たされ癒されていく温もりを感じながらサテラは己の全てを彼の理想に捧げる事を誓うのであった。

  • 肉体について
サテラの肉体は前記の通り星神が作り上げた『みがわり』であるのだが、数千年生きているとは言え実質一週間を数回しか経験していない本体の精神力をサテラはすでに凌駕しており、現在では主導権はサテラが握っている。
星神が願いをかなえる為に千年かけて溜めるエネルギーを奪い取っているため『みがわり』の身でありながら生身の体となんら変わらないどころか食事も睡眠も実質必要が無く無休で活動していられる程の生命力を持つ。
しかし元々頭脳労働用に作られた肉体であるため身体能力は恐ろしく低く念動力で補助しなければスプーンも持てない。
本領は頭脳労働という事で気にしていない風を装ってはいるがこの貧弱な肉体に強いコンプレックスを抱いている。

粛世羅刹に入った当時妙に肩肘張り真面目ぶっていたサテラは最古参メンバーの一人でありながら仕事は選ぶしすぐに遊びに出かけるし岩戸には妙に馴れ馴れしいメルトに対し非常に苛立ち、いつも一方的に文句を言っては適当にあしらわれるといった関係だった。
任務に出ても相手が気に入らないとそのまま帰ってきたりと適当なメルトを監視して付いて回っているうちに何故か逆に気に入られてしまい一緒にいる機会が増え周囲からもコンビのような扱いを受けるようになってしまう(扱いにくいメルトの扱いを口うるさい新人のサテラに押し付けた形に近い)

後記の『氷焔壊滅作戦』においても共に行動し、最初は作戦の立案から実行までサテラが行いメルトは気が向いたときにちょっかいを出す程度であったが、次第に共同作戦が多くなり、普段はチャランポランでありながらも実戦での確かな実力と知識だけでは補えない経験、作戦失敗時に落ち込むサテラを慰める時ほんの一瞬垣間見える聖母のような温もり(その後は狂気のエロ悪戯タイム)に尊敬の念を抱くようになる。
メルトもまた、数々の作戦を通じて悲惨な過去と度重なる失敗や障害に対し自分のように狂気に逃げず文字通り無様に這い蹲ってでも決して折れないサテラに魅せられ、互いに尊敬しあったコンビへと成長していく。

後にメルトも岩戸に対しての好意を自覚した際には恋敵と考えず
「わあ~っ メルトさんもサテラと同じ人が好きなんて素敵ですぅ~!」
とか言っている。ちなみに他の者が岩戸に対して好意を持っていたりすると呪わんばかりに敵対視する。
岩戸のことは救世主や絶対者に対しての崇拝に近い好意であるがメルトに対しては一人の人として敬意と好意を寄せている模様。

  • 氷焔壊滅作戦について
粛世羅刹に入った当時は衛星による偵察、テレパシーによるナビゲートを主に行っていたが次第に『氷焔』というギルドが羅刹の作戦を邪魔するようになる。
氷焔が暗躍ギルドである粛世羅刹のことを知っているとは考えにくいが、その情報力や戦闘力にこちらの作戦が邪魔されているのは事実であり、岩戸の崇高な理想が阻まれることに我慢できなくなったサテラは半ば独断専行で氷焔を壊滅させるためにメルトと共に暗躍を開始する。

主な作戦内容は刺客を雇って氷焔主要メンバーの暗殺、風評操作、補給系統の断絶、施設爆破など等・・・
しかしどれも氷焔の団結力の前では失敗に終わり、勝手なことをしておきながら結果を出せずに醜態を晒す事になってしまう。

その後氷焔所属の霊媒師の少女カリーナに自分達の事を突き止められてしまい、それを誰かに喋られる前に慌てて拉致監禁。
生かして帰す訳にはいかずに『知りすぎた罪』等とでっち上げて処刑を決定し恥を上塗りすることとなる。
せめて処刑前に氷焔攻略のヒントを得ようと尋問をするも一向に口を割ろうとしないカリーナに対しての苛立ちとこれ以上岩戸に醜態を晒したくないという恐怖と焦りに追い詰められながらカリーナに対して口を割るよう命じた最大出力のテレパシーによって新たな能力に開花し、サテラの持つ強力なテレパシーで相手の精神を塗りつぶす事で洗脳する事ができるようになる。

洗脳したカリーナから得た情報を元に第二次氷焔壊滅作戦を開始。
内部情報を基にしているため以前よりも効果的な成果を上げる事が出来るようにはなったが、カリーナは単なる構成員に過ぎない上に氷焔に入ってそれほど永くなかったために得られる情報にも限度があり再び壁にぶつかる事となる。

しかし第二次作戦と平行して行っていたカリーナを実験台にしてのテレパシー能力の更なる可能性の追求実験によりまた新たな能力を開発。
超強力な暗示により遺伝子情報すらを騙す事で成長促進から若返り、または種族上ありえない程の身長や体格の変化、身体能力や再生力の飛躍的向上を可能にした。
理論上は角や新たな腕を生やしたり等も可能であるのだが過度の肉体改造は精神と肉体に負担が大きく壊れてしまう可能性が高い事が他の『実験動物』によって確認できていたため、サテラのテレパシーとの相性が抜群に良い貴重なサンプルのカリーナは進化の促進と高身長化、身体能力の向上程度の改造で済ませている。

こうして肉体改造により容姿が明らかに変わってしまったカリーナを中心に路地裏や刑務所から拉致してきた羅刹的に抹殺が許されるようなチンピラや囚人を洗脳改造した強化兵団による直接攻撃を主軸とした第三次氷焔壊滅作戦を開始する。
もうすでに岩戸に対して言い訳はし尽くし決して失敗は許されない状況であったにも関わらず結局は敗北。
半ば自暴自棄になり氷焔主導者二名を誘い出しての直接戦闘すら考えていた所で遂に岩戸から氷焔壊滅作戦の中止を命じられる。

当時のサテラと聖人の能力を取り戻す前のメルトが氷焔主導者のフブキバーンに挑んでいれば確実に命を落すことになったため、岩戸の作戦中止命令は結果的にサテラを破滅に向かう運命から救った事になるのだが、サテラ自身は度重なる失敗により岩戸の信頼を失い捨てられてしまう事への恐怖と絶望、自らをこんな状況に追い込んだ氷焔への怒りと憎しみにより発狂しかねないほどに追い込まれていた。
サテラはカリーナに次ぐ洗脳奴隷とするため監禁していたネイティオの少女メイシアにテレパシーで自分の中に溜まり渦巻く負の感情を移し精神の一部を切り捨てることで精神の安定を保つ事に成功する。
切り離された精神はメイシアの中でサテラ本体とは別にサテラとしての自我を持っており本体と記憶を共有しながら全く別の独立したもう一人のサテラとして存在しており、サテラの本体は岩戸の命に従い羅刹へと戻りもう一人のサテラは『ライア』と名乗りメイシアの肉体を乗っ取り行動を開始する。

サテラ本体には劣るもののライアも衛星を操りテレパシーによる洗脳や肉体改造の力を持ちそれを生かして『預言者』や『救世主』を名乗り社会から弾圧、迫害を受けている貧民や奴隷階級の者を集め肉体強化を施し下層市民解放軍『スーパーフェニックス』を設立する。
ライアのテレパシー能力はサテラ本体に劣るもののネイティオの特性『シンクロ』を利用しテレパシーを常に広域拡散する事により拒絶する相手を無理矢理洗脳するのではなく、弱者を救済し社会に立ち向かうスーパーフェニックスに興味を持ったものの心を惹きつける事によりより忠実な信者を大量に短期間で集める事に成功している。

スーパーフェニックスは表向きは『弱者救済、間違った世界の破壊と再生』を掲げた過激派ギルドであるがその真の目的はサテラ本体との共謀による『自ら望むものへの肉体改造の効果の研究』『表立った派手な破壊活動による羅刹のカムフラージュ』等があり、自ら集まってきた者たちのほかにも腕の立つ賞金稼ぎやゴロツキを用心棒としてスカウトして実験台や手駒にしている。
また、裏世界において粛世羅刹に対し因縁や恨みを持つものを『羅刹への復讐のチャンス』と『新たな力』を餌に集めて抹殺、懐柔する目的もある。

自ら集まって来た者たちは信仰心を利用しているため洗脳が解ける心配は無いが、用心棒など外部協力者のなかには洗脳や反逆防止の暗示が解けてしまうこともあるがそれらが解けると同時に機密忘却の暗示もかけてある。

  • 星組について
氷焔壊滅作戦により様々な能力とカリーナという手駒を得たサテラはナビゲーターだけではなく自身も積極的に任務に参加するようになる。
しかしサテラの戦い方は人質やトラウマを利用して相手の心の弱みを徹底的に責めるものや抹殺対象を捉えて改造し死ぬまで捨て駒のようにこき使い、カリーナも壊さないまでも道具のように利用したものであり、そのあまりの卑怯でえげつないやり方は『外道』たる粛世羅刹内でも軽蔑され次第に孤立していく事となる。
羅刹本部で居場所を失ったサテラはメルト、カリーナと共に独立部隊『星組』として独自行動を開始する。

星組は羅刹に送られてくる裏依頼の暗殺リストからも逃れているような悪を探し出して抹殺することを主任務としながら、同時にギャングやマフィア、マスコミや警察、政治家など社会に影響力を持った組織内の幹部級で些細な事でも悪事を働いているものを見つけ出しては洗脳し手駒とすることで裏社会での影響力を築き上げている。

後にとある町で浮浪者たちを束ねて賞金稼ぎや用心棒を行っていたトリフィとその卑怯な手口や肉体へのコンプレックスから意気投合し友として星組に引き入れる。

戦神のクトネシリカにカリーナの洗脳を解き奪われ、メルトがリーダーのネフティと友好関係を持ったことから戦神とは因縁浅からぬ関係。
基本的にサテラは才を発揮する事で周囲から評価され、強靭で恵まれた肉体を持つ戦神を快く思っていない。
特に人望が厚く己の尊敬するメルトと仲良くしているネフティには強い嫉妬を抱いており大嫌い。
手駒の達人や組織をけしかけては軽くいなされている。

カリーナを失った後、新たな手駒として封印された厄神に目を付ける。
聖人として復活したメルトの力を借り神の封印の制御を得てかつて封印された”あらゆる物理現象を捻じ曲げ異世界を創造する神”の力を得る。
とはいっても神の力は殆どセーブしてあり小さな村ほどの広さの隔離世界を作らせそこに館を築き拠点とする。
力を制限された神はその小さな世界を維持管理するだけで精一杯で戦闘要員としては当てにならないため普段は館でメイドとして使っている。

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最終更新:2010年09月18日 00:32