アリアの危機 - めておすがらくた

【アリアの危機】

日時	2012/12/28-29
主催者	のりもも
過去ログ	１日目

＜参加キャラ＞

持ち主	キャラ
ueda	宮田、オルト
ぼて	ユーズ
藁田猫	黒猫、ナツカ
のりもも	ルミ・ネース、スレパート、ハイン、アリア、 ギル、セイレン
dai	スターク、ヴィオレント
仲村亀樹	ツウケリュ、ラトフェイ
RD-Cat	アニマ
驚がく	林檎
餅	うさぎ兵、メアリス

＜ストーリー＞

久々に交流所を訪れたスタークとヴィオレント。
スタークは巨大な対物ライフル「己式対戦車銃」を持っていた。
ヴィオレントも巨大な拳銃を持っている。
そこへやってきたナツカは、スタークの己式対戦車銃をどこか懐かしそうに見ていた。

ナツカはスタークの銃を見て、交流所に来る前のことを思い出していた。
それは彼女に優しくしてくれた「お爺ちゃん」のことだった。
彼は巨大な大砲をたくさん持っていたらしい。

一行が雑談していると、ハインが息を切らして飛び込んできた。
なんと、アリアがまたさらわれてしまったという。
二人で出かけているとき、目を離したスキにさらわれてしまったらしい。
スレパートは万が一のために兄弟全員に渡していたGPSを使い、アリアの位置を探す。
幸い彼女の居場所はすぐに突き止めることができた。
以前、エリオとパステルが戦いをしていた街の工場に居るらしい。

目的の工場にたどり着いた一行。
慎重に進んでいると、どこからか声が聞こえてきた。
声の主は二人。　一人は男、もう一人は女だ。
「それにしても可愛い子ね、私が食べちゃうかしら……？」
「……それはどういう意味でだ」

声の出元とおぼしき非常階段へ向かう一行。
そこにあったのは、ギルとセイレン、そして横たわるアリアの姿だった。
一行は集中攻撃をしかけるが、ギルとセイレンはそれをしのぎ、街の広場へ逃げていった。
彼らを追い、一行は広場へ向かう。

一行は広場にたどり着くが、二人はギルの能力で作り出した壁に守られていた。
そして、これもギルの能力か、壁が突如変形しだし、巨人型モンスター「サイクロプス」へと変化した。
巨大な体と棍棒を武器に、サイクロプスは一行を苦しめる。　さらにはギルも攻撃を仕掛けてきた。
一行はそれを何とか耐えつつ反撃し、少しずつだがサイクロプスとギルを追い詰めていく。
一方うさぎ兵はどこかへ隠れたらしいセイレンの位置を探し始めていた。

一行の猛攻を耐え切れず、とうとうサイクロプスは砕け散った。
しかし、その破片はすぐにまた集合して変形しだし、今度はドラゴンになった。
対抗して竜の姿に戻るオルト。
ギルが健在である限りこの怪物は不死身だということに気づいた一行は、ドラゴンをオルトに任せ、ギルを集中攻撃する。

だが、大ダメージを受けたギルは怒りを爆発させ、巨大な鉄槌「トール・ハンマー」を振り下ろした。
宮田はあっさりおせんべいになり、他のメンバーも致命傷に近いダメージを負わされてしまう。
ラトフェイは体を鉄化して防いだが、地面に刺さって抜けなくなってしまった。
メアリスに至っては下半身がなくなっていたが、まだ動けるようだ。　もはや不死身に近い。
そして、セイレンを追っていたうさぎ兵も睡眠薬で無力化されてしまう。

トール・ハンマーだけでは飽き足らず、さらに攻撃を続けるギル。
もはや万事休すかと思われたが、それでも一行はあきらめなかった。
ユーズの光弾とオルトの火炎のブレス、メアリスの銃撃がとどめとなり、ギルは倒れた。
旗色悪しとみたセイレンはドラゴンに命令し、倒れたギルも連れて撤収していった。
残念ながら、一行には彼らを追撃するだけの力は残っていなかった。

ボロ雑巾、あるいはおせんべいと化した宮田に皆が駆け寄る。
彼は意識を失っていたが、ナツカの必死の手当てで何とか目覚めることができた。
宮田は残ったメディキットで皆に応急処置を施し、スレパートも回復の魔法をかける。
アリアも意識を失っているが、命に別状は無いようだ。
安心し、元気を取り戻した一行は交流所へと帰っていった。
ちなみに歩くことすらできない状態のメアリスはうさぎ兵のリュックに詰め込まれた。

帰ると、ルミ・ネースと黒猫が一行を出迎えた。
ルミ・ネースは、スレパートたち能力者兄弟を誘拐した者の実態が掴めてきたという。
その人物は恐らく闇の魔法使いであり、スレパートたちの能力を狙って誘拐したらしい。
彼は科学にも詳しく、他人の能力を奪う実験を行っていた。
ルミ・ネースはその人物と以前に関わったことがあるという。