<彼からの言葉>
― 二〇一四年七月八日、交流所に残された水晶型の記録媒体より ―
こんにちは。 や、はじめましての人も多いか。
僕は、ネタ師の萩原広幸(はぎわら ひろゆき)と言います。
僕は、ネタ師の萩原広幸(はぎわら ひろゆき)と言います。
僕は今、宇宙の外側の地、全てのなりたちの源とでも言うべき場所に住んでいます。
とても静かで、平和で、変化がなく、落ち着くところです。
とても静かで、平和で、変化がなく、落ち着くところです。
僕はかつて、ここの常連でした。
知らないヒトのために最初に説明しておくと、ネタ師というのは能力者みたいなものです。
どんな能力かというと、「ネタの力」というものを扱えるのです。
ネタの力を一言で説明すると、例えば魔力や妖力といった、不思議な事を引き起こす力を全て一まとめにしたもの、です。
どんな能力かというと、「ネタの力」というものを扱えるのです。
ネタの力を一言で説明すると、例えば魔力や妖力といった、不思議な事を引き起こす力を全て一まとめにしたもの、です。
それ以外のネタ師の特性として、世界の間を隔てる壁を越えられること、
そして異世界の物事を呼び寄せてしまうことがあります。
そして異世界の物事を呼び寄せてしまうことがあります。
僕はある事件をきっかけに自分が住んでいた世界を飛び出し、この世界にやってきました。
道案内のために入ったなりチ…… や、今は交流所か。
そこで、ジオライト星人の男の子に会って、仲良くなりました。 そして、そのまま居つきました。
そこで、ジオライト星人の男の子に会って、仲良くなりました。 そして、そのまま居つきました。
でも、ある時起こった事件で、僕はここを去らなくてはならなくなりました。
それでも僕はこの世界のことを忘れられなくて、離れたところからずっと見守っていました。
それでも僕はこの世界のことを忘れられなくて、離れたところからずっと見守っていました。
最近この世界で起こっている事態についても、知っていました。
去年から、今年の春くらいまでの流れは、かつてない程に深刻なものでした。
僕がいたころもほとんど毎日何かしらの騒ぎがあったのですが、大抵はその日のうちに収まるものでした。
それが今となっては、何ヶ月にもわたる争いが続いている。
僕がいたころもほとんど毎日何かしらの騒ぎがあったのですが、大抵はその日のうちに収まるものでした。
それが今となっては、何ヶ月にもわたる争いが続いている。
僕が今住んでいる場所からは、全ての世界を見に行くことができます。
もっとも範囲が広すぎるから、見に行く場所の手がかりみたいなのが必要になるんですけどね。
皆さんがPM……ん、個室とかでしていた内緒話なんかもほとんど見てきました。 ごめんなさい。
まあ、全部覗けたって保証はないんですけど。
もっとも範囲が広すぎるから、見に行く場所の手がかりみたいなのが必要になるんですけどね。
皆さんがPM……ん、個室とかでしていた内緒話なんかもほとんど見てきました。 ごめんなさい。
まあ、全部覗けたって保証はないんですけど。
……えっと、まあ、そういうわけで、僕は情報を集め続けていました。
それだけでなく、ある人に直接アドバイスをしてもいました。
それだけでなく、ある人に直接アドバイスをしてもいました。
そのある人というのは、宮田さんです。
イモータリウムを採りに鉱山に入った時のこと、思い出してください。
あの時、ドクター・アッチがバカをやって、宮田さんが地下水脈に落ちてしまいましたよね。
あの時、ドクター・アッチがバカをやって、宮田さんが地下水脈に落ちてしまいましたよね。
そこで僕は、宮田さんへのコンタクトを試みました。
僕は宮田さんに、この世界を侵そうとしている……侵そうとしていた存在のことを伝えました。
そして、僕自身が全てを伝えることはできないということも。
そして、僕自身が全てを伝えることはできないということも。
全てを伝えられない、というのは、それをしたら今のこの世界は壊れてしまうと思ったからです。
ゆーやさんやイルアスさんにとっては身近な存在でしょうけど、「中の人」というのがいるのです。
彼らはこの世界を演出し、動かしています。 皆さんを生み出した存在でもあります。
彼らはこの世界を演出し、動かしています。 皆さんを生み出した存在でもあります。
そして僕は今、その中の人に近い立場の存在になっています。
かつて僕がこの世界にいた頃、中の人たちはこの世界、そして僕ら自身と密接に結びついていました。
僕はピンチになったときに中の人に力を増幅してもらって乗り越えたりしましたし、
何か事件が起きた結果、中の人が殺されることもありました。 もちろんホントに死んだことはなかったけど。
僕はピンチになったときに中の人に力を増幅してもらって乗り越えたりしましたし、
何か事件が起きた結果、中の人が殺されることもありました。 もちろんホントに死んだことはなかったけど。
この世界はその中の人から離れつつありました。
もちろん、完全に離れてしまうことはないでしょう。 そうなっては成り立ちませんからね。
ただ、中の人の力を借りるとか、中の人に関することを皆さんが話すとか、そういったことが無くなったって話です。
もちろん、完全に離れてしまうことはないでしょう。 そうなっては成り立ちませんからね。
ただ、中の人の力を借りるとか、中の人に関することを皆さんが話すとか、そういったことが無くなったって話です。
そんな中で中の人しか知りえないような情報を伝えて、それに従って動いてもらうってのは、
なんていうかその…… 卑怯なことだったり、ルール違反なんじゃないか。
そういう不安があったんです。
なんていうかその…… 卑怯なことだったり、ルール違反なんじゃないか。
そういう不安があったんです。
なぜ今このことを伝えたかというと、今後この世界が今のまま続いていくことは無いだろうと思ったからです。
だから、中の人とこの世界の関わりがどうなるかもわからない。
そんな状況で本当のことを隠しておく理由も特に無いでしょう。
だから、中の人とこの世界の関わりがどうなるかもわからない。
そんな状況で本当のことを隠しておく理由も特に無いでしょう。
……それはともかく。
あの後ずっと、僕は今住んでる場所から宮田さんにテレパシーを飛ばして支援してました。
何かたまに宮田さんの様子がおかしくなったのを見た人もいると思いますが、僕が話しかけてたわけです。
あの後ずっと、僕は今住んでる場所から宮田さんにテレパシーを飛ばして支援してました。
何かたまに宮田さんの様子がおかしくなったのを見た人もいると思いますが、僕が話しかけてたわけです。
宮田さんのその後のことについて話します。
結論から言うと、四月の初めくらいにSPPは中止になり、あの人たちは皆もとの世界に帰りました。
この世界にあった研究所の支部も既に閉鎖され、近いうちに取り壊されるそうです。
この世界にあった研究所の支部も既に閉鎖され、近いうちに取り壊されるそうです。
大学の人たちは、宮田さんの書いていたレポートからこの世界の状況を知ることができました。
ブライトデリーターズとの戦い。 魔法世界ウィーズの存在。 アポカリプス計画。
タマコスモス。 均衡維持軍。 解放戦線。 ……そして、メアリスさん。
ブライトデリーターズとの戦い。 魔法世界ウィーズの存在。 アポカリプス計画。
タマコスモス。 均衡維持軍。 解放戦線。 ……そして、メアリスさん。
もともと、危険な目に遭うかもしれないことはある程度了解の上で行われていた計画ですし、
仮に遭ったとしてもそのサポートは非常に充実していました。
宮田さんは何度かひどい傷を負わされましたが、すぐ元通りになってましたし。
死にさえしなければいくらでもごまかしがきく、なんて話してたヤツもいました。
仮に遭ったとしてもそのサポートは非常に充実していました。
宮田さんは何度かひどい傷を負わされましたが、すぐ元通りになってましたし。
死にさえしなければいくらでもごまかしがきく、なんて話してたヤツもいました。
問題は、南風大学、ひいては宮田さんの住む世界そのものに累が及ぶかもしれないということでした。
均衡維持軍の例の術符やメアリスさんの計画の大体の内容が、宮田さんのレポートを介して大学に伝わったとき、
偉い人たちの間で話し合いが始まりました。
偉い人たちの間で話し合いが始まりました。
南風大学の偉い人だけではありません。 世の中全体をずっと裏から動かしてきたような人もいました。
自分は直接出てこなくて、SOUND ONLYて書かれたでかい板が代わりに話すような、そんな人たちです。
自分は直接出てこなくて、SOUND ONLYて書かれたでかい板が代わりに話すような、そんな人たちです。
彼らは南風大学の偉い人達を介し、宮田さんにそれとなく伝えました。
均衡維持軍も、解放戦線も、ワールドイーターも、タマコスモスも、 ……メアリスさんも、
ちょっとでもうちの世界に危険を及ぼしそうなものは全て問答無用でぶち殺せと。
ちょっとでもうちの世界に危険を及ぼしそうなものは全て問答無用でぶち殺せと。
でなければSPPは終わりだ、と。
それでも、宮田さんはメアリスさんを見限れませんでした。
そうしている内にとうとう宮田さん本人が話し合いの席に引っ張り出されましたが、
あの人に偉い人たちを説得できるだけの言葉はなくて、問い詰められて何も言えなくなって終わりました。
あの人に偉い人たちを説得できるだけの言葉はなくて、問い詰められて何も言えなくなって終わりました。
結局その後カール教授が代わりに話すことになり、そしてすぐに決議が下されました。
外向きには予算の都合という言い訳をつけてSPPを終わらせ、この交流所のある世界との関わりを断つことが決まったのです。
外向きには予算の都合という言い訳をつけてSPPを終わらせ、この交流所のある世界との関わりを断つことが決まったのです。
今、宮田さんの世界では、異世界転移の技術を応用し、
外部から危険な影響が及ぶときにそれを弾くシステムが実行されています。
ちょうど、パソコンのファイアーウォールみたいなものですね。
今はまだ技術が不完全みたいで、危険な物以外も入ってこれないし、逆に中から出てくることもできないみたいです。
外部から危険な影響が及ぶときにそれを弾くシステムが実行されています。
ちょうど、パソコンのファイアーウォールみたいなものですね。
今はまだ技術が不完全みたいで、危険な物以外も入ってこれないし、逆に中から出てくることもできないみたいです。
システムを動かしたり止めたりできるのは、さっき話した、板に代わりに語ってもらってる「偉い人たち」だけ。
その人たちはシステムを止める気はないようです。 そしてさっき言った欠点を直させる気もありません。
とりあえず、向こう百年くらいは。
その人たちはシステムを止める気はないようです。 そしてさっき言った欠点を直させる気もありません。
とりあえず、向こう百年くらいは。
みんな、長生きしてるんですよ。
大部分は人間じゃなくて……ってか、人間のメンバーも色々体いじってて。
大部分は人間じゃなくて……ってか、人間のメンバーも色々体いじってて。
僕は色々やって何とか宮田さんの世界をのぞくことができたけど、それ以外は本当に何もかも通さないようです。
中がどうなっているのか、見ることすらできない。
中がどうなっているのか、見ることすらできない。
そういう訳なので、少なくとも宮田さんが皆さんと会うことは恐らくもうないでしょう。
宮田さん達は今も無事でいて、元気に暮らしているようです。
実際に、会うことはできなかったんですけど…… 恐らくは、大丈夫だと。
実際に、会うことはできなかったんですけど…… 恐らくは、大丈夫だと。
あの人はもうこの世界に関われないことにショックを受けていたといいますが、立ち直ることもできたようです。
皆さんの事を心配しているのは変わりませんが、今は、宮田さんは自分の人生を生きているそうです。
皆さんの事を心配しているのは変わりませんが、今は、宮田さんは自分の人生を生きているそうです。
……と言って皆さんが納得するかどうかは、わかりませんが。
そして、宮田さんに関してもう一つ話しておきたいことがあります。
僕は今住んでいる場所に来て、無数に枝分かれした宇宙の姿を目の当たりにしました。
いなくなった誰かが、もういないはずの時期に起きた事件に現れているのを見ました。
救うことが出来なかった誰かが、あなた達の街で平和に過ごしているのを見ました。
戦いも何も無く、みんな穏やかに過ごしているのを見ました。
救うことが出来なかった誰かが、あなた達の街で平和に過ごしているのを見ました。
戦いも何も無く、みんな穏やかに過ごしているのを見ました。
今も寂れることなく、交流所が賑わい続けているのも見ました。
知っているかもしれませんが、枝分かれした宇宙には、自分であって自分でない、もう一人の自分が無数にいます。
ネタ師にならず、普通の人として生きてる僕もいましたし。
ネタ師にならず、普通の人として生きてる僕もいましたし。
宮田さんも何人か見ました。
街を造ってたり、牢獄に捕まってたり。
後、なぜかここの人たちにそっくりな人がいる学校に通ってたりもしました。
街を造ってたり、牢獄に捕まってたり。
後、なぜかここの人たちにそっくりな人がいる学校に通ってたりもしました。
皆さんの知る宮田さんとは違う宮田さんが、いつか皆さんと出会う。
その可能性はないわけではありません。
その可能性はないわけではありません。
ただその宮田さんは、恐らく……というか間違いなく、誰のことも覚えていません。
名前が少し違っていたり、人となりも変わってしまっているかもしれません。
名前が少し違っていたり、人となりも変わってしまっているかもしれません。
それでも、きっと……イヤな奴ではないと思うんです。 宮田さんなんだから。
証拠なんてありません。 ただ、僕自身がそう信じたいだけです。
証拠なんてありません。 ただ、僕自身がそう信じたいだけです。
だから、僕自身の願いとして、一つ言います。
もしも皆さんの知らない宮田さんが来たら、暖かく迎えてあげてください。
もしも皆さんの知らない宮田さんが来たら、暖かく迎えてあげてください。
昔の友達としてではなく、新しい仲間として。
それと、もしかしたらこのメッセージを見ているかもしれない「中の人」たちへ。
こんな終わり方納得いかないぞ、なんて思ってる人もいると思います。
いや、確実にいるでしょう。
いや、確実にいるでしょう。
ここの人たちだけでなく、皆さん自身も宮田さんが好きだったことを僕は知っています。
あの人の行いを、あの人の言葉を、皆さんは評価していましたね。
あの人の行いを、あの人の言葉を、皆さんは評価していましたね。
宮田さんは僕の中の人だけのものじゃなかった。
それでも、行く末を決められるのは僕の中の人だけだった。
それでも、行く末を決められるのは僕の中の人だけだった。
ほかにいくらでも手段はあったはずなのに、今回、こうなってしまった。
怒っていいです。
怒れるだけ、怒ってください。 例え、それに意味がなくても。
怒れるだけ、怒ってください。 例え、それに意味がなくても。
全てが変わってしまおうとしている今となっては、もはやそうする他、どうすることもできないのだから。
筋が通っていないとはわかっています。
それでも、何もせずにはいられないのなら、何かをするしかないんです。
それでも、何もせずにはいられないのなら、何かをするしかないんです。
僕が今、こうして話しているのもそうです。
……思えば、この世界が変わっていったのはいつからなんでしょうね。
いつのまにか地球のヒトとか、獣人とか、ドラゴンとか、他にも色んなのが出てきて。
初めのうちは、メテオスと関わりのない人って、僕くらいしかいなかったんですがね。
初めのうちは、メテオスと関わりのない人って、僕くらいしかいなかったんですがね。
ましてや、僕がネタ師になる前のことなんて、もうずっと、昔の話。
ずっとずっと、変わり続けていたんですよね。
それに決まった理由なんてなくて。
それに決まった理由なんてなくて。
この世界を操作するあなた達自身の変化に合わせて、この世界そのものも形を変えていった、ってだけで。
それと、僕のことなら、心配しないで下さい。
僕は今、色んな世界を観察して過ごしていますが、たまに僕自身の分身を送り込むことがあります。
僕の手を間接的にでも加えることで、何か良い事を起こせるんじゃないかと思って、ね。
僕の手を間接的にでも加えることで、何か良い事を起こせるんじゃないかと思って、ね。
最近ある世界に送り込んだ僕の分身の一人は、少し事故があったものの、元気に過ごしています。
詳しくは話せないのですが、そこは昔のここに似た世界らしくて、毎日お祭り騒ぎみたいなもんなんだとか。
元から住んでいた人たちにも受け入れられて、楽しい日々を送ってるようです。
詳しくは話せないのですが、そこは昔のここに似た世界らしくて、毎日お祭り騒ぎみたいなもんなんだとか。
元から住んでいた人たちにも受け入れられて、楽しい日々を送ってるようです。
そして、僕自身もそれをそのまま感じ取って、幸せになれるんです。
だから退屈もしないし、寂しくもないんです。
だから退屈もしないし、寂しくもないんです。
皆さんにはその内、僕の中の人から追って知らせがあると思います。
あの日、この世界からいなくなった僕が、その後どうなったのか。
宮田さんたちが、本来どんな運命を辿る予定だったのか。
すべてを明らかにしてもらえるでしょう。
宮田さんたちが、本来どんな運命を辿る予定だったのか。
すべてを明らかにしてもらえるでしょう。
それを聞いてくれるだろう人が減ってしまっているのは、ちょっと残念ですけどね。
本当は僕の口から全てを話したいけれど、それだとちょっとここには記録しきれそうにありませんし。
この辺でおしまいにしたいと思います。
この辺でおしまいにしたいと思います。
僕自身がまたここに来るかどうかはわかりません。
今後、この世界がどうなるかによります。
今後、この世界がどうなるかによります。
ここ最近と同じように、あるいはこれまで以上に、物語としての形が強まっていくかもしれません。
もしそうだったら、僕みたいなのは存在自体が反則になってしまうでしょうから、もう出番は無いでしょう。
もしそうだったら、僕みたいなのは存在自体が反則になってしまうでしょうから、もう出番は無いでしょう。
あるいは……「なりきりチャット」なのに平然と中の人がでしゃばってきたり、
死んだ人が前触れも無く生き返ったりする……そう、昔の頃に戻るかもしれません。
そうなったら…… そうなったとしても、僕は出てこれるかどうか…… 何とも言えません。
死んだ人が前触れも無く生き返ったりする……そう、昔の頃に戻るかもしれません。
そうなったら…… そうなったとしても、僕は出てこれるかどうか…… 何とも言えません。
まあ、どうなるんでしょうね。 これから。
僕が決められるもんじゃありませんし、今はただ見守っていたい、とだけ。
最後に、月並みなセリフですが、僕はここに来れてよかったと思っています。
皆さんのことは、これから先も絶対に忘れません。 うん、絶対に。
……それじゃ。
とりあえず、皆さん、今までありがとうございました。
皆さんと。
今はもうこの世界を離れてしまった人達と。
そして、いつか新しくここに来る人々の幸せを祈ります。
あの人の代わりに。
そして、僕自身の気持ちとして言います。
ありがとう。
そして、
―――さようなら。
[END]